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おひょいさんのおたより

プロジェクト完遂

2023.12.21 08:30


サラダバーがあるステーキ店やレストランでは、

「サラダバー単品」

というありえない注文で食事を済ませるほど、野菜が好きです。

おひょいです。


妖精おじさんの日常は仕事がないので、

なんだかそれっぽい展示会をふらっと視察したりします。


でも根がマジメなんですかね。

誰も見てないのに

「ふーん、すごいね!」

とか言って出展社をぬか喜びさせながら

展示会の隅から隅まで回ってしまうので、

とっても疲れてしまいます。


帰りの電車乗り換えで

「ご飯でも食べるか―」

と思ってサラリーマンの聖地・新橋に降り立つと、

普段は気にもならないことに惹かれました。


「シャチョーサン、オニーサン、マッサージドデスカー?」

あるかないかわからないお胸を強引に押し付けて勧誘してくる、

とあるアジアの大国のオネーサン方です。


そういういかがわしさ満載のマッサージ店が、

そこかしこの路上でポン引きし、

雑居ビルなんかにわんさか入っているのです。

さすが新橋ですね。


マッサージは

「好きな人にやってもらわないとイヤなの!」派のおひょい、

その日はなぜか

「いいよ」

と言ってしまいました。



あるかないかわからないお胸のせいではありません。

いかがわしいといってもせいぜい脱税くらいで、

性的なサービスがあるわけでもありません。

(あったら逆に断る)


単純に疲れてたから?

足が棒のようだから?

いや、そんな日はいつでもある。

そんな状態でも、

好きな人以外に体を触ってほしいとは思わない。


ま、わかりまてん。

さみしさのあまり、

血迷ったことにでもしときましょう。


さて、そんないかがわしさ満載のマッサージ突撃初体験。

結論から言うと

悪いモノではありませんでした。


ふわっふわに大きい、

ペラッペラのヘアネットのようなパンツ一丁にさせられ…


「オニーサン、ホントカッコイイネー」

「オニーサンノカラダ、カッコイイネー」

「ドコツカレテマスカー?クビ?」

「ホント、クビヤバイネー」



1時間後。

6000円を支払い、

服を着替える。


たった今

大きなプロジェクトをやり終えた一流企業のリーダーが、

少しばかりの達成感と安堵

少しばかりの後悔と未来への不安を抱きながら、

深い息とともにガラス張りの高層ビルから

夕陽に向かって一歩踏み出す・・・


・・・かのように夜の雑居ビルを出て、

三流企業のオジサンでごった返す喫煙所で

タバコに火をつけたおひょい。



気持ちよかったのは間違いない。

その証拠に途中で10分ほど寝たからね。


しかし身体が軽くなったかは正直わからない。

あんなにやってもらったのに。

好きな人のマッサージとは何が違うのだろうか?



わかったのは二度と来ない、

ということだけだ。




【Today's Songs】

シェイン・マガウアンの死去により思い出し、

最近ずーっとヘビーローテーションの1曲

「Haunted」

コラボしているのは、

こちらも今年2023年7月に急逝したレジェンド、

シネイド・オコナー。

アイルランド人である。

美しいことこの上ないのに、

1曲まるっと下を向いて歌っているのがいい。


しかしまあ、この番組でのシェインはひどい。

まったく声が出てないし、

音程もクソもなく歌詞も聞き取れない。

シェインを知らない人からしたら、

まぎれこんだ酔っ払いの一般人にしか見えない。


だが、それがいい。

それが彼が世界に愛された所以。

公式のMVみたらわかるけど、

この曲はとてつもなく繊細で美しい曲。

もちろん作ったのはシェインだ。

どこまでもシャイな天才である。

歌詞もイカしてる。

「あなたなしでいたい」

ちなみにシネイド・オコナーは、

激しく悲しく儚い人だった。

敬虔で厳しいカトリックの家に生まれ、

母親に虐待されて少女時代を過ごす。

反発と反動の末、

スキンヘッドと過激な言動で世を騒がし

独立系のカトリック宗教家になったり

最終的にはイスラム教に改宗したり。

晩年も苦悩の連続。

2022年、

施設に入院していた自殺願望のある17歳の息子が脱走、

すぐに自殺をしてしまう。

シネイド本人が亡くなったのは翌年2023年。

彼女は自殺ではないが、

深い憔悴の末だったことは間違いない。


昔のCoccoのように、

震える魂を感じる歌い手さんです。

驚異の4億回再生を誇る最大のヒット曲も、

リアルな涙を流す後半が圧巻の一言。

稀有なアーティストです。

二人のシャイなレジェンドに、合掌。