Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

勝手に比較!住宅の設備・建材まとめてみました!~トイレの清掃性編

2024.01.04 03:00

汚れにくく、掃除しやすい

便器を選ぶ際の決め手となる清掃性。清潔で快適なトイレを保つ最新の機能と特性をチェックして提案に役立てよう。



各社独自の技術で、お手入れを楽にする清掃性が向上

トイレは掃除を怠ると、臭いや汚れがひどくなってしまう。常に清潔を保ちたいなら手間をかけずに手入れできる「掃除のしやすさ」は重要だ。最近の便器には快適に使うための機能がますます充実している。

一番汚れがたまりやすいのは便器のフチ。尿石などの汚れがつきやすく、落としにくかったが、現在はフチをなくし、トイレ用シートなどでひと拭きで掃除できる形状になっているものが主流だ。便器の後ろや側面もフラットになり、便座の継ぎ目もなくなり、掃除しやすくなっている。また、強力な水流によって汚れを洗い流す性能や、ノズルの清掃性にも注目したい。

便器の素材は主に陶器製と樹脂製の2つだ。いずれも、汚れが付きにくく、落としやすい表面加工が施されている。除菌機能付きなら、菌を抑制することで、汚れや臭いが発生しにくく、さらに衛生的だ。メーカーごとの特徴を把握し、トイレ掃除の悩みを解決するトイレを提案しよう。



掃除しやすい便器のポイント

形状・素材


機能



【知っておこう!】掃除が楽になる便器の特長

《形状》

便器のフチ

(ネオレスト/ TOTO)


便座の継ぎ目

(サティス/ LIXIL)


《ノズル》

ノズルの清掃性も重要。素材や構造によって掃除のしやすさが変わる。

▲ステンレスノズル

(アラウーノ/パナソニック)


《水流》

汚物をしっかり洗い流す強力な水流で、便器の鉢内のすみずみまで洗浄。

▲パワーストリーム洗浄

(サティス/ LIXIL)



3社のトイレ清掃性を比較

(注)タイプ、グレードによって対応していない場合があるので、詳しくはカタログで確認してください。



リフォマガ2023年8月号掲載