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丸藤&彰俊がフーリガンズの罠を打ち破り防衛!ジャベリンを解禁した鼓太郎は原田を血祭りに!

2018.10.14 20:00

10月14日 NOAH「Autumn Navig. 2018」神戸サンボーホール 235人


(アピール、コメント、写真などはプロレス格闘技DX非会員版より)

<第1試合 15分1本勝負>

○井上雅央(8分35秒 逆エビ固め)×稲村愛輝


<第2試合 20分1本勝負>

大原はじめ ○熊野準(10分36秒 アルゼンチンバックブリーカー)小峠篤司 ×藤永光司


<第3試合 30分1本勝負>

拳王 ○清宮海斗(13分15秒 反則勝ち)長井満也 ×KAZMA SAKAMOTO

※凶器攻撃


<第4試合 30分1本勝負>

小川良成 ○鈴木鼓太郎(12分0秒 レフェリーストップ)×原田大輔 宮脇純太

※ジャベリン


【試合後の鼓太郎】

▼鼓太郎「どんな気分だ? 大好きなベルトで殴られて、追い込まれる気分は。屈辱だろ? 30日はもっと屈辱的な勝ち方であのベルトをもらう。だからこそ、よーく勉強してこい」

 ――原田は『鼓太郎が何をやって来ようが対応してやる、俺は片山ジャーマン一発で決める』と言っているが?  

鼓太郎「ぶはは(笑) そりゃこっちのセリフだよ。片山ジャーマン一発? 違うだろ(笑) 片山ジャーマン“しか"ないんだろ? 引き出しの数が俺とは違うんだ。それに片山ジャーマン一発で俺が仕留められると思ったなら、それは大変大きな見当違いだな。俺の受け身を甘くみるなって。何千、何万と取ってきた受け身なんだ。しっかり吸収してやる。しかも、あんなモン、喰らわなきゃなんてことはない。そんなに勝ちたいんだったら、片山ジャーマンを超える、俺の知らない何かを用意してくれ。…同格と思うなよ?」

 ――くぐってきた修羅場が違う? 

鼓太郎「当たり前でしょ。やってきたことが違いすぎるでしょ」 

 ――前哨戦続くが? 

鼓太郎「まぁ明日もあさってもあるし、横浜ラジアントもある。まぁゆっくりやろうや。ゆっくりな」


<第5試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分1本勝負>

Hi69 田中稔 ○金本浩二(16分56秒 体固め)×YO-HEY HAYATA タダスケ

※ムーンサルトプレス


【試合後のHi69&稔&金本】 

稔「このベルト、確かに持ってますけど、最近ただ単に入場する時のアイテム化してるんで。意味のある挑戦者と、意味のある防衛戦ならガンガンやりたいです。意味が無ければやりたくないですけど」

※金本が手を挙げる  

金本「意味のあるタイトルマッチで勝負しようや。でも…タッグなんやろ? うーん…。まぁ、以前Hi69にはWEWのベルト挑戦させてくれって言われて、挑戦させたことある。だから今度は受けてもらう番や。でも…パートナーがいない! ということで俺の声を聞いて、誰か反応してくれれば、組んでやってもいい。俺のこの言葉に反応するレスラーがいれば、手を上げてくれ。とりあえず今日はありがとう!」  

稔「ありがとうございました! 金本さんと組んで、このベルトに挑戦したいレスラーがいたら、今すぐ金本さんのツイッターをフォローしろ。俺のもしろ!」

Hi69「いねーだろーな…そんなヤツ…」


<第6試合 30分1本勝負>

杉浦貴 ○モハメド ヨネ クワイエット・ストーム(16分18秒 片エビ固め)中嶋勝彦 潮崎豪 ×マサ北宮

※ファンキーバスターボム


<第7試合 GHCタッグ選手権試合 60分1本勝負>

【第45代選手権者】丸藤正道 齋藤彰俊(20分43秒 片エビ固め)【挑戦者組】×マイバッハ谷口 コーディ・ホール

※デスブランド

☆丸藤&彰俊が2度目の防衛に成功。


 【試合後の丸藤&彰俊】 

――試合を振り返って?  

