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日常内観すること

2018.10.22 13:56


内観には、研修所などで面接士の指導の下一週間行う集中内観と、

集中内観で会得した内観法を毎日自分で行う、日常内観というのがあります。

 

今日は日常内観をしているある女性の話。

 

彼女は、まじめでやさしく、努力家です。

それなのに、子どもの頃から、いざという時になるとその人の好さ、培ってきた努力が

どういうわけか実りません。

職場でも、友人関係でも、子育てでも、

世の中は自分の思うようにいかないものとわかっていても、どこか不全感が残ります。

特にどこが悪いというわけではないのだけれど、どこか虚しい。

自分は喜びが少ない人生をこれからも送るのだろうか・・・

ふとした瞬間に心の奥から湧き上がる不安をどのように扱ったらよいのかわからず、

そんな自分の心に気が付かないように日々の暮らしを送っていました。

 

あるきっかけで一週間の集中内観を受けた後、出来るだけ毎日、短い時間をつくり、日常内観を日記を書くようなつもりでする事にしました。


しばらくして、自分の人生で繰り返されるある特徴に気が付きました。

目上の人物に対する見方がとても厳しいのです。

上司や先生、夫もそうだったかもしれません。

彼らへの反発が自分の成長や発展を妨げているようです。

さらに内観していくと、どうやら父親との関係に起因しているようでした。

父の弱い部分を見てしまった時、

理想像と違うといって父を責める自分の姿が見えました。

当然のことながら、父も一人の人間です。

長所も短所もあって当然です。

にも関わらず、自分に不都合な相手の欠点を受け入れられず、責める。

そんなことを、人間関係の中の、特に上下関係で繰り返しているようでした。

立派でない父に対して、長年理不尽な怒りを抱き続けた心がなした業で、他ならぬ自分自身が引き起こしていることに気づきました。


気づきは変化をもたらします。

父を、一人の、弱さも強さも併せ持つ人間として受け入れられて、怒りが減り、

自分の心のが少し軽くなったと感じられたそうです。

 

日常内観は、集中内観のような劇的な変化は望めませんが、

継続することで深い永続的な変化をもたらしてくれるようです。