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スターから学んだセルフブランディング

2018.10.20 01:00

今ではすっかり”有名”になった、シンガーAさん。

私は彼女の一番最初のファンだと、自負しています。


まだ彼女が高校生でUSにいた頃、Aさんは初めて公の場に出ました。

それは深夜のラジオ番組ー。

ラジオからパワフルで透明な彼女の歌声が流れてきた時、私の身体中に電流が走ったのを今でも覚えています。


思い立ったらすぐ行動!の私は、すぐにそのラジオ番組にコンタクトをして、彼女へ熱いメッセージを贈りました。

人生とは不思議なもので、これが世に言う”引き寄せ”なのか、それから数ヶ月後、私達は巡り合って一緒にスノボに行くまでになりましたが(笑)、当時彼女はまだまだ無名...


人前に出るのもまずは、渋谷や六本木などのクラブまわりから。

歌唱力抜群の彼女は、大人っぽいイメージを打ち出すために、ロングドレスを着て海外アーティストのカバー曲を多く歌っていました。

でもクラブにいた若い世代の方達は、そんな彼女を遠巻きに見ているだけ。

歌の間に挟む、MCもまだまだぎこちなく、聞いているこちらが恥ずかしくなってしまうほど...(苦笑)

「自分をどう打ち出していけば いいのだろう...」

USで育った彼女は、日本で受け入れられるには、日本人に共感されてファンになってくれるには、と色々思い悩んでもいたのです。

「髪を黒にすればいいのかな」

「やっぱり鼻ピアスはやめた方がいいのかな」

「喋りはやっぱり、”東京語?”」

など、今思えば可愛い悩みを真剣に一つ一つ考え、自分に向き合っていたのです。

そのような中、ファーストリリースを打ち出しだ彼女のCDジャケは、どこかアイドルっぽく仕上がっていました。

でも、なんだか彼女じゃない...

私も、彼女自身もそう思っていたと思います。

しかしその後、彼女は ”本当の自分自身”を打ち出すことに決めたのです。

それは自分が受け入れられるかどうかを気にした、世間が決める路線やイメージから逸脱し、外見も彼女の歌自身も、自分が表現したい自分に生まれ変わりました。


それが今の、Aさん。

彼女の歌は多くの人の心を捉え、パワフルな歌唱力とはうらはらに、彼女の飾らない性格を自然に表現することによって、不動の人気を得ています。

多くの人に囲まれて”スター街道"をのぼった彼女とは今はもう直接お会いすることはなくなってしまいましが、私は最初に彼女の歌声を聴いた時から、必ず成功するだろうと信じて疑わなかったので、会えなくなって寂しいという気持ちは全くありません。

それでも彼女から頂いたCDのジャケの中には、"Special Thanks"として私の名前を記して下さったことを懐かしく、今でも嬉しく思います。

誰かのモノマネでなく、人に言われたイメージを植え付けるのではなく、自分自身を打ち出すことでしか、真のセルフブランディングはなしえない、ということをこの頃から教えてくれた、Aさんを私は心よりリスペクトしています。