薄膜を破る

ちょっと遅くなりましたが、
先日のハートエデュケーション　ベーシックコースでの気づきについて、
書きたいと思います。

こんにちは、みっちです。

通称「逗子クラス」は、去年の10月にスタートし、
来月最終回を迎えようとしています。

長かったような、あっという間だったような…

最終回が見えてくると、毎回、そんな思いが湧いてきます。

コースは、初級3回、中級4回、上級5回の合計12回のクラスがあり、
月に1回、1日かけてみっちり学んでいきます。

先日のクラスは、上級の4回目。
コースのクライマックスです。

様々な事情で、クラスをお休みする人がいたり、
補講として参加する人がいたり、
修了生の参加があったりと、
バラエティに富んだ感じで、内心、大丈夫かしら…なんて思っていたのですが、
まったくの杞憂でした。

お休みの人がいると、出席している受講生さんに動揺が見られたり（もちろん、ご本人はまったく無意識です）、クラス全体のエネルギーが漏れるような感覚があったりと、不安定になりがちです。

コースのクライマックスでもある上級4回目なのに、
集中できるかな…などと思っていました。

しかし。

補講として参加した人、修了生の参加に加え、
スタッフ側のプロセスが物凄い速さで進んでいて、
クラスの器がよりしっかりと、丈夫に出来上がっていて、
そのお蔭で、その日参加した受講生さん全員が、
これまでにない、素晴らしい気づきを得て、
ぱぁっと花が開いたような空間になったのです。

これには、本当に驚きました。

日頃から、
「必要な時に、必要な事しか起きない」
と口を酸っぱくして言っていますが、
まさに、それが行われた瞬間に立ち会った、という感じでした。

その場にいた全員が、自分史上、最高に尊い場所に在って、
自分自身に愛を、溢れんばかりの愛を注いでいる…。

そんな、至福の時空間が生まれていました。

私は、大きな感動がある時、人は深く静かになるんだ…ということを体感しました。

名前も付けられないような、その感覚を一瞬でも逃さず、
味わい尽くしたいと感じるから、押し黙る。

あまりにも深い場所が動くと、
感知しにくいために、一見、何も感じていないように見えるけど、
そうではない。

他者にそれが起きている時、見誤ると、とんでもなく足を引っ張ることになるんだ…と、肝に銘じました。

あのような深い深い気づきの場は、一朝一夕には出来ないかもしれません。

でも、あの気づきまでの道のりには、
実は、ほんの数ミリの、薄い膜があるだけなのかもしれません。

自分には関係ない、
自分には無理だ…

と疲れてしまう前に、
越えなければいけない壁が、実は、高くて硬い、難攻不落の壁ではなく、
ほんの少しの振動で揺れ、
ほんの少しの刺激で破れる薄膜だと知ることができたら、
あなたの人生に、光が差し込むかもしれません。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。