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マスカス・マーケット・リポート(ヨーロッパ)

2018.10.22 04:21

マスカスから見た2018年上半期の中古建設機械の需給状況

マスカスは6000社の販売会社から世界で常時40万台を超える建設機械及び農業・林業・商用車などが掲載されています。

今回、2018年上半期のヨーロッパでの建設機械の需給傾向をマスカスで分析してみます。

掲載台数

この期間平均すると127000台の建設機械がヨーロッパから常時掲載されていました。2018年上半期に120,594台新しく掲載され、107,229台が削除されました。

カテゴリーとしては油圧ショベル、ホイールローダーに多くのアクセスが集まっています。

ヨーロッパでの掲載建設機械台数推移

カテゴリー別人気メーカー

マスカスでは機械の売買に関与していないため最終的に機械が売れたかどうかのデータが取れていないのですが、今回データを利用するにあたって掲載から削除された機械は販売されたと扱わせていただきます。

カテゴリー別に販売された機械メーカー上位10社の表からは、日本では馴染みのないメーカーがカテゴリーによって上位にあることもあれば、日本メーカーがヨーロッパでもシェアを持っているカテゴリーがある事が分かります。

ヨーロッパから掲載されている機械で世界的に需要がある機械

マスカスには月間約356万の訪問者が世界中からあり、その訪問者が訪れたヨーロッパから掲載されている機械の人気カテゴリーは下記の通りです。

1. Crawler excavators 

2. Wheel loaders 

3. Mini excavators < 7T 

4. Wheeled excavators

5. Backhoe loaders

6. Telescopic handlers

7. All terrain cranes 

8. Dozers 

9. Articulated dump trucks 

10. Midi excavators 7T – 12T


ヨーロッパから掲載されている機械で世界的に需要があるメーカー

キャタピラーが一番多くアクセスされており、Volvo建設機械、JCBが続きます。

日本のメーカーでは5位コマツ、6位日立建機、9位がクボタとなります。

1. Caterpillar

2. Volvo CE

3. JCB

4. Liebherr

5. Komatsu

6. Hitachi

7. Manitou

8. Doosan

9. Kubota

10. Atlas Copco


マスカスには世界235の国と地域からアクセスがあり、約356万の訪問者があります。

是非、マスカスを利用して世界に販売先を増やしてください。