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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』蜜月島first night mission12-②

2018.10.27 01:50


今、もしどこかに隠しカメラがあって、ベッドの上の二人にズームしていたとしたら…




均整の整った美しい横顔が2つ、徐々に距離を縮めているこの瞬間を、永久に保存しておきたいと誰もが願うだろう。




カメラは存在しない。




二人の瞳に写し出されるのは、酒と風呂上がりで上気した相方の美しい顔だけだ。




臣がゆっくり口を開いた。




「例えば…この」




「ちょっと待って」




「止めんなし…」




「前にさ、付き合ってた女の子いたでしょ?」




「ああ」




「臣、惚れてたの?」




「なんで今そんなこと聞くんだよ?」




「ずっと気になっててさ」




「……」




「言いたくなけりゃ、別に…」




「燃え上がるほどの恋じゃなかった」




「そう…」




「お前の方はどうなんだ?」




「おれ?恭介とのこと?」




「それしかないだろ」




「…燃えたね、初めてだったし」




臣の心の中で小さな炎が揺らめいた。




「愛してるんだろ?」




「それ、答えなきゃなんねーのか?」




「愛してるから、こんなに艶っぽくなるんだろな」




臣の手が隆二の肌に触れた。




ゾク…




無意識に体が反応する。




隆二の心がざわつき始めた。






to be continued…