義父に
今日も一日お疲れ様でございました。
少し前になりますが
長年アルツハイマーでありました義父が
他界致しました。
いろいろな行事を沢山している施設に
移ったばかりでしたので
これから楽しそうで良かった、と
安心していました矢先
肺炎になりまして
病院に入院となりました。
一度は奇跡的に状態がよくなりましが
長年の闘病生活での体力の衰えもありまして
想像していたよりも
ずっと早い最期となりました。
まだ義父が他界しましたことを
現実のこととして受け止められておりませんのが
正直なところです。
葬儀は家族葬と、義母の希望がありまして
ほんの内々だけのつもりでしたが
沢山の僧侶が集まりまして
本当に立派な
心のこもった葬儀となりました。
一重に義父の人徳と思い
またTwitterの皆様にも
日頃より陰ながら見守って頂き
有難く思っております。
この場で申し訳ありませんが
心より感謝申し上げます。
私のTwitterのフォロワー様の中には
親御さんを介護されている方が
沢山おみえになります。
介護は体力も時間も使うものです。
何といいましても、気力がかかります。
大変な思いをなさっておられることと思います。
やがては自分も行く道です。
どうぞ、悔いの残ることのありませんように
たまには気を抜きながら
慈悲のお心で持って
笑いを交えながら
接して差し上げて頂きたいと思います。
「阿字の子が
阿字の故郷立ち居でて
また立ち返る
阿字の故郷(ふるさと)」
人はどこから生まれ
どこに行くのか
実際のところ私達にはわかりません。
わからないけれども
必ず私達はこの世界を離れ
あちらの世界に参ります。
御仏壇の中には
私のお会いしたこともない
御先祖様がおみえになり
他界してから何十年と
その人柄を語り継がれています。
自分がお位牌になりました時
こんな人だったよ、と語られることを
想像をしてみますと
自分の生き方を考える良い機会となります。
お義父さん。
沢山私を笑わせて下さって
有難うございました。
またそれ以上に、
人が懸命に生き、老い、他界する姿を
お手本として私達、子供達にも
見せて下さったことを
心より感謝します。
お義母さんのことは
私達がちゃんとお見守りさせていただきます。
御安心くださいね。
お義父さんに恥じないような人生を
これから私達家族は生きていきたいと思います。
書くべきかどうか迷いましたが
まずはとりあえずご報告まで。
どなた様もどうぞ良い夜をお過ごしくださいませ。