TL アルマダオプティマスプライム レビュー 2023.12.20 04:45 今回のレビューは、トランスフォーマー レガシー より、“TLー48 オプティマスプライム(アルマダユニバーズ)” です。 “超ロボット生命体 トランスフォーマー マイクロン伝説(トランスフォーマー アルマダ)” に登場するオートボットの“総司令官 オプティマスプライム” が、レガシーでリメイク。 23年度のコマンダークラスで発売されました。 いわゆるアルマダコンボイですが、意外にもリメイクされるのは初みたいですね。 ライバルのメガトロンは、既存の流用かつ限定扱いとはいえ過去にもリメイクされていたのに。 まぁ、コンテナ含む変形合体ギミックが肝でもありますし、なかなか難しかったことは想像に難くありません。 しかしもうかなり前になりますが、日本版ジェネレーションセレクトのラインナップとして、“Aコンボイ” の仮称でグレー一色の試作品が展示されていたことがあり、リメイクに期待が寄せられていました。 しかし待てど暮らせど続報もなく、もう諦めかけていた頃にレガシーでのリメイク決定、一般販売という流れに。 なんだろう? 日本だけでやるな。通常ラインでやれ、とお上からのお達しでもあったんでしょうか? 知らんけど・・ ともあれ、間違いなくレガシー2年め、エヴォリューションのなかでも再注目のアイテムだと思われます。 前月発売のアルマダメガトロンが、ぶっちゃけ個人的に今二つくらいの出来だったので、こちらで挽回してほしいという気持ちが強いのですが、果たして・・ でも、それでこっちの出来がよかったら相対的にメガトロンの評価がさらに低くなってしまうんだけども。 レビューしていきます。パッケージ 縦横のサイズはこれまでのコマンダークラスと共通ですが、キングダムまでが縦向きスタイルだったのに対し、モータマスターに続いて今回も横向きスタイル。 表面にべったりと貼られた日本語表記シールもいつも通りですが、なんと今回、日本版限定特典としてオリジナルトイのパッケージをイメージしたスリーブが付属しています。 こちらですね。 イラストは当時のまま、ナンバリングもMCー01、商品名もコンボイ スーパーモードとなっています。 なんとも粋な計らい。 裏面は本来のパッケージイラストに日本語でロゴとキャラクター名が表記されています。 こちらも、シールで隠れていた部分までちゃんと見ることができてありがたい。 スタジオシリーズみたく全部このスタイルにならんかな・・ なお、店頭ではこのスリーブを着けた状態で販売されています。 本体パッケージの裏面はいつも通りですね。 エヴォフュージョンの表記がないけど・・ 合体がエヴォフュージョン扱いじゃないのか? ちなみに中身はこの通り。 既視感(笑)。 実際、1/3の大きさで済むんですけどね。 つまりMPGのトレインボットみたいな細長い箱でも十分。 でもこのサイズだからスリーブも付けられたと思うとねぇ・・ なお、開封時はこのように4つのユニットに分かれていますので、まずはコンテナ付きのビークルモードに組み立てます。 最初に、コンテナ本体にランチャーユニット(仮称)を取り付けるために青色のブロックを開くのですが、 初回はここのジョイントがかなり固かったですね。 ランチャーユニットをはめ込み、 青色のブロックを戻してジョイントで固定。 引っ繰り返して、前方のパネルパーツを下ろします。 これでコンテナ部は完了。 続いて武器を分解。 シルバーのパーツはオプティマス本体の側面に取り付けます。 そして、キャブとコンテナを連結。 軸は5ミリより太く、固定もされません。ただ引っかけておくだけという感じですね。 最後にコンテナ上部に武器を取り付けて完了。 ごつい。 これが嫌いな男子はいないだろうね。 ちなみに、パッケージ側面には変形過程のイラストが描かれているのですが・・ オプティマス本体の変形パターンもまったく違うし、コンテナもこれ封入状態じゃん。