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光のことを考える

2024.09.29 13:43

Facebook斎藤一人さん投稿記事

モヤモヤしている時、いつまでも嫌な気持ちに囚われている時、あなたなら何をしますか?一人さんなら、悩みの闇を追い出して、光のことを考えます。なぜかって、悩みが来たら、それは光の方へ方向転換する絶好のタイミングだからです。

ひとり

https://mab-log.com/duality/【二元性とは|苦しみと争いの原因となるメンタルモデル】より

この記事では苦しみと争いの原因である、二元性という概念についてわかりやすく解説します。

人生においてなんだか苦しい感じ、人との諍いや揉め事がちょこちょこある。でも理由が何かわからない、という場合、大本の原因がこの二元性マインドであることがほとんどです。

ですが、この二元性という概念を知らなかったり、知っていても深く理解していない方が意外と少なくありません。

実はこの二元性という概念をクリアに理解することで苦しみや争いを減らすことが可能になるのです。

人生になんとなく苦しさを感じていたり、周りとの軋轢や争いを減らしたい、という方はぜひ記事を最後まで御覧ください。

そもそも二元性とは

私達は二元性の世界に生きています。

昼 か 夜  表 か 裏  右 か 左  上 か 下  生 か 死  熱い か 寒い

このように2つあることでそれぞれが成り立つ世界に住んでいます。

そしてこの物理的な世界の状態が私達の意識にも大きく影響を与えています。

ここまで物理的な話。そしてここからが本題の二元性マインドというメンタルモデルの話に入ります。意識の上での二元性、これを私は二元性マインドと呼んでいますが、二元性マインドとは世界観や物事の捉え方の一つであり、物事や人などを対極の2つのどちからに当てはめて世界を理解しようとする考え方のことです。

対極の2つとは例えば 光 か 闇か   正しい か 間違いか   幸せ か 不幸か 正義 か 悪か   加害者 か 被害者か   豊か か 貧困か   勝ち組 か 負け組か   ポジティブ か ネガティブか  好き か 嫌いか   完璧 か 全くだめか

