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宮崎神宮

2012.11.18 14:00

今、宮崎では古事記編纂1300年ということで、所々にポスターが貼ってあります。

『天孫降臨』『海幸山幸』『神武東征』などなど…。

私はテンションが上がりつつも、出張の為、神社や所縁の場所を巡るのは諦めてました。

ところが、意外に仕事が早く終わり、飛行機の時間まで余裕があったので、ぶらり途中下車。

運転手さんに料金を支払う、バスのようなシステムに驚きつつ、思いつきで宮崎神宮駅に降り立ちました!

宮崎神宮駅を降りると、目の前に大きな鳥居。

東参道を宮崎神宮に向かって歩きます。

宮崎神宮の敷地内に入ると、かなり生茂った森が…。

道路は整備されているものの、下草が結構伸びていたり、倒木があったりと、少し荒れている感じです。

そんな中に突然洋館が現れたり、石造が立ってたりするので、結構怖いです。(^_^;)


途中、広場のようなスペースがありました。

そこには御神田がありました。

稲刈りはもう少し先ですかね?


東参道から表参道へ抜けると、雰囲気がガラッと変わり、神社特有の厳かな空気に。

大きな鳥居の向こうに、拝殿が見えました。o(^▽^)o


初代天皇である神武天皇をご祭神とする宮崎神宮らしく、神門には大きな菊の御紋が。

神門をくぐると、「え?あそこまで行っていいの?」と思う位に整備された空間を通って拝所へ。

拝所から拝殿は結構距離があるはずですがよく見えます。

なにか、ちょっと緊張しながらの参拝となりました。


宮崎神宮をwiki!

主祭神:神日本磐余彦尊(神武天皇)

社格等:旧官幣大社・別表神社

創建:不明

本殿の様式:切妻造銅板葺

別名:神武さま

古くは「神武天皇宮(社)」、「神武天皇御廟」などと称されたが、1873年に「宮崎神社」と改称し、5年後に「宮崎宮」と改称、1913年に神宮号が許可されて現社名となった。

地元では「神武さま」と呼ばれ親しまれている。

神日本磐余彦尊(神武天皇)を主祭神とし、父神??草葺不合尊と母神玉依姫命の2柱を配祀する。

社伝によれば、鎮座地は神武天皇が東征以前に宮を営んだ地で、後に九州に下向してきた皇孫の建磐龍命がその縁に因んで創祀したといい、崇神天皇の時代に初めて社殿が創建され、景行天皇の熊襲征討に際して重ねて造営がなされ、更に応神天皇の時代からは『国造本紀』に載せる日向国造の祖、老男命が祀るようになったと伝える。

神武天皇を祀る古社とはいえ、江戸時代までは地方の1古社に過ぎず、当宮が広く全国的に知られるようになったのは、明治維新の王政復古の大号令で「神武創業の始め」に復することが唱導され、当宮が脚光を浴びるようになってからである。


先程の御神田の近くにある、天然記念物の宮崎神宮のオオシラフジです。

4月中旬には白い藤の花が咲き乱れるそうです。


古代船『おきよ船』です。

古墳から出土した埴輪を元に復元したそうです。

ちなみに『おきよ船』とは、神武天皇の東征出発前の事。

夜明け前に出港最良の日と言われ、「起きよ!起きよ!」とふれまわったことによるそうです。