ランチャー付いてないよ。 一応再現はできますけど。 接続軸がないので、コンテナはただ乗せているだけです。 それではあらためまして。オートボット 総司令官 オプティマスプライム マイクロン(ミニコン)の目覚めを察知し、彼らを戦いから開放するために地球にやってきたオートボットのリーダー。 沈着冷静で平和を愛し、部下からの信頼も厚い。 しかしそれはリーダーとして相応しい振る舞いを常に心がけているからで、本質的には戦いを好む性格のよう。 ユニクロンを倒したのち、共闘していたメガトロンと個人的な決着をつけるべく戦ってもいます。 トレーラートラックのキャブトップに変形。 牽引するコンテナと合体してスーパーモードに変形可能。 このときの肩書きは究極司令官となります。 さらに部下のジェットファイヤー、オーバーロード(日本名ウルトラマグナス)とも合体可能。 スパークプラグ(日本名プライム)という名のパートナーマイクロンがいますが、今回はリメイクではオミットされています。ロボットモード まずは本体のみのロボットモード。 サイズはボイジャークラス相当デスが、そのなかでもけっこう大柄です。 もう少し小さいんじゃないかと思ってたんですが。 オプティマスというと初代~実写版にしてもシルエットは比較的スマートな印象がありますが、このアルマダ版は盛り上がった肩周りや太めの前腕、脛など、全体にガッチリとゴツめ。 分厚い胸板(フロントグリル)に太いタイヤも格好いい。 最近はわりと細身のアイテムが多いので新鮮ですね。 実際かなりみっちりと密度があり、見ため以上に重くもあります。 頭部デザインもよく見るコンボイ顔の系統ではありますが、ちょっと武骨な感じがします。 目はけっこう奥まった位置にありますね。彫りが深い感じ。 胸部は展開でき、 内部にマトリクスが収納されています。 マトリクスはもちろん取り外し可能。 中央のクリスタル(?)部は無色クリアパーツです。 G1時代のものとはデザインが異なり、プレートのような形状になっていて・・まぁちょっとしょぼい感じは否めません。 オプティマス本体の拳は指の開閉もできないので、手に持たせるといったこともできません。 マトリクスを外した胸部。 マトリクスの取り付けは5ミリ軸ですが、普通の軸ですね。 なんかディティールあってもいいのに・・ 説明書等では触れられていませんが、このマトリクス収納部をさらに開くこともできます。 なかなか凝ったディティールで塗装もされていますね。 なおこの胸部全体ですが、個体差かもしれませんがイマイチかっちりと固定できません。 設計がタイトなのかジョイントが小さ過ぎるのか・・両方かな? まぁ何度か変形させていくとわりと熟れてきましたが。 この胸部パーツを固定する本体部はこんな感じになっています。 はい。お察しの通り、合体変形の際に左右に分割されるんですね。 このため、腰が回りません。 手首はロール可動できますすが、前腕が拳をぐるりと包むデザインなので長物は持てず。 せっかくの可動が活かしきれないのは残念ですね。 脛即面のタイヤの基部パーツは軟質製で、うちに来たものは個体差でしょうが、やや反っていました。 必然的に、ジョイント固定も甘いものに・・ なんでこういうとこに軟質素材を使うのか? 背面。 後ろ姿もなかなかゴツいですね。 長めのリアスカートやサイドスカートも特徴的。 肉抜きはほぼなし。 先にも言った通り、十分な重さもある密度感の高い仕上がりです。 背中(ビークルのルーフ部)にあるオートボットマークは取り外し可能。 こういうパーツも珍しいですね。面白い。 5ミリ軸接続なので、5㎜穴さえあれば誰でもオートボットになれます(笑)。 ディセプティコン版も欲しい。 リアスカートを開くと2つ並んだ3㎜穴があるのですが、 浅いのでスタンド用に使うのは危険。 