このように2極で考え、さらに人や起きた出来事や概念などについて、このどちらかに当てはめます。私は幸せか不幸かの2極で考え、私は不幸だ、と結論づける。

何か揉め事があったときに「あの人が 正しいか間違いか」で考え「あの人は間違っている。だから私は正しい。」と結論づける。

二元性マインドは未成熟なマインドが持ちがちなもの

この二元性マインド、私達人類の多くが多くの時間、この意識状態で過ごしていると言われています。

さらに二元性は、子どもに代表される未成熟なマインドが持ちがちなものでもあります。

なぜなら、二元性の世界は非常に単純で理解しやすいからです。

たとえば、何か都合が悪いことが起きたときに誰かや何かを悪者にするのが二元性のマインド。

子どもが好む物語にヒーロー物があります。

ヒーローがいて、悪者がいて、というわかりやすい二元構造になっていますよね。

あと時代劇もわかりやすいですよね。

水戸黄門とかね、遠山の金さんといった正義の味方がいて、悪代官や越後屋がいて。もう本当に悪い奴は徹底的に悪い人相してますよね(笑

そして悪い奴らが正義の味方に退治されて、世界は平和になりました。めでたしめでたし。これがまさに二元性マインドの物語なんです。

現実においても、なにか都合の悪い出来事が起きたら、誰かや何かを悪者にして、それで終わり。

こういった考え方は非常にわかりやすいし、理解しやすい。ある麺においてスッキリもします。

なので最初我々はずこの二元性のマインドで世界を理解するというところから精神の成長をスタートさせます。

精神発達の初期段階は二元性の光を目指す

子どもは正しいことをすれば褒められ、正しくないこと、間違ったことをすれば叱られる、怒られる、というプロセスを経て善と悪を学んでいきます。

親の躾、学校の校則、道徳の授業、テレビやマスコミからのメッセージなど、様々な形で二元性の正しい側と正しくない側をインプットし、正しい側であろうと努力をします。

宝塚歌劇団の校訓、清く正しく美しく。がわかりやすいですよね。

他にも、正直であれ。強くありなさない。素直でありなさい。美しく有りなさい。人に優しくしなさい。

といったメッセージが社会にあふれています。

さらに社会的な正解の状態も刷り込まれ続けます。経済的に豊かなことが良いことだ、人気者がいい、友達は多いほうが良い、勝ち組になりましょう。などなど

なので私達は正解であろう、正直であろう、強くあろう、ちゃんとこういった状態になれれば幸せになれる、愛される。

逆に間違いや嘘つきや弱さを持っていては駄目だ、愛されないし認められない、と思って私達の多くはいわゆる「正しい方向」へ一生懸命努力するわけです。

で、もちろんこの努力はとても尊い。価値のあるものです。否定されるものではありません。

これらの努力を経て社会性を身に着け、さらに目指す状態に向けて努力していく、より良い人生を切り開いていく力を身に着けていくのです。

二元性がもとで生まれる3つの苦しみ。

しかし、二元性は苦しみと争いが生まれる道でもあるのです。ここでは代表的な3つの苦しみをお伝えします。

1.自己と他者を否定する苦しみ

二元性の世界には、求められるべき正しい状態があるわけですよ。

ですが、我々人間、求められる正しい状態、理想的な状態にはなれません。

間違いを犯すし、人を傷つけるようなことをするし、弱さも持っているし、ウソを付くときもありますよね。美しくない振る舞いをするときもあるし、不幸と感じるときもある。

我々人間は不完全で過ちを犯す存在なんです。

にも関わらず二元性のマインドでは正解の側、光の側でいないといけない。

なので二元性のマインドで居続けると、理想ではない自分が出てきたら、その自分を認められない。責めてしまう。否定してしまう。またはそんな自分はいないことにしてしまう。

闇や弱さもありのままの自分の一部なのに、それを認められないがために、苦しみが生まれるわけです。

さらに自分のありのままを認めてないがために、他人の弱さや不完全さを許容できなくなります。

これが1つ目の苦しみ、ありのままの自分や人を認められない苦しみです。

2.あるものが見えなくなる苦しみ

二元性マインドでは、幸せか、不幸せか。正解 か 間違っているか。

好き か 嫌いか。といった単純化された理解になってしまうため、不幸と思ったら今ある幸せは見えなくなります。

自分が駄目だと思ったら、自分の魅力なんて無いように感じてしまいます。

自分が貧しいと思ったら、すでに享受している豊かさは見えなくなります。

本当は幸せな部分もあるし、魅力もあるし、享受している豊かさもあるんですが、二元性マインドで「自分がネガティブの側にいる」と思うと、ポジティブな側面が見えなくなってしまいます。

