今治タオルを贈る
2018.10.16 03:05
色とりどりの今治タオルを、県外の友人や家族に贈ることがあります。
とても喜んでもらえて「肌さわりが違う」とか、「色が、ずっと鮮やかね」などの感想がもらえます。どんな風に使っているかまで教えてくれるので、本当に満足してもらっているのが伝わってきて嬉しいものです。
愛媛に引っ越してきた時に驚いたのは、「タオルとミカンは買うもんじゃなくて貰うもんよ」と周りの人が口癖のように言っていた言葉です。
今治出身の人が多かった環境もあると思いますが、会社の人や知り合いがタオルやミカンを本当に”大量に”くれるので喜びつつ、驚いていました。
私もタオルは「貰うもん」と思うようになり、買わずにずっと過ごしていましたが、今治タオルブランドの浸透で、すっかり価値観が変わりました。
佐藤可士和さんがスゴイのか、大藪社長(販売店 伊織の社長)がスゴイのか、どちらもスゴイのでしょうけど「貰うもん」をお金を払ってまで買いたい贈り物に昇華させたのは、発明に近い偉業のように感じます。