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2018年秋の上高地と乗鞍・白骨温泉・その1

2018.10.23 13:48

昨年10月に秋田の乳頭温泉郷と八幡平を訪れて大自然の紅葉風景に感激いたしました。すっかり味を占めたので、今年はさらに欲張って、日本の山岳リゾートのメッカとされる上高地2泊3日の旅を計画し実行いたしました。

上高地に到着したのは2018年10月20日土曜日、この日は諏訪湖では快晴でしたが、松本で高速道路を下りる頃には雨模様となってしまいました。そして明くる21日の日曜日と22日月曜日は飛び切りの快晴に恵まれました。日曜日のお昼前に田代橋から河童橋方向を見てみると、こんなに綺麗な穂高連峰を捉えることができました。

こちらは土曜日、小雨混じりの天候でしたのでこの通り、穂高の峰峰は白い靄に包まれて全然見えませんでした。

それでもカラマツは煙るように美しく黄葉を見せながら梓川沿いに屹立していました。

川沿いに点在するカエデも驚くほど鮮やかな黄色。

河童橋に着く頃には雨足が強くなっていて、観光客は土産物店などに雨宿りしていました。土曜日の午後3時ごろになると、上高地バスターミナルはバスの利用客でごった返していましたが、そのすぐそばには山小屋風の上高地郵便局がひっそり佇んでいます。

降ったりやんだりのはっきりしない天候のもとで、行きとは異なるルートでホテルへ引き返します。

この日泊まる予定の上高地帝国ホテルは、紅いお屋根が特徴的なクラシックホテルです。案内された部屋はロビー階の上の121号室、通常の2階に相当するバルコニー付きの部屋でした。

ホテルの図書室には貴重な古書がきれいに並べられていました。

これは何でしょう? ・・・正解はホテル中央にあるシンボリックなマントルピースの埋み火(うずみび)です。午後5にに宿泊客が見守る中、ホテルマンが着火のパフォーマンスを実行していました。のんびり夕食をいただいたのち、この埋み火に当たりながらいただいたグリューワインは美味しくてほっこりしました。

1泊め、明けて日曜日、2階のバルコニーから外を見ると前日は全然見えなかった穂高連峰が鮮やかに着雪して目の前にくっきりと姿を見せました。これは期待できそうです。朝食の前に田代橋から大正池目指してお散歩に出掛けることといたします。

日曜日の朝7時台、まだ気温は5度以下でしたが田代湿原にはカメラを構えた観光客で大賑わいでした。

これは一つ前の写真と同じ方角ですが大正池のはじっこ、湖面にはまだ陽が差していません、ぶるぶる。

水面に風景が写し出されています。



大正池の水面(みなも)に映し出された錦繡の山。

ホテルに戻って朝食、ビュッフェ形式ではなくテーブルで卵料理などを選択して配膳していただく方式でした。こんなに美しい風景の真っ只中での朝食はかつてない体験です。

このあと快晴の上高地散策を 『その2』,3日目に訪れた乗鞍・白骨温泉を『その3』として提示いたします。