京都国際映画祭「シンデレラ・プリンセス特集」特別上映会を開催しました。
京都国際映画祭 特別上映会として、10月12日に開催しました「シンデレラ・プリンセス特集」は、おかげさまで満席となり、たくさんの方に楽しんでいただくことができました。
PRINCESS MUSEUMかわたまさなおコレクション、及び、おもちゃ映画ミュージアム所有の、約100年前の貴重な無声映画フィルムを鑑賞した今回の上映会。
無声映画フィルムに合わせた生の活弁士の大森くみこさんによる語りと、ピアノニストの天宮遥さんによる生演奏で、ライブ感のあるとても楽しいサイレント映画上映会となりました。
活弁士の大森 くみこさんはシンデレラの灰かぶりの衣装にホウキとかぼちゃを持って登場!
ピアノ演奏の雨宮遥さんと共に、とても楽しく素敵に盛り上げてくださいました。
さらに、MCをしてくださったRoba Robertaさんが、1858年のシンデレラ絵本から再現制作したドレスを着てくださり、とても華やかな雰囲気に!
ドレスがとてもお似合いで素敵でした。
サプライズ作品も含め合計8本のフィルムを上映し、弊社社長でシンデレラコレクターの かわたまさなお が解説させていただきました。
みなさんの笑い声も起きる和やかな雰囲気で、本当に楽しい上映会となりました。
主な上映作品は下記の通りです。
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1922年 ドイツ ロッテ・ライニガー作:グリム童話版
世界的に有名な切り絵作家ロッテライニガー氏による切り絵のシンデレラ映画です。
この物語には魔法使いやかぼちゃの馬車は出てきません。
また、悪い事をすると罰があたると言う教えも描かれております。
では、どうやって舞踏会に行ったの?
それは、心温まる物語ですのでぜひ見て感動して欲しいと思います。
1954年 ドイツ ロッテ・ライニガー:シャルル ペロー版
世界的に有名な切り絵作家ロッテ・ライニガー氏による切り絵のシンデレラ映画を元に、
1954年に作られたシンデレラ物語です。
この物語には魔法使いが登場し、ドレスに変身してかぼちゃの馬車で舞踏会に行く、よく知っているシンデレラ物語です。
1923年 ドイツ ヘルガ トーマス主演 シャルル ペロー版とグリム版の合作
ワイマール共和国(現ドイツ)の時代に活躍した映画製作会社ウーファ(UFA)が制作した
実写版のシンデレラ物語です。
ヘルガ・トーマス主演で、魔法使いが出て来てシンデレラは舞踏会に行き、王子と出会うが12時の鐘が鳴り逃げ切るが、途中で靴を落としてしまい、もう一度お城に行く事になりまた靴を落としてしまう。
それを見つけた王子はあの娘があの時のシンデレラだと気づき後を追うが逃げられてします。
ここまでは、誰もが知っている物語ですが最後の場面が予想を覆す展開に思わずびっくりなシンデレラ物語です!
1953年 イギリス エリザベス2世の戴冠式の映像
1953年6月2日にウェストミンスター寺院で行なわれたエリザベス女王の戴冠式。
その模様はイギリス連邦内だけでなく、当時の最新メディアであるテレビにより、世界各国に中継されました。
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他にもサプライズで4本のサイレント映画を上映しました。
上映会の様子は、京都国際映画祭の公式サイトでも紹介して頂いています。
https://kiff.kyoto.jp/news/detail/61
また、このような上映会ができたら嬉しいです。
来てくださったみなさま、ありがとうございました!
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京都国際映画祭 特別上映会「シンデレラ・プリンセス特集」
【上映作品】『シンデレラ』(ロッテ・ライニガー監督)、『エリザベス2世戴冠式』(記録映画)など。 【日時】10月12日(金) 入場受付18:30~ 開演19:00〜21:00
【会場】ワコールスタディホール京都 1階
【入場料・予定人数】無料 50名~100名
※場合により入場制限をさせていただく場合ございます。 詳細はこちら https://www.wacoal.jp/studyhall/event/kiff2018.html
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