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空井戸サイクル

2019見聞録 その4。

2018.10.17 08:19

本日は晴天なり本日は晴天なり。

そんな好天の下、朝から向かうは大阪城。ではなく隣の大阪城ホールで行われる展示会。

今回はミズタニ自転車さんの展示会なのですが様々なメーカーさんも出展しておられ、さながら合同展示会の様相を呈しとります。

各社展示方法を工夫する中、「レックマウント」さんの展示は八木式アンテナか宇宙ステーションか?といった塩梅で、

非常に興味をそそられはしますが、そもそもメーター類に興味が無いので先を急ぐ事にしましょう。



此方は先日弊店ブログでも紹介したDMRのペダル。

こんなに種類あっては選ぶのも一苦労、と言ってしまいそうになりますがコレでもまだ一部だけ。

フラットペダルは5モデルあり、色選択を含めると・・・なんと34種!

更にビンディングペダルのV-Twinが8色展開ありますから、DMRペダルは42種も選択がある事に。

対して以前はカラーバリエーションで攻めたり渋めのブランドイメージカラーで統一したりと色々変遷を経て来たハンドルバー、

「Wingbar」は第4世代になると共にモノ凄くシンプルなグラフィックに落ち着きました。


ウイングバーは特殊な形状でも無ければ特別軽量とか言った売りがある訳でもなく、価格も¥9,000と見るべき所も無いので、

嫌な言い方をすれば「別にコレじゃなくて良い」と言われてしまう可能性がある製品かもしれません。

しかし「だからこそ」とでも申しますか、DMRがコストバリューで勝負するブランドを脱し、

「DMR良いね」と言って貰えるブランドへ成長したという手応えが、シンプルなグラフィックに現れているのではないでしょうか。



そのブランド改善の大きな原動力となったのはTrailster、Bolt、そしてSledといったレベルの高い新フレーム群で御座いましょうな。

え?なに?良いライダー達をスポンサードしてっからだよ、って?

ええ、ええ、それも込みでブランドってモンですからね。



続きましてはブランド力向上にも改革にも一切興味が無い風に見える「Bar-mitts」の新商品。

あのバーミッツが遂に!遂に重い腰を上げて!ドロップハンドル用バーミッツを!

下ハンが握れる様に改良しました。

改良と言うか、形状的には退化簡素化っぽい気もしますが上・下・肩と3箇所を握れる様になりましたよ。

と、この様にドロップ用はモデルチェンジが行われましたが、弊店定番品であるフラット用は変更無しです。

いや・・・正しくは・・・価格が¥6,400⇒¥7,500へと上がってまいました。

それでも買わずには居られないのがバーミッツの魔性と申せましょう。



次、Patrickのビンディングシューズの扱いがミズタニ自転車でも始まります。

フランス生まれの日本育ち、そんなパトリックがSPDシューズを出したのは少し前の事ですが、

単なるクラシカルなオシャレ系シューズという域に留まらず、上質感さえ漂わす作り込みに興味惹かれていた人も多いのでは?


そんなパトリック、確か姫路で作られているのではないかと記憶しておりますが、

同じく瀬戸内を囲む広島からもこんなSPDシューズが作り出されいてるそうです。

「お・・・おね・・おねみれ?」無理に読もうと足掻いた結果、ワンマイルという英語である事に気が付きました。

外観はモノ凄くシンプルなスリッポン、しかし裏返すとクリートホールがあったり側面に紐を纏めるレースホルダーがあったりと、

普段履きSPDシューズとして結構好感持てる感じではないでしょうか。価格も¥13,000と程々ですし。


注意すべきはサイズ展開がセンチ単位ではなく「SS/S/M/L/LL」という仕分けになっている点で、

最大のLLでも27.0〜27.5相当という事で全体的にチト小さめ&試し履きが出来なかったので実際のサイズ感も不明。



不明と言えば「現物の色味」が不明だったグラベルキングの限定カラーモデルを現物チェック。

ミリタリーグリーンとナイルブルーという事ですが、地味派手の反対の派手地味、いややっぱり地味派手?

なんつーか、こう・・・サーティーワンアイスクリームの世界観に近いモノを感じます。


セブンティーンアイスの方が身に馴染んだ人間からすると、どんな車両に履いたら光るのか想像つきません。

しかし限定生産ですから使うとしても一回こっきり、ならば思い切ってサーティーワン!も良いのかも。

因みにワタクシ、サーティーワンではロッキーロード一択という面白みのない人間です。



と当て所無くウロウロした今回の展示会ですが、最期に「現物無いけどコレ気になるな」というブツを。

Crops初のハブダイナモ用ライト体「800HDJ2・予価¥3,800」です。

スポーツハブダイナモライトとしては最廉価帯でありながらオートスイッチも装備し、

最大照度120ルクスを謳っておりますので配光云々は別としてそれなりの明るさは期待出来そうです。


充電池の目覚ましい発達と共に市場の隅に追いやられた感もあるハブダイナモライトですが、

一時と比べると廉価良品のハブダイナモも増えて来ましたからね、此奴を切欠として復権もあるか?と期待しながら今日は此処まで。