【学生応援団の気になるこの3本】たけ編
いよいよ今月25日に始まる東京国際映画祭!
先輩方に続きまして、新入生応援団が気になる作品をピックアップしていきます!
一番手は大竹!
三本紹介します!
①WOWOW映画工房「ファッション・ドキュメンタリー・セレクション」 in 東京国際映画祭
ミッドナイト・フィルム・フェス!
WOWOWの映画情報番組「斎藤工×板谷由夏 映画工房」出演者とゲストによるトークショーの後に、ファッションドキュメンタリー4本をオールナイト上映。
『クリスチャン・ディオール 華麗なるモードの帝国』
監督:マイケル・ウォルドマン
出演:ベルナール・アルノー、マリア・グラツィア・キウリ、ベラ・ハディッド世界的トップブランド、クリスチャン・ディオールの創立70年を記念して制作。初の女性クリエイティブ・ディレクターとなったマリア・グラツィア・キウリによる、パリコレの舞台裏にも密着。
98分 カラー 英語 2017年 イギリス
©Finestripe Productions
『ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男』
監督:ライナー・ホルツェマー
出演:ドリス・ヴァン・ノッテン、アイリス・アプフェル、パメラ・ゴルビン
世界のファッション勢力図を塗り変える企業買収の嵐などの苦難を乗り越えながら唯一無二のブランドを牽引することで、“孤高のデザイナー”と呼ばれるようになった天才、ドリス・ヴァン・ノッテンの公私に迫る。
94分 カラー 英語 2017年 ドイツ、ベルギー
©2016 Reiner Holzemer Film-RTBF-Aminata bvba-BR-ARTE
『メットガラ ドレスをまとった美術館 』
監督:アンドリュー・ロッシ
出演:アナ・ウィンター、アンドリュー・ボルトン、バズ・ラーマン
NYのメトロポリタン美術館で毎年開催され、超一流のセレブが多数集まって盛大に開かれるファッションの祭典“メットガラ” の舞台裏に密着。企画の中心で活躍している、雑誌「VOGUE」の編集長アナ・ウィンターなども登場。
91分 カラー 英語 2016年 アメリカ
©2016 MB Productions, LLC
『マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年』
監督:マイケル・ロバーツ
出演:マノロ・ブラニク、アナ・ウィンター、リアーナ
ドラマ「SEX AND THE CITY」や映画『マリー・アントワネット』などでも美しい靴の数々をデザインした、ファッション界のレジェンド的存在、マノロ・ブラニク。彼の半生や知られざる素顔とは。
90分 カラー 英語 2017年 イギリス
©HEELS ON FIRE LTD 2017
『衣装に心動かされる、お洒落映画に学べ!メンズファッション講座!』と題しまして、これまでコラムを担当してきたオオタケにとっては、これは見逃せないオールナイト上映会です。イギリス・ドイツ・ベルギーそしてアメリカのファッションにスポットライトを当てたお洒落な4作品は、必ずや刺激的な内容となっているはずです。しかも、ゲストによるフリートーク、斎藤工×板谷由夏…。豪華すぎます。贅沢すぎます。
10月26日(金)21:00~×
(状況により追加販売を行う可能性がございます)
②リスペクト
国際交流基金アジアセンター presents CROSSCUT ASIA #05 ラララ 東南アジア
監督:トレブ・モンテラスII
青春 ミュージック
シネマラヤ映画祭グランプリ
犯罪と貧困に囲まれながらヒップホップにのめり込むヘンドリックスと仲間たち。あるとき彼はマルコス時代のトラウマを引きずる老詩人ドクと知り合い、世代を越えて詩作の力を認め合うようになっていく。
ストリートのラップ合戦をはじめ若い世代の迫力に満ちたパフォーマンスに圧倒される本作について、監督は、ドゥテルテ政権下の麻薬戦争で多くの血が流されていることを強く意識して創作したと語っており、ラップ世代と老詩人ドクの交流に、フィリピンの現在とマルコス時代の圧政の類似というテーマを重ねている。
ここ数年のフィリピン映画は、『暗きは夜』(東京フィルメックス17出品作)のように麻薬戦争下の庶民を描くものや、本年のシネマラヤ映画祭で話題となった『ML』(18)のように、マルコス時代の拷問が悪夢となって現代に現れるものまで、現政権に対する異議申し立てを匂わせた力作が目立つ。シネマラヤ映画祭2017でグランプリはじめ最多の7賞を受賞した。
オオタケはヒップホップが大好きです。iPhoneに沢山入っています。さらに、エミネムの8Mile。これにはしびれました。まさにこの映画、待っていました。さらにトレブ・モンテラスII監督は、政府との麻薬戦争で多くの血が流されていることを強く意識して創作したと語っており、まさにラップの根源である社会への反発が表現されている。まさにヒップホップ。英語のラップはよく耳にすると思いますが、これはインド映画。さらに主人公は子供たち。国際映画祭ならではの作品に注目です。きっと観終わった時には、あなたもラッパーです。
10月30日(火)15:20~◎
10月31日(水)21:25~◎
③ヒストリーレッスン
コンペティション部門
監督:マルセリーノ ・イスラス・エルナンデス
ヒューマンドラマ 青春 ワールド・プレミア
堅物教師と反抗生徒のユニークな旅
中学校の歴史教師ヴェロは60歳で、引退を考えている。しかし反抗的な転入生エヴァと出会い、彼女の運命は変化していく。
エヴァはヴェロの生活に侵入するようになり、やがてふたりの間に奇妙な友情が芽生え、互いの人生に影響を与え合っていく。
監督メッセージにある「単調さ、老い、運命、死に関する三部作」を監督は「エヴァ三部作」とも呼び、処女作『Martha』では長年勤務した職場を離れる70歳の女性の自殺を助ける若い女性として、そして2作目『Charity』では、30年連れ添った妻との間に危機が訪れる夫の若い看護師として、エヴァという名の女性を登場させている。若い女性の視点をひとつの軸としながら、老いと生を見つめようとする三部作である。
オオタケは大学二年生の夏に海外研修で海外に行きました。それがこの作品と同じメキシコ。学生応援団の面接のときにも、メキシコの思い出を語ったので、この国には特別な思い入れがあります。まさにアナザースカイです。予告を観ただけでもメキシコ独特の街並みや食事、人々の温かみを感じられるこの映画は、見逃せません。堅物教師と反抗生徒、面白すぎる最高のタッグです。
10月27日(土)10:30~△
10月30日(火)10:20~◎
いかがでしたでしょうか?
本当に楽しみな東京国際映画祭!!
ステキな作品にきっと出会えるはずです!