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【NEWS】10thアルバム"NEW X CLASSIC"ツアーファイナルに総勢20組超えのゲストが集結 | 開催を目前に控えるDJ RYOWのインタビュー公開

2018.10.16 08:15

「昔は漠然とDJで1番になりたいと思う事はあったけど今の現状は全く予想できなかった。でも音楽を辞めようと考えた事は1回もなかった。そういう時代を経て今活動できてることが嬉しい。最近は特に『経験が1番の財産』なんじゃないかと思う」


岐阜県大垣市に生まれ、名古屋の"BALLERS"の一員となり本格的な音楽キャリアを築き上げてきたDJ RYOW。

2005年にリリースされた自身初のフルアルバム『PROJECT DREAMS』を皮切りに多くの作品を生み出し、今作『NEW X CLASSIC』は記念すべき10作目のアルバムとなった。それと同時に活動20周年を迎え今尚"夢"を追い続けるDJ RYOWにとって節目の1年を締めくくるツアーファイナルが11/3(土)に東京・HARLEMで開催される。


開催を間近に控える中、アルバムに込めた想いをこれまでの活動と共に遡り、DJ/プロデューサー/レーベルオーナー/ブランド運営など多岐にわたる活動を続けるDJ RYOWの心境を伺った。

▶︎前作アルバム「216」のリリースから約2年の期間がありました。その間にもMix Tapeのリリースや各地でのイベント出演と多忙な日々ですが気持ちとしていかがでしたか?

「ただやりたいことをひたすら動いてみたらあっという間に2年間経ってた。もうこんな経ったんだっていう感じかもね。一生懸命にやってたら知らん間に年取ったみたいな」


▶︎「216」リリース以降は次回作に向けたテーマを掲げての活動だったのですか?


「実際全くなくて。1枚アルバムを出してツアーを回ってファイルを迎えて…と繰り返す毎に次はこういう事がしたいと自然に出てきてそこに走っていく。だからもう成り行きというか自然な流れで動いている」


▶︎前作のアルバムタイトルが「216」そして収録曲「Outro feat.ILL-BOSSTINO」では地元・大垣での撮影を行うなど、さらに地元、自身のルーツへの感謝・愛情を感じました。


「誕生日の『216』なんだけど、自分自身をタイトルに付けたのは『216』が初めて。大垣でPVを撮影したり、じじいになって色んな愛情が出てきた。大垣で生まれた事は誇りに思うし、家出して出てきた名古屋、そして出会った人たちにも感謝している。音楽で言えば育ててもらった街が名古屋で、産んでもらった街が大垣で。だからこの2つは自分にとって大事な街。名古屋は地元じゃないけど勝手に地元意識がある。大垣にもまだ1つだけクラブがあって、そこに関しては今回のツアーでも行かしてもらって…できれば生き残ってほしいとずっと思ってる」


▶︎どういうキッカケで音楽、HIP HOPに触れ始めたのですか?


「当時の大垣はヤンキーだらけで自分の周りがみんなバンドをやっててその流れで自分もドラムをやってみたけど向いてないというか…その時期に名古屋のクラブでILLMARIACHIを見た事の衝撃がデカすぎてHIP HOPに勝手に入っていった。同時にCDとかレコードも買い出した時で、ILLMARIACHIは全部持ってて、キングギドラとかその当時の東京のHIP HOPも聴いていた。だけどILLMARIACHIだけ特殊というか…親近感なのかな…近いところにいる人だし見に行きたいと思って勝手にのめり込んでいきDJも勝手にはじめてた。小さい時からずっと一緒に居た子もバンドやってたりで、ハードコアもすごい好きで可児のDEVICE CHANGE、名古屋のWITS END、大阪にも行ったりとか…音楽好きだったかもね。ハードコア、HIP HOP全部」


▶︎元々音楽自体が好きだったのですか?


「当時はBOOWYを聞いていた。布袋ギターをマジックでギターに描いて真似していてでも全然やれんくってドラムにいった。ユニコーンも好きだった」


▶︎RYOWさんのプライベートな部分を教えて下さい。KOWICHI「Bow Wow」のMVでの共演を果たすなど犬好きな印象がありますがいつ頃からでしょうか?

