【ゼロプラス】音楽を目的にしない
加藤のドラムは、まだ見付からない…
今週は2連チャンでライブがあった。
10/15@下北沢BREATH
10/17@新宿HEADPOWER
セットリスト
M1.はみがきの唄
M2.夜のおへそ
M3.75
M4.花と星と
M5.Mr.Avarageman
2年目にして、遂に純製ゼロプラス楽曲でライブをすることになった。
そして中3曲はバラード。
なかなか挑戦的である。
お客さんが飽きないかどうかとか、自分達が間延びしないかとか、いろんな事を考えながら、一生懸命やってみたつもり。
最近思ってるのは、音楽が目的になることは避けよう、と言うことだ。
これはまた考えが変わるかもしれないけど、その瞬間に流れていた、あるいは放たれた音楽を通じて、人間の心が豊かになる、あわよくば僕らの音楽で豊かにする、常にその様な『演奏の向こう』の事を念頭に置いて演奏すれば、より何かが伝わるのではないか?という思いだ。
例えばメールで感謝の気持ちを伝えようとして、パソコンだから良いメールが打てるとか、iPhoneだから良いとかそんな事はなくて、iPhoneでかわいい絵文字を打つのは、あくまで打ってる人間の自己満足なのだ。
そして長文だから良いかと言われれば、読む人の煩わしさを考えていないとか、遠回しすぎて伝わりにくいとか、またいろいろなハードルにぶつかることだろう。
それを全部整理すれば、感謝の気持ちを伝えるのが最終目的で、そこに向けた努力を工夫するべきなんだろうと思う。
これを音楽に置き換えれば、前提として、自分達の音楽を通した結果、相手にどうなって欲しいかという答えをある程度持ち合わせているかいないかが、そのまま一過性の存在になるのかなかないのかに繋がって来るのだと思った。
僕らは不器用なので、とにかく汗かいて一生懸命歌ったり、叩いたりするしか現状は出来ないかもしれないけど、そういう根底の部分は引き続きぶれずにやっていきたいとつくづく思ったのであった。
しばらくライブの予定はないので、今のうちに良い作品を作る段取りをしよう。