そもそも3㎜で支えられる重量じゃありません。 脛裏には盛大なネタバレが・・(笑) ここは蓋して隠してほしかったなぁ。付属武装ブラスター メインの手持ち武器ですね。日本版での名称はコンボイガンでした。 本体のみの状態で持つにはけっこう大きめのサイズで迫力があります。 砲口は5㎜穴になっています。ダブルカットアウト 左右前腕の固定装備となる2連装のビーム砲・・かな? ビークルモードではエグゾーストパイプになるものですね。 先端はそれぞれ3㎜軸になっています。 武器は合体させることが可能。 パッケージに入っていた状態ですね。 これがエヴォフュージョンということでもないんだなぁ・・ビークルモード 本体のみではトレーラートラックのキャブトップにトランスフォーム。 モチーフ自体は初代と共通のトレーラートラックなのでオマージュを感じますが、デザインはまったく別物。 車高低め、車幅広めでワイルド感強めです。 車体後部はロボットの脚部ほぼそのまま。 前部・・運転席部分とのバランスはちょっと悪いかなぁ。 というか後部はほぼただの箱ですね。 あと、側面のこの隙間もちょっと気になる。 前輪のカバー部分をもうちょっと伸ばせば隠せたと思うんだけど・・そうなると合体時に干渉するのか? フロントウインドウは無色クリアパーツですが、固定のためのビスがモロに見えちゃってますね。 色付けたほうが目立たなかっただろうなぁ。 なお、この形態でもフロントグリル展開でマトリクスを取り出すこともできます。 ちなみに、ロボットへの変形の際に、まずグリル左右のパーツを動かすのですが、 可動部がけっこう硬めということもあり、ややパーツが外れやすいです。 うちに来たものはとくにこの左側がすぐに外れる・・ トレーラーコンテナ連結。 初代のような見るからに輸送用のコンテナではなく。明らかに変形するだろ、というゴテゴテしたデザインが格好いいに決まっているコンテナ。 本体同様コンテナ部もごつく、でかく、大満足の重量感。 コンテナ自体に備わっている駆動装置が履帯というのもいいですね。好きです。 さすがに履帯自体は可動しませんが、コロが付いているので転がし遊びは可能です。 まぁ、おそらく誰も期待してはいなかったでしょうが、コンテナに本来のコンテナとしての機能はなく、展開および収納という、初代司令官のコンテナのような遊び方はできません。 コンテナの前部には小型のミサイルランチャーと2連装のキャノン砲(砲口は5㎜穴)を備えていますが、 これこのまま撃つと全弾キャブに命中してしまいますね。 また、コンテナ後部の底には意味深な穴が。 今後の展開に期待したいです。 左右に張り出した青色のユニットから展開できるパーツがスタンドの役目を果たし、 コンテナ単体での自立も可能です。 固定砲台とするには武装がちょっと弱いか・・基地モード コンテナ単体で変形できる基地モード。 オリジナルトイの基地モードとは随分違うものですが、まぁいいでしょう。 前年のコマンダークラス、モーターマスターのコンテナも同様に基地に変形できましたが、あちらが組み換え変形だったのに対し、こちらは分解なしの完全変形。 ただ拡張性には乏しいですね。 例のジョイントもないし。 中央部のこのパーツは椅子のようにも見えます。 サイズ的には、マイクロンが付属していたらちょうどいいくらいだけど。 これが椅子としたら前後逆のほうがいいかな? 砲塔部部は回転できるので、これでもいいかも。 ミサイルポッドも前を向きますしね。 オプティマス本体とのサイズ感はこの通り。 ・・うん、やっぱりコアクラス以下絡めたほうがよさそうだ。スーパーモード オプティマスプライム本体とコンテナが合体した形態。 肩書きも究極司令官にパワーアップします。 合体手順は、まずオプティマスを変形させて上半身にし、 同様にコンテナも下半身に変形させます。 