彰俊「桁外れのパワーと何するか分からないところがあって、個人個人だとアレでしたけど、やっぱりこれはタッグなんで! 互いに支え合って臨機応変にできる。これがやっぱりタッグだってことは見せつけられたと思います」

丸藤「前哨戦で散々、長井とかKAZMAとか介入してきたから今日も介入してくることは分かってた。でも俺たちの力だけで排除したかったから、セコンド就きますか?って試合前に言われたけど、俺は『いらない』って言った。同世代の人間に。結果は見た通り。勝ったのは俺たちだ。今日が始まりだ? どこが始まってんのか良く分からねえ。でもな、(長井が)肩まで髪を伸ばしたら、次は挑戦受けてやる。以上だ!」


 神戸サンボー大会のメインで丸藤&彰俊組の保持するGHCタッグ王座にフーリガンズの谷口&コーディが挑戦、9.9大阪で拳王&清宮から防衛を果たした王者組に現・新世代両軍に宣戦布告を果たしたフーリガンズが乱入し、谷口&コーディが挑戦表明するも、丸藤は実績不足を理由に挑戦を拒否。だが10・4後楽園では丸藤から直接フォールを奪って挑戦に漕ぎつけ、11日の小山でも彰俊がフォール負けを喫するなど猛威を振るっていた。

 大会前に調印式が行われたが、調印書にサインした後の記念撮影で谷口とコーディがベルトを奪って王者組を襲撃、ベルトで殴打した後で長井が丸藤にカツラを被せる暴挙を働く。

 選手権でも序盤から谷口組が王者組を分断して勢いで押しまくり、連係だけでなく長井やKAZMAの介入で彰俊を追い詰めるが、フーリガンズボムを逃れた彰俊がコーディにスイクルデスを浴びせると、谷口を捕らえて丸藤の虎王の援護を受けてからスイクルデスを連発、最後はデスブランドで3カウントを奪い王座を防衛。試合後は長井が「まだ終わりではない」と捨てセリフを吐いて退場し、最後は丸藤がお馴染みとなった「齋藤さんだぞ!」で締めくくった。

 これでヘビー級は杉浦、タッグは丸藤&彰俊のままで「GLOBAL LEAGUE 2018」を迎えることになったが、リーグ戦は現世代に押されている新世代だけでなくフーリガンズの巻き返しがテーマになってくる。新世代でもシリーズ中に拳王と中嶋がタッグながら対戦し激しい攻防を繰り広げるなど、世代同士の激しい戦いも見られるようになった。杉浦との選手権では中嶋もラフファイトに開眼し始めていることから、いつか終わる世代闘争の後も見据えている選手もいても不思議ではない。そういった部分では中嶋&北宮のフライングにも期待したい。


 またジュニア戦線でも動きがあり、第4試合でのGHCジュニアヘビー級選手権の前哨戦ではゴング前から鼓太郎が奇襲をかけ、GHCジュニアベルトを奪って原田を殴打する暴挙を働き、原田が開始早々大流血となってしまう。

 試合も序盤で宮脇もKOされ、久々のタッグとなる鼓太郎&小川が、かつて三沢光晴&小川の見せたような流れるような連係も披露して孤軍奮闘する原田を蹂躙、最後はRATEL'S勢に見せ付けるかのように鼓太郎が奥の手であるアッパーカット式エルボーことジャベリンで原田をKO、試合はストップとなって鼓太郎が前哨戦を制した。小川と鼓太郎は鼓太郎がNOAH在籍時からよくタッグを組み、小川は三沢のパートナー、鼓太郎は三沢の付き人と繋がり深い関係でもある。鼓太郎のNOAH参戦を小川が一番歓迎していたことから、小川は鼓太郎がNOAH参戦時のパートナーとなるのか…


 第6試合では地元・関西を中心にして活動する元・新日本プロレスの金本浩二が参戦、Hi69を加えて稔とのタッグである"ジュニスタ"を久々に結成、試合も金本がビンタのラッシュからライガーボム、ムーンサルトプレスで3カウントを奪い、バックステージではHi69&稔にGHCジュニアタッグ王座への挑戦を表明、パートナーに関しては公募とした。GHCジュニアタッグ王座にはHEAT-UPの田村和宏改めTAMURAが挑戦を表明しているが、腰椎椎間板ヘルニアで現在欠場中、そうなるとNOAHジュニアに参戦を表明している大和ヒロシが候補に挙がるが…