責任と権利はコインの表と裏
2018.10.18 05:40
何年も前の岡田 斗司夫ゼミの内容ですが、とても心に響いたので自分なりに解釈してみます。
岡田 斗司夫ゼミ、#005 ニート革命の回です。
自分より弱い者を守ればそれだけで家族。例えばペットとか(金魚だとしても)。
弱い自分達が自分より弱いものを匿ったり助けたりしたときに、それを見た強いもの、持つ(資産とかね)者は動かざるを得なくなる。
これから先、あらゆる企業は無駄なものを削り落とした結果、圧倒的に就職口は少なくなり、就職というものは個々の努力や実力ではなく、ただの「運」となる。
これから生きていくには、コミュニケーション能力が圧倒的に必要な時代になる。
そこで弱いものは、更に弱いものを助けコミュニティを作る。
それぞれを差し出し合い家族となり、助け合って生きていくわけです。
結婚や子供を持たない人が3割に上る今、結婚や子供だけが家族の形では無くなる。
こういった話の中で、家族になると責任が生じるというコメントがあったのですが
「責任と権利はコインの表と裏になる、これは気をつけなければならない」
という言葉がありました。
これは、親として聞き流せない言葉でした。
親になると、子への責任という名目で、その権利を気づかない内に振りかざしている時があります。
私は自分の家族以外は持たざる者です。
仕事もアルバイトなので、失って困る物は家族しかありません。
そして、子もまた持たざる者です。
私達は持たざる者同士、助け合って生きていく家族です。
子へ、その生き方を、自分を通して少しくらいは参考に出来る部分があるといいなと思って、気をつけて生きています。
そして私は子の人生の権利を持ち合わせてはいません。
それを忘れずにしなくてはと、思いました。