「昔大須のスニーカー屋で働いてた時に当時ペットショップがあってそこを通ったときに一匹のパグとめちゃくちゃ目があった。それまで全く犬に興味がなかったけど中で触らせてもらって、財布にお金は無かったけど一人暮らしでなんとか飼ってみようと思い値切って、1年で返せる額まで落として月1万のローンで買ったのがゴマでそこからハマった。それまでは犬=怖い。大垣には野良犬が多くて怖かったけど犬最高!って目覚めたかな」


▶︎今じゃ犬のinstagramアカウントもありますが。

「自分のアカウントより犬のアカウントの写真の方が頑張っている。いろんな写真アプリ取ったりして(笑)」


▶︎お酒を飲まれる印象がありませんが元々飲まないんですか。

「全く飲めんくって。飲むとすぐ眠くなるし帰りたくなっちゃう。でも不思議な事にラスベガスに行くと飲める(笑)。ラスベガスが好きというかラスベガスでやるカジノが好き(笑)。ラスベガスのカジノで勝った時の喜びはちょっとレベルが違うね(笑)。ある意味夢がある(笑)。子供の時描いてたアメリカってラスベガスで…そこでカジノ1発目で勝ったから大好きになったかな(笑)。でも、ニューヨークが一番好き。」


▶︎音楽以外の趣味を教えて下さい。

「ネットフリックスで海外のHIP HOP関連の映画とか大好きで見たりする。でも最近それも全部見て…ちょっと時代は古いけど米倉涼子が出とるドラマの良さがわかった(笑)。あんま日本のドラマとか今まで見てなくて…」


▶︎活動20周年、10作目のアルバムということで節目の1年でもあるとおもいます。実感はどうですか?

「作っていった時に『今回何枚目なんだろう』と思って数えたら10枚目だった。気持ち的に音楽的な変化はないけど、歳を重ねていろんな若い子とセッションすることが増えて興味が出てきた。今作でも若い子と制作する中で得るものがけっこうあった。音楽もそうだし、考え方も。時代とともに変化してたけどいい意味で見れた事でバイブスをもらって得たことが大きかったしまたいろんな事やりたいなと思えた。 歳を取ったのに気持ちは若返った。DJ立つ時は常に提示型で伝えていきたいし、イベントでも自分が1番年上な状況も多々出てきたしっかりしようと思えてきた(笑) 今までは自分はまだ若手と思っていたけど、先輩、後輩も増えたなかで、最近気持ちがフレッシュになって変化がでてきた」


▶︎20年間のキャリアの中でRYOWさん自身の「変化した点」と「相変わらず変わらないこだわり」を教えて下さい。

「HIP HOPの音、ファッションも時代によって変化してきてるけど、「自分が好きなHIP HOPを貫くこと」ここは絶対変わらない。でもその中で時代もキャッチしながら自分なりのHIP HOPを作っていく。そこが1番大事かな」


▶︎活動20周年の中でターニングポイントになった1枚を教えて下さい。

「1枚目のアルバムかな。『WHO ARE U?』がシングルでリリースされた後に出したのが1stアルバム『Project Dreams』。制作期間1カ月でビートもレコーディングもしたし限られた予算で作り上げ思い出深い。そこで制作の勉強になった1枚でもある。

あと謎に自信があって…機材も手探り状態で制作してたことは今では恥ずかしいけど、音のチープさがあれはあの時代でよかった。あとは今回のアルバムかな」


▶︎日本でもDJ兼プロデューサーがけっこう増えてきている。その中でもRYOWさんは既に活動初期の頃から両方をこなしている。当時から意識していたんですか?

「DJやるだけで精一杯で全くなかった。名古屋にきてたまたま色んな人と出会った中ですぐBALLERSに加入したけどフライヤー撒いたり、チケットを売ることなどで付いてくのに必死だった。でもお金がなくても服を売ったりしてレコードは毎週買い続けていた。いつかDJとしてなんとか成り上がりたいとは思っていた。 BEATを作りだしたのはM.O.S.A.D.のアルバムとか"E"qual & DJ RYOWのカセットとかAKくん(AK-69)や自分たちのENDLESS FILEのデモテープを作る前にやってみようかなと思って、ガッツリローンで(笑)。でも、やってくうちにどんどんハマっていった。M.O.S.A.D.の時はほぼ強制だったかな(笑)仕事も全部辞めてヒロシさん("E"qual)と住み込みで(笑)でもそれがあってタフさとサバイブしてる感を味わえてた。


▶︎当時の作曲方法を教えて下さい。

当時はサンプリングで制作してたけど、原盤、著作権の申請するとかを知らなくてリリースする時に許可が降りずビートを作り直したり。その経験からも権利の事など学んだ。また、その当時機材を買いまくって借金400万くらいあった。『DJもビートメイクも人に聞いてやるのが嫌で』借金地獄の中作ってた(笑)全部独学で。でもあの当時は何も怖くなかったし、勢いって大事だなって」


▶︎これまでにも数々の先輩の名前が挙がっていますが影響は大きかったですか?

