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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』蜜月島mission 11-⑧

2018.10.16 23:00

臣はなにも言わず隆二の隣に座り、グラスにシャンパンを注ぎながら言った。




「どうした?嫌になったか?」




憮然とした表情で報道番組を見ている。




「…野暮なことは聞くなってか?」




隆二が何か言おうとしたが、同時に二人の腹がぐぅーっと鳴った。




「腹が減っては…か」




臣はまた立ち上がってキッチンへ消えていった。




「酒の肴ならいらねぇよ!」




返事はない。




隆二はまたイッキ飲みして3杯目を注いだ。




「あ‼こら、ひとりで一本開けんなよ」




白い大皿に生ハムやキャビア、クラッカーなどを盛ってきてベッドの上に置いた。




「…うそ、ここで食うの?」




「なんか文句あっか?」




「ベッドカバーやシーツが汚れたら俺らで洗濯しなきゃいけないんだぞ!」




「わかってるよ、お前が面倒だって言うなら、俺が洗濯係かって出るし」




「よく言うよ、俺より面倒くさがりのくせに…」




「その点はご心配なく」




二人は飛び上がるほど驚いて声が聞こえた方を同時に振り返った。




臣が開けっ放しで出てきたキッチンのドアの前に、それは両手を軽く体の前で組んで恭しく立っていた。






to be continued…