絶妙かつ大胆なサンプリングセンスでモアレコでもかなり話題となった【hikaru yamada and the librarians】の3rdアルバムは<ビート集>と<歌>のコンピ!
2018.10.16 08:38
カリプソをテーマとした2016年の2ndアルバム『the have-not’s 2nd savannah band』が、その絶妙かつ大胆なサンプリングセンスでモアレコでもかなり話題となった【hikaru yamada and the librarians】
前作から約2年ぶりとなる3rdアルバムが到着!
今作は前半に12曲の<ビート>、後半に7曲のゲストヴォーカルを迎えた<歌>という構成の全19曲のコンピレーション形式の作品。
サンプリング・ソースからポップさを持つメロディーに変換する高度なセンスで人気のhikaru yamada。
今作も以前からこだわっている<ワン・ワード縛り>のサンプリング。
ワン・ワード縛りとは、簡単に言うと「単語縛り」
例えばこちらの「rose」M①という曲では、"rose"という単語を含む曲名の楽曲のみをサンプリングソースに使用して楽曲を構築するというかなり高度なセンス。
京都の異形チェンバー・アンサンブル〈中川裕貴、バンド〉の作品や入江陽の2015年作『仕事』を解体したビートも収録。
後半7曲の<歌>では、ゲストで鳥獣虫魚(七針)から2枚リリースしている女性SSWのkyooo、Vlutent Recordsの首領としてABC(Air Boryoku Club)やビートメイク/プロデュースでも活躍している千葉県は松戸市のラッパーVOLOJZA、そしてライブラリアンズの相方である穴迫楓の歌も収録。
CDには「サンプリング・ソース一覧」が付くので、ソースを眺めながらじっくり聴いてください!
hikaru yamada and the librarians
『Everything drops except stamps』
*初回特典: 2018年3月、7th floorで行われたライブ音源DLコード付き!
<ロングセラーの2ndも要チェックです!>
「カリブの欠片が織り成す、美しく青きリズム」