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Kiss, Hug and Smile.

たった1歩の歩みでさえも。

2016.02.02 04:03

閃いてしまった。

藤井みのりさんの素敵な文章の力。


乗り換えのために電車を降りるとき、ふと気づいた。

「この1歩の歩みですら、私をつくるものなのか」


であれば、この毎日の通勤での歩く私はどうだ。

たったこれだけの動きですら、私の人生においてこんなにも尊い。


ピンと背筋が伸びた。

もともと姿勢は良い方。多少ヒールが高くてもそれは変わらない。


恥ずかしながら、私は次の乗り換えまでの道、階段、通路、まるでモデルかのように歩いた。

スッピンにマスクのくせに、首をまっすぐ伸ばし顎をひいた。

いつもの景色を、まるで丸ノ内の整った街中を歩くかのように歩いた。


「それでも私は美しい」


どんな選択をしても、何を選んで何を捨てても

それでも私は美しい。


なんかすべてふっきれた気がした。


今の仕事を続けるも途中でやめるも、

体重が増えようが減ろうが、

過去の自分の選択に後ろ髪を引かれていても、

まだまだ自分という人間を知るには時間がかかったとしても、


いいでじゃないか。


どんな道を選んだって、私が美しいことには変わらないのだから。


どこにいたって、何をしたって、

As you like if you want.

Even though, you are beautiful.

それでも、私は美しいのだから。