「普段は近いのにステージでみると存在が遠すぎる。ご飯食べててもちょっと緊張してたりとか…すごいオーラがあった。また、M.O.S.A.D.が自分の1番の親というか。これは死ぬまで変わらんだろうなと。その中でAK君やPHOBIAやWCCなどと出会えて…そういう時代を経て今活動できてることが嬉しいなと思う。最近は特に「経験が1番の財産」なんじゃないかと思う」


▶︎当時は今の現状を予想していましたか?


「昔は漠然とDJで1番になりたいと思う事はあったけど今の現状は全く予想できなかった。でも音楽を辞めようと考えた事は1回もなかった」


▶︎今作ではBAD HOPの面々からJP THE WAVY、Cz Tiger、MIYACHIら若手ラッパーの起用も多くより一層フレッシュな楽曲も多く感じたのですが彼らにオファーした意図を聞かせください。

「彼らの曲を初めて聴いた時にやべぇと思ったやつや、LIVEがかっこよかった人に声をかけてた。唾奇もそうだった。音源とLIVEが1番デカイかな。あとはコンタクト取ってみて、一緒にセッションできそうと思ったら1回作ってみる。みんなアーティストだしそれぞれ考え方も違うしやり方も違う中で共通して言えるのはみんなHIP HOPが好き。そんな話を聞いたり、話したりして作っていくのが単純に楽しかった」


▶︎世代が違う中で得るものもあったんですか?

「得るものばっかというか、ラップとかに関しては音源と LIVEで認めているし出来上がった曲もその子たちのことを信用しているから100で来てくれたら俺も100で返せばいい作品ができると思って作っている。後はバイブスや考え方で得るものが大きかった。若いときの気持ちに戻れるというか、自分がフレッシュな気持ちになれるというか、ピュアな気持ちに戻れる感じがした。次作るときは高校生の子とかもやってみたいなと思う。歳とか関係ないなと最近思う。でもやっぱり年上の人たちも今までのHIP HOPのルーツを作ってきて今も残ってやってる人は、ヒップホップのラブ度が半端ねぇなと思う。だからヒップホップ好きだといろいろできるなという所に落ちた」


▶︎アルバム全12曲の中でも印象に残っている曲はありますか?

「例えばKOJOEの曲だと、話し合って気持ちが合った状態で曲を作ってくれて『1回作ったら送りますね』と言われ、すごいのが送られてくるんだろうなと想像していたらその想像をいつも越してくるのがKOJOE。 レコーディングに立ち会える人はなるべく立ち会ってとっている。MIYACHIもニューヨークで1回会ったり、唾奇も沖縄で会った。でもその時はできなかったけど、後にできたのが『all green』 結構ギリギリまでかかったけど本当に唾奇自体が納得できる曲になったから、今いろんな人に聞いてもらえていると思う。 他にも『WHO ARE U?』のRemixでいうと紅桜とT-PABLOWとTOKONA-Xの墓に一緒に行った。というのも2人とも共通して1回お墓に行かしてくれと言われた。その言葉を聞いてスゲェなと思ってお墓に行きレコーディングした。その時にやっぱりTOKONA-Xすげえなと思わされた。T-PABLOWは22歳ですごい歳も離れていて絶対見たこと無いのにそこまで行くんだ…みたいな。日本のビギーだなと感じた」

▶︎今作でも「WHO ARE U?」「NEW YORK NEW YORK」がRemixとして、 「モクメのGRIP」ではTOKONA-Xの声を活かした楽曲が収録されています。RYOWさんにとって欠かせない存在ですがTOKONA-X作品を作 り続ける理由は?

