炉開き
2023.11.20 06:03
炉開きを終えました。
柚子の色づく頃に炉開きを開くと言われますから急に訪れた寒さも嬉しい寒さです。
お菓子器は織部のたたき
お菓子は君栄堂の亥の子餅。
お薄で一服。お床の説明に耳を傾けて、お軸もお花もお道具も一期一会の出会いです。
大先生のお話はいつもユーモアがあるので皆、笑顔ですね。
炉開きのお軸です。
「冬日池上に残菊を詠む」平直好
紅葉が池上の右端に流されていくことを表しています。
本当は他の軸を使う予定でしたが、探している間に見つけまして大先生に意味を読んで頂き今年はこちらを使うことになりました。
お花も和歌にあわせて紅葉を。
お香合はかぼちゃです。
今年は炉開きの後にお善哉をお出しすることにしましたので、少し薄めのお味に☺️
何度も煮詰め直すと濃くなってしまうので気をつけながら。
これは後日談ですが、、
それにしても塗りのお椀の片付けに今年は苦労してしまいました。
初めの洗いが不十分だった為なのか、洗っても洗っても乾けば汚れがうきでてしまい毎日夜中に乾かしては磨きを繰り返しました。
でも集中しながら磨くのを繰り返す時間も意外に嫌いではない時間だなあと。
片付けに時間がかかりますがこれも含めてお茶ですよね。