上半身を下半身に繋がっているバックパック部分にセット。 これは後ろからみた状態です。 そして赤いパネルパーツをジョイントして固定します。 バックパックとともに上半身を一起こし、 腰部にジョイント。 左右のシルバーのスイッチを押し込むとジョイント部分が真ん中に寄るので、本体を収めてスイッチを離せばかっちり固定されます。 分離させる際もスイッチを押し込むことでロックが外れるので、そのまま取り外してください。 ということで、あらてめたオプティマスプライム スーパーモード! 本来はマイクロンとの合体(エヴォリューション)でこの形態になれるはずなんですが、今回はマイクロンがいないので、単独で変形合体することに。 エヴォフュージョン扱いでもないみたいだしなぁ・・ ともかく、ジンライからのスーパージンライや、セイバーからのスターセイバーのような、いわゆるグレート合体の系譜ですね。 ただプロポーションはやや特殊で、バランス的には若干歪にも感じます。 しかしそれがかえって、強者感の演出にもなっているような・・気がする。 ちなみに、オリジナルトイでは本体からの赤外線受信でコンテナが自動変形するという驚きのギミックが搭載されていたそうですが、そのせいでほぼ可動しなかったという・・ 今回のリメイクでは自動変形ギミックを廃した代わりに全身フル可動を実現しています。 ファンにとっては待望のちゃんと動くスーパーモード、なんですね。 頭部は本体・・というか歴代オプティマスの面影がとくにないデザインですね。 側面の耳のようにも見える飾りとか、蛇腹様になっているマスクとか、なんとなく日本や古代中国の戦国武将が被る兜のような雰囲気もある、独特のデザインだと思います。 その耳のようなパーツはゴールド塗装ですが、 このように展開時のクリアランスがギリギリなので塗装剥げには注意してください。 胸部はビークル本体キャブのルーフ部分が正面に来る配置なので、この形態でマトリクスの展開はできません。 先の通り、オートボットマークを取り外すと5㎜穴があるので、いろいろと可能性は拡がりますね。 肩アーマーは前のパネルパーツが開くので、そのまま腕を前に出すことも可能です。 まぁ、あえてすることでもないんですけど。 本体ロボットモードでネタバレしていた拳はロール可動。 さらに人差し指以下の4指が一体で可動します。 コマンダークラス第1弾のシージ ジェットファイヤーでは指の展開に連動して武器保持用の5㎜穴が出たり引っ込んだりしましたが、このアルマダオプティマスはそういったギミックはないため、平手状態だと少々見栄えが悪いです。 親指の股部分で5㎜を保持できるようにすればよかったんじゃ・・ 腰部は一見固定に見えますが、前面のパンツパーツを(ついでにサイドスカートも)跳ね上げることで、脚部の付け根部分で回転可能できます。 そもそも変形にも必要な可動なんですよね。 実のところ、合体前よりも合体後のほうが総合的な可動性はよくなっているという珍しいパターン。 脛前面のキャノン砲は展開可能。 コンテナ単体で自立させる際のスタンドパーツですね。 背面。 なかなかに武骨というか、ザ・裏側という感じであまり気を遣われていない感じもしますが、さすがに肉抜きや空洞はほとんどなく、細かくディティールが刻んであるのでそれほど残念な気持ちにはなりません。 自立も非常に安定しており、滅多なことでは後ろに倒れることもないと思います。 背中・・バックパック中央にも意味深なでかいダボ穴と5㎜穴がありますね。 なにかをはめ込んでくれと言わんばかりですが・・ そのバックパックに備わった10連装のミサイルポッドは角度変更が可能。 砲口(というのか?)は5㎜径になっているので、いろいろと取り付けることもできます。 ただ浅いのであまり大きなもの、重いものは付けないほうがいいかな。 ディティールが傷付く可能性もありますからね。 