振り返る。亀岡うりずんの森🌳
亀岡うりずんの森・LABOの運営にご理解、ご協力いただき誠にありがとうございます。2023年も益々にぎやかに楽しく過ごすことができました。子どもたちのかわいい笑顔に活力をもらい、心身共に成長していく姿を日々感じながら、うりずんの森で過ごすことができたことを、心嬉しく思っております。これもひとえに、日頃よりご支援ご協力をいただきました皆様のおかげと心より感謝申し上げます。2024年も、明るく楽しく元気よく!子どもたち一人ひとりと向き合いながら、充実した日々を過ごすことができるようスタッフ一丸となり、更に邁進して参ります。皆様の変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致します🙇♂️
亀岡うりずんの森は、「自然と芸術の力で成長を育む」をコンセプトに令和3年4月1日に開設しました。
放課後等デイサービス亀岡うりずんの森・LABOの活動を通した子どもたちの成長について振り返りました🌱
自然で学び・自然と遊ぶ
亀岡うりずんの森の豊かな環境を活かして、一人一人の個性を大切にしながら五感を刺激する活動に取り組みました。春には種を蒔いたり、お花見をしたり、夏には水遊びや生き物観察、秋には紅葉や収穫を楽しみ、どんぐりや松ぼっくりを使って制作活動に取り組んだり、冬には寒さを感じ、雪だるまをお友達や指導員と共につくったり、ココロとカラダで四季を感じて、子どもたちの興味の幅が広がっています✨✨
芸術に触れる
造形教室では、絵具や紙テープ新聞紙などを使用して子どもたちの「作品をつくる」という意欲が育まれています。取り組み当初は、なかなか子どもたちが机に集まることがなく活動に参加することにムラがありました。
それぞれの子どもたちが、どんなことに興味があるのか?どのようなタイミングで声掛けしたら参加してくれるのか?等を試行錯誤しながら活動を行い、現在では、先生が来所すると自然と机に集まり「今日は何をするの?」と、意識できるようになり、活動ごとにたくさんの作品が生み出されています🌈
陶芸教室での実際に土を手で触れて形をつくっていく作業は、それぞれがとても楽しそうに活動に参加しています。作業の中で、まずはそれぞれの子どもたちに自由に作業に取り組んでもらう。作業を見守る先生の優しい目が、子どもたちの意欲を育てることが出来ました。陶芸家の金重尹郎先生や出口鯉太郎先生に出来上がった作品を褒めてもらうと、とても嬉しそうな反応を示してくれています。
これは、芸術を通した人と人のコミュニケーションだと感じております。様々な発達段階の子どもたちがいる亀岡うりずんの森・LABO ですが、作品を通して自己表現の場になっていること、子どもたちの心を形にして多くの人に知ってもらうことが出来ています🍀
社会生活への橋渡し
農業体験、アロマ体験、ホースセラピー、武道ワラク、うりずんピック、お誕生日会等の活動を通して、友達や指導員と共に活動に参加をするという経験が、子どもたちの社会性の向上につながっています。
お友達と共に食事がとれなかったお子様が隣に並び食事がとれるようになる。他者を意識しすぎて常に気持ちに余裕がなかったお子様が活動を通して人との交流がスムーズになるといった変化を感じております🍀
「うりずんの森の子どもたちと陶芸を通してかかわるようになり2年が経ちました。最初は、粘土にあまり関心をみせなかった子どもたちが土の持つ自由な造形性にしだいに興味を抱くようになり最近では、こちらが驚くほどの作品をのびのびとそして集中して作るようになってきました。今後の子どもたちの発想力・創造力がどのように展開していくのか楽しみに見守っていきたいと思います。子どもたちは、僕の先生です。
一か月に2回ほどの造形教室ですが、毎月の絵の具を楽しみに活動する子どもが増えてきました。赤、青、黄三色の絵の具から様々な色が生まれることを体験して自分から色をつくったりお友達の描く絵を見て自分の絵に取り入れたりと大きな成長を感じます。筆の動きも伸び伸びと大きくなっています。共に仲間と活動する良さを肌で感じながらの活動になっています。
色々な行事や活動をしていく中で、子どもたちの純粋さや未知なる可能性に驚かされる毎日です。スタッフ一同が、一人ひとりに寄り添い接していくことにより、日々の変化や可能性が広がっていきました。小集団活動のなかで、異年齢の子どもたちとの繋がり、関わり、そして小さな成功体験を積み重ねることを大切に体験や経験を通して社会性を育む力を身につけてきました。人は誰かの助けや支え合いがあってこそ、キラキラと輝ける人に成長して生きていけるのだと思っています。
スタッフ一人ひとりの、今までの経験を活かし、ココロとカラダの成長をバランスよく育て、社会の一員として自覚できるように取り組み、地域の方との繋がりを大切にして、皆様と一緒に成長していきたいと思っております。
2024年も皆様にとって稔の多き豊かな年でありますように。良いお年をお迎えください。