結果、ネガティブ一色になってしまい、余計に苦しみが生まれてしまうのです。

3.人間関係などにおける争いと分断の苦しみ

二元性マインドは、人間関係や組織などにおいて争いのもとになります。

人間関係でも「自分が正しい、相手が間違っている」ったり、逆に「自分が間違っている」という単純化された構造で理解してしまいます。

二元性マインドにいると、様々な意見や価値観、考え方が正解である、という多様性を尊重することができなくなります。

素直な子どもを見ればそれがよくわかります。

たとえば

「自分の希望が通らなかったら、それを受け入れなかったお母さん、お父さんが悪い。僕は悪くない。」

という単純化された図式で考える。

ですが、実際の現実はヒーロー物やドラマの中のように単純化されたものではなく、

人の数だけ真実と正義があり、一見悪いことをしているように見える人にも理由や言い分、その言動に至った経緯があります。

そこを見ないようにして、または想像せずに二元性のマインドで判断しコミュニケーションをすると、相手や自分との関係は悪化し、争いや分断につながっていきます。

国家や宗教や政治においても この どちらかが正しい そしてもう一方が間違っている という争いを何千年もやり続けているのが我々人間なんです。

おわかりでしょうか。

二元性のマインドでいると、自分の内面も人間関係も、世界にも争いと分断、攻撃と復讐の連鎖、という苦しみが延々と続いていくのです。

二元性マインドを脱する第一歩

それでは、私たちはこの二元性のマインドからどうやって脱すればいいのでしょうか。

まずは、この二元性という概念があることを良く理解すること。

そして苦しみと争いと分断の原因であることもしっかり理解すること。

そのためにこの記事を何度も読み直してください。

YouTubeで動画でも配信していますので家事や移動中などの「ながら聴き」でインプットも可能です。

その上で、日常でご自身の思考を観察してみましょう。また、周りの人の会話や、テレビで流れてくる意見などにも耳を傾けてみましょう。

概念をしっかり理解した上で観察することで二元性マインドにガッツリはまっている瞬間に気づきやすくなります。

「自分はなんでこんな不幸なんだ」「絶対あの人が悪い」「良いことなんて一つもない」

「これは絶対あの人が悪いですね。」

などの心のつぶやきや言葉が二元性マインドのわかりやすいサインです。

気づくことで、二元性にどっぷりはまっている状態からほんの少し、意識に変化を起こすことが可能になります。

これが大切な大切な一歩目です。

今後の記事で、二元性から非二元性に意識を変化させていくためのより詳しい方法をお伝えしますので、興味がある方は楽しみに待っていてくださいね。

平和やつながりを広げていくためには、一人でも多くの人が二元性マインドから非二元性に以降していく必要があります。

まずはこの記事を読んでくださったあなたから、意識の変化を起こしていきましょう

Facebook清水 友邦さん投稿記事

天使はヘブライ語の使者を意味する「マルアク」を訳したギリシャ語のアンゲロスに由来します。

キリスト教といってもカトリックとプロテスタントでは異なり天使について様々な考えを持っています。

プロテスタントのリベラルな人々は天使は実在するものではなく擬人的表現としてとらえているようです。

カール・ユングは「深層心理から紡ぎ出され意識化されたものを擬人化すれば、天使になる」と述べています。

カルヴァンは天使について否定的で、余り大胆に語ったりしないように注意すべきである。と述べています。

カトリックの天使教義は、ディオニュシオスの『天上位階論』とトマス・アクィナスの『神学大全』などの文献からきており、天使を霊的な存在として捉えています。

大罪人であれ、すべての人間に決して離れることのない守護天使がついているとされています。

宇宙は天国、地上、地獄の三つの階層に分かれており、それぞれ天使、人間、悪魔が住んでいます。

サタンは、天使が堕落して落ちたものなので元々地獄はなかったのでしょう。

イスラム教によると、人間の全ての行動は天使によって記録され、その記録によって神による最後の審判が下されるとされています。

天使はユダヤ教キリスト教イスラム教よりもはるかに古く、その原型はエジプト、シュメール、バビロニア、ペルシアの神話から来ています。

神は天使たちを創造した時、自分以外のものに頭を下げてはならないと命じました。

それから神は人間を作り、それを天使よりも上のものとみなし、天使たちに人に使えるように命じました。

ペルシャ神話のサタンは、神を愛するがゆえに人間に使える事が出来ませんでした。

サタンは、愛する神以外のものにしたがうことはできなかったのです。

サタンはヘブライ語で敵対者という意味です。神は怒ってサタンに、地獄に堕ちろといいました。サタンは神を愛していましたが、その愛する神からサタンは切り離されてしまったのです。これ以上比べ様のない地獄の苦しみを、どうやってサタンは耐えたのでしょうか?

神話学者のキャンベルは、「地獄に堕ちろ」という神の声を思い出す事によって、サタンは苦痛に耐えたと語っています。

サタンにとって地獄に堕ちろという神の声が、神の大きな愛だったのです。

全体から分離してしまった悲劇の物語が、サタン神話です。

人間の魂の起源にまつわる神話として聖書のエデンの園からの追放があります。

魂は一つに融合していたエデンの園にいましたが、母親から分離して、この地上界に投出されます。

魂は自我に閉じ込められ、出生と同時に楽園から追放されてしまったと、思い込んでしまいます。

人間も神から分離したサタンと同様に苦悩しています。

最も愛してほしい両親が、子供たちを傷付けてしまいます。

人生は、愛するものを失うことの悲しみと思い通りにならない苦しみの連続に満ちています。

死と生、善と悪、男と女、成功と失敗、勝者と敗者、光と闇が織りなす二元性の現象世界で、つらく悲しいことは避ける事ができません。

「あなたは光の存在なのよ」「あなたは愛されている」と聞いただけでは、言葉だけであり観念にしかすぎません。

私たちは、再び合一を取り戻すまで、この物質世界で身体を通して学びます。

神の眼からみれば、苦悩も喜びも全体に帰る道標だと・・・・