ランチャーユニットは腰の後ろ側でスカートのように垂れ下がる格好ですが、 アームの可動でミサイルポッドの上まで持ち上げることができます。 全弾発射時の火力は凄まじそうですね。比較画像 TK ホットショットと。ロボットモードで。オプティマスはまず本体のみで。 決行なサイズ差です。 オプティマス単体でのボリューム感がわかってもらえるかと。 ビークルモードで。 こうなるとちょっとスケールが狂う感じはしますが。 コンテナ連結。 でかいなぁ。 仮にコンテナに収納スペースがあれば、ホットショットくらいは普通に積んで運べそうです。 オプティマスをスーパーモードにして。 さらにでかい! 圧倒的! オプティマスが完全に巨人です。 TL ホットショット レビュー TL アルマダ メガトロンと。ロボットモードで。オプティマスは本体のみで。 ただの敵同士というだけではなく、よきライバル関係にある両者。 この段階ではオプティマスよりメガトロンのほうがかなり大柄で、なかなかいいサイズ感なんじゃないかと思います。 ビークルモードで。 親・・すでに若干怪しく。 トラックのキャブトップと戦車なので、もう少し戦車のほうが大きくあってほ椎とは思いますが。 コンテナ連結。 逆転。 まぁ、仕方ないですね。 コスト的にほぼ倍ですからね。 ただ火力でもすでに負けている感はあります。 オプティマスをスーパーモードにして。 肩を並べるどころか一気に圧倒してしまったオプティマス。 さすがにこれはメガトロンが気の毒になります。 劇中での対比はどんなもんだったのかな? まぁ、メガトロンにも同様の合体形態として通称バーニングメガトロンという形態があるわけですが、そちらの仕様に関してはすでに物議が・・ 個人的にはけっこう楽しみなんですけど。 あ、バーニングメガトロンというよりはタイダルウェーブ自体を、ですが。 しかしこの画づら、なんか既視感あると思ったら、あれだな。LG ゴッドジンライとオーバーロードだな。 ゴッドマスターのガチリメイクもしてほしいんだけどなぁ。 でも今やるとゴッドマスターオミットとか本末転倒なことになりそうな・・ TL アルマダメガトロン レビュー 前年のコマンダークラスで内容がかなりに通っているTL モーターマスターと。まず本体のみのロボットモードで。 共に本体はボイジャークラス相当で、背の高さはだいたい同じくらいですが、オプティマスのごつさよ・・ こうして見ると、モーターマスターはけっこう細マッチョ系なんだなぁ。 それぞれコンテナ付きのビークルモードで。 モーターマスターのコンテナは一応劇中イメージの普通のコンテナですが、高さがあるぶん、オプティマスのコンテナより大きく見えます。 ただ武装は一切積んでませんからね。 あとタイヤの大きさ。オプティマスのほうは径も厚みも断然勝っていて、走破性の高さでは圧倒している感じ。 基地モードで。 横に長く、砲塔を備えているという点ではなんとなく似ている両者の基地モード。 でも本体とセットで考えた場合、砲塔の位置が合うモーターマスター側のほうが頑張った感はあるかな。 合体モードで。 身長はメナソーのほうがかなり高いですね。 ここにほかのスタントロン4体も追加されるので、さすがに全体のボリュームではメナソーが圧倒します。 それはまぁ仕方ない。 でも、このひょろひょろ状態のメナソーならワンパンで勝てるかもしれませんね。 TL モーターマスター レビュー 以下、画像 まず本体のみで。 腰が回りませんが、そのほかの可動はなかなか優秀。 腕部は横向きに伸ばす際には肩ごと跳ね上げる必要がありますが、それもあってまさに肩の入った力強いポージングが可能。 肘は二重関節で深く曲げることができます。当然足首の内側スイングも可能なので、自立も安定。 立て膝もこの通り、綺麗に決まります。 ブラスター装備で。 手持ち武器はこれだけですが、本人同様ブラスターもでかいので迫力は十分。 