サウジ記者の殺害疑惑事件がソフトバンクの経営に“飛び火”!
日刊ゲンダイDIGITAL
【転載開始】
■サウジ記者の殺害疑惑事件が
ソフトバンクの経営に“飛び火”
公開日:2018/10/19
サウジアラビアの反体制ジャーナリスト、
ジャマル・カショギ氏がトルコ国内のサウジ
総領事館で失踪し、殺害疑惑が浮上している
事件。
今後の展開を世界中が注目する中、思わぬ
ところに事態が飛び火した。
サウジの首都リヤドで23日から3日間の
予定で開催される経済フォーラム
「未来投資イニシアチブ」(FII)。
事件への 関与が疑われているムハンマド皇太子
が FIIを主導していることから、急きょ、
CNN やNYタイムズが協賛を取りやめたほか、
米国の大手メディア「バイアコム」、配車サービス
「ウーバー・テクノロジーズ」などの大手企業
が続々と不参加を表明して いるのだが、
そのFII諮問委員会の委員を務めるのが
ソフトバンクの孫正義社長 なのだ。
ソフトバンクは昨年5月、サウジの政府系
ファンドと共同で運用額10兆円規模の
「ソフトバンクビジョンファンド」(SVF)を
設立。
以来、サウジとは蜜月の関係を築いてきた。
今月6日には、サウジ政府がさらに約5兆円を
追加出資するという景気のいい話も報じられた
が、カショギ氏の事件で状況は一変 した。
SVFの先行きが不透明になったため、市場
は親会社であるソフトバンクグループ の経営に
も影響が出ると判断。
15日のソフトバンクグループの株価は一時、
前日比8.1%安の9164円まで値を下げた。
「SVFは孫さんが目利きをして、サウジが
カネを出す体制です。仮に欧米から制裁を科せ
られると、このビジネスモデルが崩れる恐れが
あります。そうなれば、ソフトバンクにとって
相当厳しい状況になるでしょう」
(経済ジャーナリストの井上学氏)
トヨタ自動車との提携を発表したばかりの
孫社長は果たして、この苦境を打開できるか。
【転載終了】
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カショギ記者失踪事件の関与を疑われていた
メシャル・サアド・アルボスタニ 容疑者 が 、
サウジ首都リヤドの交通事故で死亡 したよう
です。
同盟国である、米国ワシントンポスト紙の
記者を殺害するには、相当の理由があるので
しょう。
一説によれば、カショギ氏は米国のスパイ
として、カラー革命を画策していたという情報
もあります。
サウジがロシア寄りになってきており、
ロシア からミサイルシステムS-400の購入
をしたということが関係しているのでしょうかね?