会社四季報の見方 読み方
四季報の掲載は「証券コード番号順」になっています。
コメント記事と特色、業績予想、配当予想、ファイナンス予想は編集部の独自取材による判断が含まれているそうです。
【証券コード・社名】
証券コードは4ケタの番号順になっています。
社名は原則として登記されている社名です。呼称で掲載されることもあります。
社名の前に株式会社がつく場合は(株)を付記、後ろにつく場合は省略。
【決算】
本決算期(事業年度の末日)。「月」を表示の場合は月末、それ以外は月日で表示されます。
【設立】
原則、株式会社として登記された年月。
わたしがもっとも会社四季報の中で意識して見ているのは、
PERとPBR、ROE、一株益、株価、貸借銘柄かどうか、です。
「買い時かどうか、信用空売りができるかどうか、
空売りができないなら、安価な時期かどうか」
業績はいいに越したことはありませんが、必ずしも判断基準にはしていません。
人気がすでにあっても入りにくいことと、
今買ってこれから人気が出てくれればいいからです。
ほかに見ているのは、
機関投資家た大口投資家のどこに買われているか、誰に買われているか。
わたしは仕手株系チャートを持つ銘柄をいじることが多いため、
これはけっこう重要だと思っています。
機関投資家が売抜けるときには、クセのようなものがあるからです。
よく、それぞれの銘柄の値動きにはくり返しのパターンのクセのようなものがある、といわれていますが、
それは、大口で買っている投資家のクセそのものだと思われます。
そこが買っている銘柄は、似ている価格帯のものであれば、似ている動きをしやすくなります。
そして、複数の機関投資家が入っていなければ、尚更その兆候は顕著になります。
それらで「よい」と思った銘柄に関しては、すべての時間足チャートをネットで確認しています。
(Yahoo!ファイナンス、カブドットコム証券)
入りやすそうな形をしているチャートをブックマークしていきます。
そして、残った銘柄の終値と出来高の推移を調べます。
わたしの知り合いのうち、何人かの「よく稼いでいる投資家」の中には
機関投資家のいる銘柄を嫌う人がいます。
この人の選ぶ銘柄は、テンバガーのような上がり方をしやすく、かといって
闇雲に低位株をいじっているのではありませんでした。
何らかの情報を個人的につかんで、どの株が上がるかの目星をつける、ということです。
億トレーダーのような、張り付いて相場を見張る、ということを、この人はまったくしていませんでした。
ただ1つの銘柄だけを買って、1年寝かせて、400万円くらい稼いでる人です。
わたしは、スキャルピングでハラハラしながら億を目指すトレーダーにはならずに、
「こっちの道が楽しそうでいいなぁ」と思ったものでした。
結局、お金で得ようとしているものの多くは
「自由」「経験」「健康」「交換価値」です。
それのうち、「自由な時間」が減るのは、元も子もないと思うからです。
もし、あなたの命が1日しかなかったとして
1億円と引き換えに自由を売るでしょうか?
わたしは、自由が欲しいと思います。
それと同じことです。
ですので、四季報は、株の情報がたくさん掲載されているため
できるだけリスクを回避する目的で
・会社や材料はいいのに売られすぎて安価になってるもの(その業種の中で)
・その銘柄のすべてのチャートの形を見て今入りやすいもの
などをピックアップしておくようにしております。
※さらに詳しい四季報の読み方・チャートの見方・銘柄の選別方法について知りたい方は、
トレード塾ロゴスでの学習をご検討ください。