「やっぱりただ、大垣に住んでいた時から1ファンで、BALLERSの先輩、ボスっていうのは抜きでただの1ファンなんかなって。勝手に作りたくなっちゃう。今回「NEW X CLASSIC」ってタイトルでX=かけるという意味と、10枚目=X、TOKONA-Xのアルバムからの引用もありトリプルミーニングにしている。その中で狙った曲は実際無くて、自分が作っていく上でこれはやりたいと思った曲を入れただけで、自然になった。だから頭の中から外れる事は絶対に無く、一生憧れの人だしボスでもあるし1番のファンなんじゃないかなと思う。次もアルバムを作っていく中で自然にできたらいいなと思う。今も頭の中にやりたい事は1つあるけど作ってみて納得が行けばアルバムに入れるし…。やりたい事は常に音楽の中で勝手に出てくるからまだやれているなぁと感じがする。それがなくなったらほんとにやめようと昔から思ってたけど全く来る気配がない。死ぬまでやって行けたらいいなと思う」

▶︎本作では、これまでにも多くの制作を共にしら相棒GROWTHとの楽曲をはじめ、SPACE DUST CLUBのBeatが多く感じられますが新たな発見はありましたか。

「けっこう広がったきがするね。Growthとやるときは"THE HIP HOP"な形で好き勝手にやってて、SPACE DUST CLUBに関しては、この曲をどんだけこういうとこに持っていこうと意識してるためちょっとスタンスが違ってくるところが今やってて面白くて、それも今回新しい挑戦としてやってみて楽しかった。新しいことをしていくと自分たちもフレッシュになれるしただただ楽しい。同じことを繰り返す中で新しくしながら変化していくことってスゲえ大事だなと思った」


▶︎フルアルバムをはじめ、日本各地から海外でのDJ、NEXT GENERATIONのMix CD、MixCloudへのMixアップなどHIP HOPにどっぷりな状況ですが何が原動力となり突き動かしているのですか?

「年3回くらいニューヨークとかラスベガス行ってて、それは遊びなんだけど遊びじゃないというか、行くことで現地でライブ見るとかDJやったりとかちょっと遊びにカジノ行ったりとかそういうことで全てHIP HOPを体感しながら『俺もこうしたい。』『俺もこうなりたい』とかの影響がそこに行くのかなと思ってる。後はDJで毎週末違う地方に行かしてもらってるのもすごい刺激になる。今年だけで40都道府県は行ってる。人がおってもいなくても1年に1回行くところでまた1年前のみんなと会ったりを繰り返してる。全然田舎なのにめちゃくちゃ人が入ってて超ヒップホップが盛り上がってる街もあるとそういう所も刺激になっている。そういうことが走っちゃう理由なんだろうなと思う。 例えばこの曲盛り上がるでしょうと思って作ってDJで流してもウケんかった時でも、来年には音でガッツリ盛り上げたろって思う。そういう時は反省じゃないけど、まだ全然足りんなっても思う。まず自分が有名になったって言う感覚がまずないから。だから、もっともっともっとと常に思えるようになっている」


▶︎DJでありプロデューサーとして活躍する中で切り替えるポイントはありますか?


「ずっとクラブミュージックとしてどこまで首が振れるかっていうのに昔は特化してたけど、最近はいい意味で広がって、HIP HOPも音楽としてどこでも聴ける楽曲としてどのジャンルにも勝る音楽にしようと思えている。それはPOPとかキャッチーではなくて、音のクオリティーだったり色んな面も含めて『やっぱり1番かっこいい音楽はHIP HOP』と伝わるように音でどれだけリリックを持ち上げられるかなど目的に合わせてはめれるようになった。前までは『首が触れんかったらヒップホップじゃない』という考え方の時もあったけど、今はそういうのも全然なくて、音楽としてこの曲はこういう曲だからここを目指して進めていこうと考えれている。なので用途に合わせて制作することもある。

今作で言うと10曲+2曲のボーナストラックがあって、その中で10曲に関しては10通のパターンとしてアプローチしてきた。でもアルバム1枚で聴くとバランスよくまとまっているアルバムにしたかった。


▶︎「THE MIX TAPE VOL2」リリース時の映像インタビューで作品の聞きどころとして「日本人のHIP HOPがイケとる」と。具体的に日本のストロングポイントは?


