パーソナルトレーナー 助産師 鈴江千鶴子

鮭の産卵

2018.10.12 11:09

そろそろ生まれた川に戻って産卵する鮭。

生鮭も塩鮭も、大好物ですが、切り身でこそ調理しやすい状態で有難いです。


一匹魚を、さばくことは昔からできません。

さばく技術もない上に、相当な気合いと勇気と、ゴミ捨ての前日が見事に合わないと無理なんです。


私はただの料理好きで、上手ではありません。

素朴な味付けで、素材の良さを味わうというのが好きです。


まあ、

料理は別の機会にまたお話しします。


今日は、鮭のメスのお話。

川の流れに逆らいながら、

石や木片に傷つきながら。

そこまでしても、遺伝子を残すことが、遺伝子に組み込まれていて、

そうせずにはいられなくなっているのでしょうか。


産卵したら、生涯を終えてしまう鮭。

😅😂😪


ヒト、女性も、堪えられる上限マックスの痛みの中で、我が子に対面。

素晴らしい瞬間です。


パパも感動で涙が一筋、頬を伝うこともあります。


当然、赤ちゃんの産声も心強いBGM

♬😊


しかし、このあとが、

ママの命の危機なのです。


胎盤がまだ出ていないので、しばらく待ちます。その間、出血を止める力がママにあるか否か😵😄😅。


スタッフもママに声をかけますが、

生あくびをしたり、「眠い」とか言われたら、超高速で出血に対応します。


私は、分娩介助しながら、

ママも川を登ったんだって思う時なのです。

母子一体だった時から、二つになるってこれまた凄いですよね。


何があってもママを助ける、

必ず笑顔にする。


赤ちゃんも、大きな声で泣いてもらって

「生まれたよ〜」

「元気だよ、よろしく😊💕」


そして、パパ、忘れないでね。

ママと赤ちゃんの様子を、未来に語り告げる尊い人は、パパであるということを。



命がけの荒行を終えたママは、

日を追って回復しますが、サポート無しではトラブル続出。

丁寧な産後の生活を計画しておきましょう。


パパさん、

いつものママではありません。

荒行前のママではありません。


回復する2ヶ月の間、

パパとして、夫として

できることを全力で支えましょう。


私たち、医療スタッフからみて、

男らしくてかっこいいのは、

ママを支えているパパの姿です。

かっこいい〜😃😄🤨😐😤


命のバトンだね💕💓