スタンドを使って。 先の通り腰裏の3㎜穴をスタンド穴に遣うのは少々危険ですが、一応チャレンジ。 サイドとリアのスカートが開くので躍動感の表現もしやすいです。 コンテナのランチャーユニットを取り外して。 5㎜軸がないのでしっかり保持はできませんが、抱えて持たせることは可能です。 スーパーモードで。 でかいからあまり動かないかと思ったんですが、なかなかどうして、けっこう動きますよ。 先にも言いましたが、むしろ本体だけのときよりも動かしやすいとすら思えます。 股関節と関節にはクリック機構もしこまれているので保持力も抜群。 自立もばっちり安定しますしね。 立て膝はちょっと無理ですが、腰部回転を加えればスーパーヒーロー着地は決められます。 腕部は情報に跳ね上げられ、さらに指が開くのでこんなふうに拳を組み合わせたようなポーズも。 このままその巨大な拳を振り下ろすんだ! まさかの片脚立ちもこなせるバランス。 これで東方不敗とも闘り合えるぜ。 全火力開放! 一気に敵を殲滅する! ブラスター持たせるの忘れました・・ どうせなら膝のキャノンもそれ自体を5㎜軸にするんじゃなく、5㎜穴を開けといてほしかったですね。それか先端に3㎜軸付けるか。 基地モードでも。 マイクロンがいないのでシージのマイクロマスターを変わりにならばてみました。 やっぱりこれくらいのサイズのミニTFだとぴったり。 コンテナ変形。ロードランナーモード! ちょっと遊んでみました。 これくらいしか思いつきませんでしたが。 今後の展開があるなら、もっといろいろやれそうな気配はありますけども。ホ「司令官、そのまま直進したください。オレが必ず命中させますから! オ「私を足代わりに使うとは・・成長したものだな。オ「ちょっと褒めたらすぐ調子に乗る・・私はおまえに期待しているんだ。もう少し次期リーダーとしての自覚を持ってくれ。 ホ「すんません・・ まぁ、なんやかんやあって最終局面ではホットショットが対ユニクロンのために手を組んだオートボット・ディセプティコン連合軍の全指揮権を任される層ですが。 VS メガトロン。メ「オプティマス、強こそ決着を付けるぞ!オ「望むところだ、メガトロン! メ「フルバースト攻撃を食らえ!オ「うおぉ! このままでは・・ オ「よし! スーパーモードに合体だ!メ「え・・? オ「シンプルにパンチ!メ「ぐはぁっ!・・まずい変形して砲撃しながら後退・・ オ「逃がすか! シンプルに投げる!メ「やめろぉー! いやまぁ、ちょっと見た感じ相手になりませんよ。 メガトロンが可哀想だよ。 プレイバリュー的にも圧倒してますしね。 その後、なんやかんやあってオートボットとディセプティコンはユニクロン打倒のために手を組むことに。 オ「メガトロン、貴方の協力に感謝する。これはせめてもの気持ちだ。受け取ってほしい。 メ「いや、やめて!オ「目指すは打倒ユニクロン。宇宙を一つに! いやそれ違う世界線の話。 で、このときもうスタスクいないし・・ 以上、“TL アルマダ オプティマスプライム” でした。 マイクロン三部作展開当時はまったくトランスフォーマーから離れていたので、初代モチーフとはいえアルマダユニバースのキャラたちは僕にとってはほぼ新キャラに近いです。 とくに今回のオプティマスプライムは過去にリメイクもされていないので、完全に初対面。初めましてなんですよね。 いやまぁ、スーパーモードのあのプロポーションは、第一印象としておかしいだろ・・と思ったのは事実。 どうせならそこも今風に均整のとれたバランスに変えてしまえばいいのに・・とすら思ったのですが、実際現物を見て、触ってみると、このバランスだからいいんだね、彼は。 くるりと手のひらを返しましたよ(笑)。 このアンバランスというか、箱そのものの体型だからこそ感じられる巨大感というか、強者感というか、戦隊ロボ的な安心感もあるんですね。 