光にこだわる
この記事では、先日公開したLS動画「OBLIVION」の撮影で使用したハウジングセットをご紹介したいと思います。
セットはオーケストラコンサート「忘却の彼方(弦楽四重奏)」時の会場イメージ。
ハウジング自体はシンプルで特別な組み方やアイデア家具などは全くありません。
会場全体の雰囲気、特に「光」に拘って組んでみました。
まず拘ったのはオーケストリオン背面のスポットライトの当たり方。
会場のシンボルとして、「Eorzean Symphony」のパッケージアートである
オーケストリオンを置いてみました。
(ハウジングでパッケージアートを再現されている方の組み方を参考にさせて頂きました)
オーケストリオンの背面壁、スポットライトが当たる範囲はシヴァのカラーをイメージした優しい青白い光を広げる感じにしたかったのでオーケストリオンの上部に「カーバンクルランタン」下部に「ベラフディアン・クリスタルランタン」を設置。スポットライトの白色の光と混ざって淡い青色の光を少し滲ませる様な表現を試みました。(画像だと分かりづらいと思いますが・・・)オーケストラ会場では演奏時、壁に所々青い光源が設置されていましたのでステージパネルとカーバンクルランタンでこの様に再現してみました。
青い光柱になる様に試行錯誤したのですがこれがまたなかなかうまい具合にはまらなくて・・・
カーバンクルランタンも本当はパネルの裏に隠したかったのですが、
うまく光が広がらなかったため、泣く泣く表に出すことにしました。
まぁ、Carbuncleサーバーだしいいかなって(諦め)
「光」といえば、会場だけでなく演者さんを照らす光源についても考慮しました。
スポットライトが当たるヴォーカル、ハープ、チェロ(その1)以外がそのままだと
暗いままでうまく映らないことが判明・・・
なので、分かりづらいと思いますが、ピアノとティンパニの中にシュラウドランタンを
仕込み、主張しない程度に演者を照らす光源としました。
本当はチェロ(その2)にも仕込むつもりだったのですが、
家具にうまいスペースがないこと、と光源が演者に近すぎて
「稲川○ニの怖い話」みたいな映り方になってしまい…
笑いながら見送ることにしました…
そうそう、楽器家具といえば。
今回初めて楽器家具にキャラクターがあまり近づけない仕様であることを知りました。
楽器を弾いてる感を出すために楽器家具に密接しないといけないのですが、
一定の距離以上近づけない様になっている様なのです。
無理矢理家具にめりこんでもらったり、一時的にシェア権限を付与して
ハウジングメニューに入って調整して頂きましたが毎回これが大変で大変で…
上の画像内、キャラクターの頭とかぶさってしまっているチェロを置くスタンド(?)
部分が特に曲者でして映さない様に調整すると
こうなる…
この様な位置調整を撮影に入る前に細やかに、本当に細やかに何回も行っておりました。
得にチェロのお二人、とても大変だったと思います。お疲れ様でした。
よしだ?
といった感じで、普段とは違い人(演者)がいる前提でセットを組むということを念頭に
置いて組むハウジングはとても新鮮で面白かったです。