プロジェクトの原点
はじまりは娘の一言から
「ペットが幸せに暮らし、ペットの癒し効果で世の中に笑顔を増やす」をコンセプトに動きだしたPet's Happy Projectですがプロジェクトのはじまりは娘の一言でした。
我が家では2年前まで※ラウ(享年15歳のミニチュアダックスフント)という犬を飼っていました。
※正確には両親が飼っていた犬ですが娘が生まれた年に同居することになったので。
子供達にとっては生まれた時からずっと近くにいた家族のような存在でした。
しかし亡くなる1年ぐらい前から食事も上手に出来なくなって、点滴の為に通院したり、散歩に行っても歩けなくなってしまって抱っこして帰ってくることもありました。
入退院を繰り返した時期もありましたが子供達は病院に付き添ってラウを応援していました。
辛い1年でした。
元気だったころのラウ
その日の朝、いつものように静かにラウ用のベッドの上で丸まって寝ているラウ。
お婆ちゃんが何度声をかけても起きてこないので、おかしいなと近づくと亡くなっていました。
家族全員がラウを抱いて泣きました。
子供達もたくさん泣きました。
誰から言うわけでもなく、でも自然に「もう生き物は飼わないことにしよう」となりました。
一番ラウを可愛がっていたのが娘でした。
病院に付き添ったり、散歩に行って抱いて帰ってきたり、とても濃い1年を過ごしていました。
はじめて身近な存在の命が失われ、とてもショックを受けているように見えました。
しかしラウが亡くなってから数ヶ月が経ったころ娘が「将来、獣医さんになりたい」と言いだしました。
そして「犬が飼いたい」と言うのです。
家族で何度も話し合いました。
我が家は共働きで毎日散歩に行くことも出来ない…でも子供達は「犬が飼いたい」と譲らない…(^_^;)
ルールを決めよう
そこで飼うためのルールを考えるように子供達に提案しました。
小学校2年生の娘とと保育園年長の次男が話し合って持ってきたルールが下記でした。
これは本気だなと思いました。
ペットショップやブリーダー以外から
いざ犬を飼おうとなった時にペットショップやブリーダーさんから子犬を手に入れて飼うことを考えていましたが飼いたい犬種を探している中で、今の飼い主さんが諸事情で飼えなくなってしまった犬に出会いました。
その犬とは結局ご縁がなかったのですが、子犬を簡単に手に入れてしまうよりも、飼えなくなった飼い主さんから引き取るって選択肢もあるなと感じました。
家族に相談すると「その方がいい」と全員意見が一致、飼えなくなってしまった犬を探すことにしました。
結局"ぴぐも"と"そら"を迎えることになったのですが実はここにもドラマがありました。
はじめは"ぴぐも"だけ飼う予定だった
最初に飼うことが決まったのは"ぴぐも"でした。飼い主さんから「会って相性をみてから引き取ってもらうか決めさせて下さい」と言われました。
もちろん異論はありませんでした。
最後まで一緒に楽しい生活がおくれるのか？子供達と気があうのか？こちらとしても飼う前に知りたいことでした。
そんな約束をした後に別の飼い主さんからも是非、引き取って欲しいとの連絡がありました。
はじめはお断りする予定でしたが一緒に送られて来た写真が可愛い過ぎて、しかも写真を子供達に見せると"ぴぐも"が良いと言う娘と"そら"が良いと言う息子2人に意見が割れてしまいました。
そらの飼い主さんは娘さんが犬アレルギーらしくて娘さんの為にもそらの為にも1日も早く引き取ってくれる人を探したいと…
この時点で、どちらかを選ぶことが出来なくなっていました(^_^;)
そして"ぴぐも"と"そら"を迎えることになりました。
うちに来た日のぴぐもとそら
なぜPet's Happy Projectですがプロジェクトをはじめるのか？
長くなりましたか、なぜPet's Happy Projectですがプロジェクトをはじめるのか？
途中で飼えなくなってしまった飼い主さんと話していて犬のことを余りにも知らずに飼い始めてしまっている人が多いと感じました。
我が家では前に犬を飼っていたこともあり散歩の重要性などを考えて事前に家族内でルールをつくったりしたわけですが散歩にも週に1回行けるか行けないかみたいな飼い方をしていると聞いてビックリしました。
まあ"ぴぐも"も"そら"も途中で引き取ったこともあり躾などがされている部分と不十分な部分があり困りました。
躾が出来ていないと周りの人に迷惑や危害を与えてしまったり犬自身にも危険な思いをすることもあると思います。
犬に関する情報はネットなどで沢山の情報が溢れています、また昔から語られる躾の方法なども溢れています。
何が正しくて何が誤っているのか？
獣医さんやドッグトレーナーさんなどと話していても誤った情報が多いこと、飼う前、飼った直後など適した時期に適した情報を入手出来ていないことも多いと言います。
なので獣医さんやドッグトレーナーさんなど専門的な知識や経験を持った方々の協力も得て情報を配信してみたいと思っています。
影響のあるペット(と飼い主さん)を…
あとは「影響力のあるペット(と飼い主さん)をつなげたい」とも思っています。
影響力のあるペット(と飼い主さん)が良いと思うペット向けサービス、商品などを多くの人に伝えたいと思っています。
良い商品、良いサービス、良い施設などが多くの人に知られるきっかけをつくりたいのです。
あとは多くの人に癒しを与えられるペットや多くの人に正しい情報を発信出来るペットの専門家もネットワーク化していきたいと思います。
そして本プロジェクトによって1匹でも多くのペットが今よりも幸せな暮らしを送り、ペットの癒し効果で1人で多くの人を笑顔に出来たら幸せだと考えているのです。