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2018.10.20、21 アジア8K映像演劇祭2018

前日記者会見、シンポジウム

2018.10.20 08:20

スーパーハイビジョン8Kカメラで撮られた舞台芸術の祭典「アジア8K映像演劇祭」の開幕を前に、きょう愛媛県松山市内のホテルで、記者会見やシンポジウムがありました。

この「アジア8K映像演劇祭」は坊っちゃん劇場や東温市などが中心となって、今回初めて開催します。きょうは演劇祭の前夜祭として、記者会見があり、作品『よろこびのうた』の演出を手がけた錦織一清(にしきおりかずきよ)氏や、台湾オペラの第一人者の女優・唐美雲(タン・メイユン)氏、韓国の舞台『カラマーゾフの兄弟』に出演する俳優、イ・フィジョン氏ら、上演作品の演劇関係者ら約60人が出席しました。

坊っちゃん劇場が提唱する《8K映像演劇》は、定点撮影で、ありのままの舞台を臨場感たっぷりに見せるものです。舞台の全体を見ながら、役者の表情などもはっきりと認識できるのが特徴となっています。

演劇祭をプロデュースする坊っちゃん劇場の越智陽一(おちよういち)代表は、「海外に行かなければ観られない作品を愛媛で楽しんでほしい」と、演劇祭への来場を呼びかけました。

また、坊っちゃん劇場スペシャルアドバイザーの錦織一清さんは、「熱意を持って作品の制作に取り組んでいる坊っちゃん劇場の、《8K映像演劇》という新たな夢への手助けをできれば」と述べました。

続いて、上演する8K作品などのデモ上映や、演劇関係者や観光関係者らによる国際シンポジウムもあり、演劇祭の開幕を祝いました。

「アジア8K映像演劇祭」は、あす10月20日と21日の2日間、愛媛県東温市の坊っちゃん劇場で開かれ、国内外の6作品が上映されます。

上演作品

10/20(土)9:30〜『よろこびのうた』(坊っちゃん劇場) 12:30〜『歌仔戯(台湾オペラ)〈佘太君掛帥〉』(台湾・唐美雲歌仔戯團)

15:30〜『笑う男』(韓国・EMKミュージカルカンパニー)

10/21(日)9:00〜『カラマーゾフの兄弟』(韓国・スヒョンジェカンパニー) 11:00〜『理性の睡眠(ゆめ)』(ロシア) 13:30〜『ポストマン』(東京)