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決勝戦は浜&中之上vs大神!神谷が「僕が大日本を変える!」と宣言!

2018.10.23 10:50

10月16日 大日本プロレス「最侠タッグリーグ戦」新木場1stRING 263人 超満員


(試合内容は実況ツイートよりhttps://twitter.com/igapro24

<第1試合 15分1本勝負>

○野村卓矢(6分28秒 腕ひしぎ逆十字固め)×石川勇希


<第2試合 20分1本勝負>

○吉野達彦 関札皓太(6分44秒 横入り式エビ固め)谷口裕一 ×森廣祐基


<第3試合 20分1本勝負>

○河上隆一 菊田一美(7分12秒 片エビ固め)加藤拓歩 ×兵頭彰

※エクスプロイダー


<第4試合 30分1本勝負>

関本大介 ○橋本和樹(11分28秒 エビ固め)鈴木秀樹 ×青木優也


<第5試合 コンクリートブロック&有刺鉄線ボードデスマッチ 30分1本勝負>

○植木嵩行(11分47秒 片エビ固め)×星野勘九郎

※敬礼式ダイビングヘッドバット


<第6試合 蛍光灯6人タッグデスマッチ 30分1本勝負>

○竹田誠志 塚本拓海 "黒天使"沼澤邪鬼(9分11秒 片エビ固め)宮本裕向 高橋匡哉 ×佐久田俊行

※リバースUクラッシュ


<第7試合 最侠タッグリーグ準決勝~ハードコアタッグマッチ 30分1本勝負>

【ストロングブロック1位】浜亮太 ○中之上靖文(11分39秒 片エビ固め)【デスマッチブロック2位】アブドーラ・小林 ×宇藤純久

※ダイビングエルボードロップ


<第8試合 最侠タッグリーグ準決勝~ハードコアタッグマッチ 30分1本勝負>

【ストロングブロック2位】橋本大地 ○神谷英慶(14分8秒 片エビ固め)【デスマッチブロック1位】伊東竜二 ×関根龍一

※バックドロップ


 いよいよラストスパートを迎えた最侠タッグリーグも準決勝、試合形式はストロングとデスマッチの中間であるハードコアルールで行われ、赤・青コーナー下にはイスが置かれた。

 ます準決勝第1試合の浜&中之上vs小林軍は、試合開始早々に小林軍団が袴を脱いで黒タイツ姿となってストロングスタイルで臨み、アブ小が浜相手に相撲勝負に挑むが、浜が突進したところでアブ小がいなし足をすくって転倒させると、連続カバーでスタミナを奪ってから、浜の足にバカチンガーエルボーを投下してから足四の字で捕獲するなど、宇藤と共に浜の欠点である足に照準を定めて先手を奪う。

 アブ小がグラウンドドラゴンスクリューからカモイェ狙うが、浜がラリアットで迎撃してからエルボードロップを投下、交代した中之上もエルボードロップ、アブ小めがけて宇藤をボディースラムで投げて反撃も、アブ小はヘビーローテーションからカモイェで応戦し、宇藤もジャンピングニーからジョンウーで続く。

 宇藤は串刺しビックブーツからコブラツイストで捕獲、卍固めへ移行し、浜がカットも、アブ小がイス攻撃で排除してから、中之上を二人掛りでイスで殴打、ダブルアームドラックからダブルバカチンガーエルボー、トレイン攻撃で中之上を追い詰める。

 小林軍団が裏摩周で勝負狙うが、浜が阻止して宇藤がアブ小を雪崩式パワーボムで投げてしまい、中之上は宇藤をミサイルキックも、宇藤がラリアットからイスでフルスイングは、中之上がナックアウェイでイスごと射抜いてから、宇藤にイスをセットすると浜がオオキドプレスで圧殺、カットに入ったアブ小にも、中之上が串刺しラリアットから座り込んだアブ小にイスをセットすると、浜が串刺しヒッププッシュで圧殺する。

 浜が宇藤にラリアットからリバーススプラッシュで圧殺すると、中之上がラリアットからダイビングエルボードロップで3カウントを奪い、浜&中之上が決勝に進出。小林軍団は浜組のお株を奪うストロングスタイルに挑んだが、浜組が小林軍団のお株を奪うハードコアスタイルで勝利を収める。


 準決勝第2試合の大神vsダブルドラゴンは、ダブルドラゴンが奇襲で試合開始も、返り討ちにした大神が関根を捕らえて先手を奪ったかに見えたが、ダブルドラゴンは場外戦を仕掛け、イス攻撃で大神の二人を流血に追い込む。

 ダブルドラゴンはデスマッチに慣れていない大地を捕らえ、伊東が大地の上にイスをセットして竹刀で殴打、関根も竹刀の柄で大地の傷口をえぐり、伊東は傷口を掻き毟るなど、デスマッチの洗礼を浴びせていく。

 伊東の串刺しをかわした大地は串刺しニーで反撃し、神谷に代わって串刺しラリアット、イスを持った関根にソバットから、伊東に直撃させ、関根をボディースラムで投げてから、その上へ伊東を投げて、伊東を逆エビ固めで捕らえ、大地は伊東にミドルキック、キックのコンポからハイキックを炸裂させるが、アピールしたところで伊東がイスを投げ、大地は失速してしまう。

 関根はカミカゼ狙いは大地がスリーパーも、逃れた関根はショートレンジの猪作戦からカミカゼ、レッツコンバイン狙いは大地が堪えると、関根は龍蹴斗を浴びせ、伊東が入るとダブルドラゴンによるサンドバックタイム、サンドウィッチ延髄斬りを浴びせるが、ロープへ振ると大地がスライディングで場外へ降り、すかさず神谷が両腕ラリアット、大地が関根にミサイルキックを命中させる。

 交代した神谷は関根にぶちかましからブレーンバスター、ストレッチプラムで捕獲、伊東がカットに入ると踵落としから、各選手が入り乱れて4選手ダウン、起き上がった関根と神谷はエルボー合戦、関根は打撃の連打も、神谷は頭突きから低空での延髄斬り、大地がファルコンアローで援護するとダイビングエルボードロップ、そして刈龍怒を決めるが、もう一発は関根が大地と神谷を同士討ちさせる。

 しかし勢いの止まらない神谷は関根の龍切を受けきり、ラリアットを連発すると、豪快なバックドロップで3カウントを奪い、大神が2年連続で優勝決定戦に進出、2連覇へ向けて大きく前進した。


 試合後に神谷は「僕はプロレスが好きです。そして大日本プロレスファンにみんなが大好きです。でも、今の大日本プロレスは好きじゃありません!正直つまらない、面白くない、何も起こらない、そんな大日本はクソ喰らえだと思います。このままでいいわけがありません。僕がいまから大日本を変えたいと思います、変えるぞ!大日本!」と大会を締めくくったが、ダブルドラゴンとの試合も神谷の爆発力が際立っていたが、デスマッチは竹田、ストロングは鈴木と完全独走状態で、またストロングは鈴木への挑戦者は関本、岡林裕二も復帰する。鈴木と関本、岡林がいつまでもトップのままでいいのかという危機感の表れが試合に出ていた。それを許してしまったのは時代を掴めない神谷や大地らの世代の責任かもしれない、けど神谷がそれを言い切った以上、もう後には引けない。まず目の前の最侠タッグ、BJWタッグ王座を奪取してから何へ向けて動きだすのか、注目したいと思う。