Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

;-)

アルアル書道作品展

2023.10.14 12:17

今年もアラビア書道の作品展が川崎でありました。

アラビア書道だけでなく、ペルシャ語、韓国語、モンゴル語の展示も同時に会って、最初の写真はモンゴル語です。去年も思ったけど、モンゴル語、かなり魅力的。アラビア書道と違って筆で書いて縦書きなので日本の書道に近いです。

土曜日に行ったので、ウードの演奏がありました。

ألف ليلة وليلة‎, Alf Laylah wa Laylah,、『千夜一夜物語』の曲をいくつか。

Alf Laylah wa Laylahは、イスラム世界の説話集。アラビアンナイトの名前で知られるこのお話は、ペルシャの王が妻の不貞を知り、妻と相手の奴隷たちの首をはねて殺し、さらに街の生娘を宮殿に呼び一夜を過ごしては、翌朝にはその首をはねた。街から次々と若い女性がいなくなるなか、王の側近の大臣の娘シェヘラザードが、これを止めるため、王の元に嫁ぎ妻となった。 明日をも知れぬ中、シェヘラザードは命がけで、毎夜、王に興味深い物語を語る。話が佳境に入った所で「続きは、また明日」そして「明日はもっと面白い」と話を打ち切る。そうして語られたお話というのを改めて知って、読んでみたいなぁと思いました。

また、アラブ、トルコ、ペルシャ音楽にしかない、ピアノにはない音、4分の1音の話も興味深かったです。ドレミのフラットでもシャープでもない音のことなんて考えたことなかった。アラブの文化は本当に知らないことがいっぱいで面白い。

本田先生の赤の砂漠と、ウードの音が懐かしいようなすごく心地よい空間でした。