今日はダブルヘッダー観戦…1年半ぶりの東京女子プロレス
10月13日 東京女子プロレス「HOW DO YOU LIKE OSAKA?」大阪世界館 275人超満員札止め
<第1試合 20分1本勝負>
○滝川あずさ ラク(11分15秒 片エビ固め)ミウ ×ヒナノ
※ブロードキャスター
<第2試合 15分1本勝負>
○まなせゆうな(5分53秒 片エビ固め)×上福ゆき
※踵落とし
<第3試合 20分1本勝負>
○ブリシア・ケリー ヒカリ(15分10秒 片エビ固め)×山下実優 伊藤麻希
※アスティーオ・パローシィス
<第4試合 15分1本勝負>
○優宇(7分38秒 片エビ固め)×ハイパーミサヲ
※パワースラム
<第5試合 20分1本勝負>
坂崎ユカ ○瑞希 中島翔子(13分32秒 片エビ固め)才木玲佳 天満のどか ×愛野ユキ
※ダイビングフットスタンプ
今回の観戦はダブルヘッダーで、昼は東京女子プロレス、夜はBASARAを大阪世界館で観戦となった。まず東京女子の観戦は昨年の4月以来で1年半ぶり、駐車場が見つからず、開催10分前にやっと会場入りも館内は用意されたイスはギッシリ埋められて超満員、大会前のMCでは年に6回は大阪大会を開催する予定だそうだが、現在の勢いを見てもエディオンアリーナ第二競技場に進出してもおかしくない。
またMCの前には物販で販売されるはずだった滝川あずさのラスト写真集が東京に忘れてくるというハプニングも発生、どうも忘れてきた張本人は甲田哲也代表だそうだが、このことが今林久弥APにバレ、DDTの本隊興行で突っ込まれなければいいんだが…
伊藤リスペクト軍団の歌の後で試合がスタート、第1試合の滝川 ラクvsミウ、ヒナノは、滝川以外の三人はアイドルのアップアップガールズの面々で年下ばかり、それを根に持ってか滝川は若い二人にサミングやストンピングを落とすなど嫉妬を剥き出しにするだけでなく、コーナーに下がっても実況をする。終盤はコーナーからダイブする滝川をミウがキャッチしてカナディアンバックブリーカーで追い詰めたが、逃れた滝川が結婚したいエルボー、サイドキック、トラースキックと畳み掛けてからブロードキャスターで3カウントを奪い勝利となる。
第2試合のまなせvs上福は、先輩であるまなせが「もっと頑張らないと!」と激を飛ばすが、これに逆ギレした上福がまなせの女子力が低下しているだけでなく、「おばあちゃん臭くなっている」と老化していることを非難しつつ反撃する。しかしエルボー一発でなぎ倒したまなせがビックブーツを浴びせ、丸め込みで粘る上福を踵落としを浴びせて3カウントを奪い勝利を収める。
第3試合のプリンセス王座前哨戦は、王者の山下が挑戦者のプリシアに顔を舐められてから失速、プリシア組に捕まってしまう。やっと交代した伊藤もプリシアにツインテールを掴まれながらのキャメルクラッチに捕まるなど、プリシアの不気味さの前になかなかペースが掴めない。終盤は山下とプリシアの一騎打ちとなり、プリシアがSTOを決めカバーに入り、伊藤が倒れこみヘッドバットでカットに入るが山下に誤爆、プリシアは山下をクロスフェースで絞めあげ、最後はコーナーからのスリングブレイドことアスティーオパローシィスで3カウントを奪い、前哨戦を直接フォールで制する。
セミの優宇vsミサヲは、急遽ハロウィンマッチとなり、ミサヲは優宇にカボチャのお面を被せるが、実はお面の眼の部分が塞がっており、眼が見えなくなった優宇をミサヲガ攻め込むが、ショルダータックル一発でなぎ倒されてしまう。面を取った(最初から自分で取ればよかったと思うが…)優宇はミサヲを攻め込もうとするが、待ったをかけたミサヲは「トリック・オア・トリート」でプロテイン入りのお菓子をプレゼントも、油断したところでサミングから丸め込むが、キックアウトしたミサヲが片羽絞めで絞めあげ、粘るミサヲのクロスボディーをキャッチした優宇がパワースラムで勝利となる。
メインの坂崎組vs才木組の6人タッグ戦は、序盤こそは瑞希が才木組に捕まるも、坂崎組がスピードを生かして反撃し天満を捕らえて形勢を逆転させる。終盤には才木がパワーを前回にして攻め込むが、坂崎組が連係で愛野を捕らえ、坂崎の魔法少女スプラッシュの援護を受けた瑞希がダイビングフットスタンプで3カウントを奪い、坂崎組が勝利。試合後は出場が決まっているDDT両国大会に向けて気勢を挙げて大会を締めくくった。
久しぶりの東京女子の観戦となったが、ますますアイドル化が進行しているという印象を受けたが、もし異分子的な存在が入ってきたらどうなんだろうとも思ったりする。そういった意味では東京女子は勢いはあるけど、まだまだ発展途上の段階なのかもしれない。
(ブログに掲載されている以外の写真はこちら)