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なんこ科学探検部

南湖ハイキングで白河を再発見

2018.10.21 06:15

2018年10月20日(土)、白河市観光課の主催で南湖を巡る自然観察ハイキングが実施されました。午前9時に南湖公園東側駐車場に集合した後、白河市の担当者からの挨拶、そして準備体操で始まりました。参加者は約20人、解説者は福島大学共生システム理工学類の黒沢高秀さんとその研究室の方々です。総勢30人弱で3時間ほど掛けて南湖をぐるりと一周しました。

松平定信によって設計・築造された日本最古の市民公園は、自然景観をうまく利用した人工庭園です。中央の大きなため池(南湖)の周囲を遊歩道が囲い、所々にある東屋からの眺望は見事なものです。その景観を守るために、白河市では市街地の建築物には厳しい高さ制限を設けているそうです。確かに、南湖東岸から市街地を望んでも建築物は全く気になりません(写真上)。

公園の中には、多種多様な動植物が見られます。そして、外来種は駆除・伐採の対象だそうです。生きている化石と言われるメタセコイアもその一種です(写真2番目)。のっぽのメタセコイアは回りの樹木よりも一段高い木立となっていますが、違和感は感じません。伐採されないといいのですが。

南湖からの一番の眺望は、なんと言っても茶室「共楽亭」からの関山方向の眺めでしょう(写真3番目)。ため池に浮かぶ「御影の島」の奥に関山が見えています。

参考まで、南湖ハイキングのフライヤーを一番下に示しました。