「アメリカのラップにはアメリカンにしかないかっこよさもあるけど、日本には日本語ならではのかっこよさがあるなと最近思う。英語にこだわってなくてもかっこいいし、何より日本人だから伝わりやすいと言うのもある。中でもリアルなことを歌っているラッパーが大好き。ファッションとかじゃなくて僕の人生HIP HOPみたいな。そういう人の曲はそういう人しか書けない曲だし。

ディぐるというかまずは知り合いや友達の音楽聴いてそこから飛んでいく。最近はよくいろんな土地の若いラッパーから曲をもらうことも多い。とりあえず一通り絶対聞くし。ラップのクオリティーが若くなっても高い気がする。昔の人が頑張った分根付いて行っている事もあってラップっていうのが昔より身近な環境にあってクオリティーが高まっているのかな」


▶︎今気になる日本人のラッパーは?


「JIN DOGGとかいいなぁと思うし、 もっと若い高校生の子とかもやってみたい。前名古屋で開催された高校生ラップ選手権を見に行った時も、気になる子が何人か出てやっぱラップうまいなって思う。あとは今後音楽やりながらどこかで出会えたら曲が生まれたりもするのかなあって思ったり。あと、俺の1個上が78年組でそこのメンツはかっこいい人が多くて憧れてる。自分はぜんぜん78年組じゃないけど78年組集めて曲やりたいなって。そこにやられて音楽やりだしてる世代だからやれるチャンスがあれば是非って感じ。『憧れはやっぱ一生憧れなんだと思う』

▶︎11月3日は全国ツアーファイナルと、活動20周年を記念したアニバーサリーライブの同時開催ということで超豪華アーティスト勢揃いですが間近に控える今の心境を教えて下さい。

『まじで人入って欲しいなあって。(これは心の声ね(笑)』でも早く体感したいかな。やる気は満々なんだけど、いい意味での緊張もずっとあるし、でもあれをやった時の達成感を早く味わえたらいいなと思う。でもやっぱりいろんな人に来て欲しいって言うのももちろんある」


▶︎アルバム客演参加以外の方もいますが?


「本当に色んなアーティストが出てくれるからその日にしかできないショーができたらいいなと思うのと、今までで自分がやるイベントの中では1番の夜になるんじゃないかなと思う」


▶︎2年前に同じHARLEMで行った アルバムツアーファイナル(TOKAI X BULLSHITとのWネームイベント)から2年、イベントに込める思いとは。

「今回は『NEW X CLASSIC』のアルバムツアーファイナルと活動20周年記念ってことで全てをミックスした自分にしかできないLIVE、DJの内容で世代を超えたイベントにしようと思っている。俺だからできる、DJだからできるイベントをゲストのみんなと作れたら最高かな」


▶︎ツアーファイナルイベントの見所はありますか?

「今まで出した音源はもちろん、ライブ当日に初めて披露する曲もある。それは今までやったことがないから楽しみ。新しいメンツでRIRIとSALU、SOCKSで作った曲がすごいよくて。音源は出てないけどこの日にどうしてもやりたいなと思ってライブ初披露が決まった。実はこの曲に11/3以降の今後の自分の気持ちも入ってる未来の曲になっている、だからそれもあってツアーファイナルでやりたかった」


▶︎RIRIさんとの初制作はいかがでしたか?


「結構前からチェックしてて、とりあえず歌上手いなと思ってた。LIVEも素晴らしかったし、この子いつか曲やりたいなと思って今回オファーした。しかも未来しかないRIRIにHOOKを歌ってもらいたい願望もあって今回やれてよかった。


▶︎この先どんなDJでありたいですか?


「じじいなんだけど若いねって言われるDJでいたいね(笑)気持ちは常に若くというか、じじいになっても夢を持っていたい。そしたら必然的に走るだろうし。後はもう今までの継続じゃないけど、もし時代がHIP HOPじゃ無くなったとしても、自分なりのヒップホップ感を崩さずHIP HOPを追いかけたい」


▶︎リスナー、ファンへのメッセージをお願い致します。

「11月3日の場所は東京なんだけど、東京の人も東京じゃない人も、もちろん名古屋・岐阜は特にHARLEMに集まって欲しいなと思う。この日来てもらったら、今後自分がやっていくことも伝わると思うし、やっぱり名古屋・東海地方のHIP HOPがカッコイイと思うから東海地方のHIP HOPをみんなで大きくできたらいいなと思う。あとは東海地方じゃない人も来て欲しいし、HIP HOP好きな人がみんな集まってもらって最高のイベントになったらいいなと」


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