トランスフォーマーらしくな感じも確かにあるんですが、やっぱり独特で、唯一無二の存在感ですね。 オリジナルトイでは席が戦受信に要自動変形と言う驚きのギミック搭載で、しかしそのためにほぼスーパーモードでは可動しなかった層なので、今回の可動するリメイクについてはまさにファン待望というところなんだと思います。 しかも、思ってた以上に動きますからね。この鈍臭そうな体型で。 本体も、合体変形の弊害でロボットモードでは腰こそ回りませんが、その他の可動は優秀。 なによりみっちり詰まったボイジャークラス相当のボディは手に持ったときの重量感が心地よいです。 そこから比較的簡単な他順でビークルに変形。コンテナを連結したトレーラーモードも実によい。 コンテナ単体が変形する基地モードはややシンプルですが、綺麗にまとまっているとは思います。 もちろん、不満点がまったくないわけではありません。 まず品質面で気になった点がちらほら。もったいないですね。 あとはやはり、コストの高騰で見送られた仕様、ギミックがけっこうあるようで、最大の問題はマイクロン関連のギミックが一切省かれていることですね。 これはすでにホットショットからアルマダユニバースのキャラすべてがそうで、ハズブロ自らコストのためにマイクロン関連がオミットしたと明言しています。 でも、マイクロン伝説ですよ? まぁ、海外のタイトルはトランスフォーマー アルマダですけども、マイクロンの存在ってかなりキーになってるんじゃないんですかね。 少なくともオリジナルトイではマイクロンギミックがメインになっていたはず。 それを端からオミットするというのはどうなのか? 同梱できないなら別売にするという選択肢はなかったんでしょうかね? そもそも一部商品だけ価格を上げるということはできないんでしょうか? なんでクラスごと一律同じ価格なのか? その縛りのせいでできないこといっぱいあると思うんですが・・ とまぁ、そんなことここで言ってても仕方ないんですけどね。 とりあえず僕自身は現状のアルマダ オプティマスでもけっこう満足してるんですけど、マイクロンギミックの不採用とか、あ、前はできてたこと、今回はできなくなってるんだ、たぶんコストカットで・・とか思うと少し残念な気持ちになるのは確か。 でも、単体で見るとよいものですよ。 オリジナルにまったく思い入れがないのが幸いした、というところかもしれませんけど。 やはり合体はよい。 さてさて、コマンダークラス集合! さすが、5体も並べるとブース内がいっぱいいっぱいですね。 しかし壮観。 とにかくでかい!劇中のサイズ感を再現し、バトルモードにもできる第1弾のジェットファイヤー。 個人的に待望のリメイクだった、オリジナルの分離変形を再現した第2弾のスカイリンクス。 コンテナの変形を再現。本体もみっちり密度感のある仕上がりとなった第3弾のロディマスプライム。 初のディセプティコンからのラインナップ。まさかのアニメ再現合体ギミックを採用した第4弾、モーターマスター。 そして今回のアルマダ オプティマスプライム。 五者五様といいますか、それぞれまったく異なるアプローチで面白いですね。 作る側にしても、まずでかさを求められるタイタンクラスよりもいろいろやれるとコマンダークラスのほうがやり甲斐があるんじゃないだろうか。 実際、プレイバリューの点でも優れていると思います。 これまではジェネレーションラインでしか展開していなかったコマンダークラスですが、日本では 月に発売予定のウルトラマグナスを皮切りにスタジオシリーズでも年一リリースというかたちになりそうですね。 なんでも初代司令官が86版で来るとか・・ その前にレガシーではマグマトロンが確定してますけど。 そちらも非常に楽しみ。 ネオユニバース(?)からほかのキャラのリメイクにも期待したい。 といったところで、今回は終了。 またのご訪問を。