雲ひとつないはれ
この青空のはるか上空を、トンビらしき大きな鳥がおおらかに円を描いて飛んでいました。こんな爽やかな秋空にお似合いで。とらえようと目をはなしたら何処かへいってしまった。本当に雲ひとつない。
秋本番、今朝は、道路脇の植え込みにコスモスが咲いていたので、ふうん、そう、コスモスの季節だったなと思いながら来ました。
それから、ついでといっては何ですが、今夜オリオン座流星群のピークだそうな。晴れだから、東の空を、日付が変わる頃、漠然~と眺めれば、見ることができるかもしれませんね。あーんよふかししてしまう。う~む。
秋の養生のはなし、その1。
~フェアユングさんから、いただいています、お便りから、お届けします。
第1話 初秋は「脾」の疲れによる「下降」にご注意
夏の疲れを秋まで持ち越しているかたは案外多いものです。沈み込むような疲労感があり横になっても回復しない、胃もたれや食欲不振に悩むかたは「秋バテ」かも知れません。
私たちは地球の引力に逆らい、立って生活しています。そのためには「気」を常に上昇させておく必要があります。
健康の「健」という漢字の作りの部分は「ふでをたてる」(変換できませんね)と書きます。手が筆を垂直に持っている姿から発展した字だそうです。筆が曲がっていてはしっかりした字は書けません。建物の「建」もまっすぐ上を向いて立っている様子を表します。春の野草である「土筆」(つくし)も地面から垂直に伸びます。私たちも背筋が伸び、しっかりとたっていられる状態が「健康」なのです。
「気」を上昇させるエネルギーの源が「脾」にあると言うのが東洋医学の解釈てす。「脾臓」は現代医学では働きを持たぬ退化した臓器だとされていますが、東洋医学では「胃」や「膵臓」の消化活動を統括し、「水穀の気」=食物から得る営養=栄養の代謝に力を貸す「縁の下の力持ち」の役割を果たす大切な器官てあると考えられています。
暑い夏から少しずつ秋へ移行しても、相変わらず冷房で体を冷やし、冷たい飲み物を取り続けていますと、「脾」が冷やされて「上昇の気」が低下し、「下降」してしまいますと立っているのがしんどくなり座り込んでしまいます。立ちくらみやめまい、頻尿や胃下垂なども「脾」の冷え、疲れからの「下降」が原因となる場合が多いのです。
ぶどうや梨など、甘くてみずみずしい果物が旬になったら、そろそろお腹を冷やさないよう心がけましょう。冷たい飲み物は昼間のうちに、夜は熱い味噌汁でお腹を暖めましょう。
ー良い眠りは健康の基本ー
「身体は疲れているのに眠れない」「夜中に何度も目が覚める」「起床時にも疲れが残る」・・・眠りに関するトラブルは辛いものです。
まずは日常生活を見直してみましょう。
まずは昼間のうちに身体を活発にうごかすことです。ほどよい疲労が夜の睡眠をスムーズにしてくれます。反対に、夕方から夜にかけての運動や考え事は、自律神経の緊張のピークを夜へずらしてしまうので眠れなくなります。TV の音量を上げたり、激しい音楽を聞くことも、音や光の刺激が脳を覚醒させてしまいます。夕刻以降はのんびりと、部屋の明かりも少し暗めにして過ごすと安眠が得やすくなります。
就寝中、深夜から明け方にかけて全身の血液は腎臓と大腸周辺に集まります。翌朝、排泄するための尿と便を製造するわけです。老廃物を身体に溜め込まないためにも睡眠は大切です。12時から午前3時の時間帯に深い眠りを得ることができれば身体はしっかりリフレッシュできます。
ー食べてすぐに寝ると「腎虚」になる?ー
食べてすく寝ると牛になる・・・と初めに言ったのは誰だったのでしょうか。食後は胃に血液が集中しますのて、消化エネルギーを分散させないように静かにしていたほうか良いです。ただし食べたものは下へ向かいますので、横になるより座って休息した方が良いでしょう。
夕食をとる時刻が遅くなり深夜まで飲み食いしてすぐ眠りにつきますと、夜中に血液が胃や小腸、肝臓に集中し、食物を消化・吸収しなければならなくなります。その為に腎臓や大腸に、充分な血液・酵素エネルギーが供給されなくなります。結果として朝の排便や排尿がスッキリと出ず、前日の老廃物を持ち越してしまうために「眠っても疲れがとれない」ことになるのです。深夜までの飲食が「腎」を疲れさせ、浮腫や慢性疲労の原因を作っているのです。
人体の生理サイクルは、食物の消化能力が高い時間帯を正午~午後8時に設定しています。夕食は8時までに済ませ、遅くとも11時には床に就くことが望ましいと言えるでしょう。
フェアユングさんの秋の養生、第1話でした。フムフム。なるほどですね。振り返ってあかんやん❗と自分突っ込みしてしまいました。忙しさにおわれてついつい。そんなこと考えてもみませんでした。今夜は流星群にするか、早く休むか、ウーン悩ましいです❗
この二枚の写真は、朝日が上る前に建物の窓に反射して輝く朝日てす。始めのは近くの建物。二枚目は箕面の山の、中腹にある建物てす。反射してキラリと見えるのはちょうど良い角度だったからなんだな、角度が変わればピカリとはいかない。この光初めて見たもので。よくよく想えば、感動ものかな。
そして、やっと朝日に会えました。