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WHARF workshop 2025

2018/9/2 四日目記録【波止場のWS】

2018.10.25 08:05

ワークショップ四日目の記録です。

この日は、午前中は高橋宏幸さんによる座学でアジアのカルチャーについて、質問もまじえてお話を伺いました。午後は竹屋啓子さんの身体ワークで身体をフルに動かす日となりました。


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9月2日

ー本日のワークは2Fスタジオで、午前中が高橋さんによる座学、午後が竹屋さんによる身体ws。


【高橋宏幸さんWSクラス】

午前10時スタジオ


●講師紹介:講師の高橋宏幸さんの自己紹介


●講義

1「日本のカルチャーは、文化のニューシーンに非常にコネクトしているということ」

世界の文化に新しい風が吹くとき、例えば葛飾北斎であったり舞踏であったり、日本のカルチャーが影響を与えている場面が意外にも多くある。

日本が海外(アジア)とコラボレーションをし始めたのは80年代・90年代から。信さんもその中の一人。


2「アジアで演劇をすることの使命」


3「東洋と西洋」

アジアというものが、そもそも西洋の視点によって成立したものである。

西洋と東洋という対比で作品をつくる例として、作品の映像を見る。

・『ビチェクランチェンと私』

振付家のジェローム・ベルは2004年タン・フクエン(シンガポール出身のキュレーター)からバンコクのプロジェクトに招かれ、そこでタイの伝統舞踊家ピチェ・クランチェンと出会う。この出会いから本作「ピチェ・クランチェンと私」が生まれる。それまで一面識もなかった2人のアーティストが、文化の違いを乗り越えながら、美と芸術の実践を通してお互いを発見し合う、いわば舞台芸術とダンスのドキュメンタリー作品。(ネットより)

「西洋」と「東洋」のダンサーがお互いに向かい合って椅子に座って、投げかけられる質問に答え合っている。

舞台上でお互いにインタビューを行い、「このモーションはこうである」と実際に動いたりして説明している。異質なものの提示。

これは、東洋と西洋の違いを、スタイルにして視覚化をしている。

アジアの伝統的な動きと西洋のコンテンポラリーの身体の違いが如実にわかる。


4「コーン 古典仮面舞踊劇」

 作品「the spirits play 霊戯」

日本の伝統演劇 「能」と中国の伝統演劇「昆劇」による『The Spirits Play 霊戯』の映像をみる。

「作 : 郭宝崑(クオ・パオ・クン)

構成・演出: 佐藤信(第1部) / ダニー・ユン(第2部)

出演 :笛田宇一郎/清水寛二、西村高夫/楊陽、徐思佳、孫晶、唐沁 /松島誠

形のあるものとないものが入り交じる、混沌とした霊の世界。戦争によって故郷から遠く離れた地で命を失い、いまなおその地でさまよう五つの魂(将軍、母、兵士、娘、詩人)が集まり、それぞれの過酷な過去と望郷の思いを語り合う。戦争指導者である将軍を責める他の四人の霊もまた、戦争加担者としての半面をもつことが、やがて明らかになる……。」(ネットより)

ダニー・ユンは香港のアーティスト。作品は抽象的で、あまり劇的な動きはない。


●質問

Q「そもそもアジアのアーティストに、基礎みたいな共通点はありますか?『ビチェクランチェンと私』を見て、自分はシンガポール人で、地理的にはタイに近いのに、あまり共通点を感じなくて、逆にコンテンポラリーの方が多いと思いました。」

A「アジアのコンセプトはとても複雑。そして地域によっても、大きく違ってくる。」


Q「いまの若い世代はダメだ、とよく言われますが、それは他の国でもそうなのでしょうか?」

A「国というより、世代の違いの問題が大きいと思われます。」



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【竹屋啓子さんWS】

午後13:00~ スタジオ

・「自分の身体について知る」ということについて。

特に今回の場合、これは「骨と筋肉を知ること」と言い換えられる。


●足の裏と足の裏をつけて座り、床からの膝の高さを見てみる。股関節の固さチェック。

啓子さんも、昔は股関節がとても固かった。

柔らかい人は骨格的にバレエに向いている。例えば、固いのを無理やり開いてやると、外反になってしまう。

では、柔らかい人が必ずしもできるのかと言ったら、それも違って、そこには筋肉の問題がある筋肉の強度というものは、割と親から貰ったものである。

どういう身体の形にしていくかは、自分の求める形によって作っていく。


☆身体を動かすのに、呼吸は非常に重要。

身体を伸ばそうとするときに、息は吸っているか?吐いているか?→(ウェンミン)吐いています。どちらでも可能だけれど、吐いた方がジョイントが緩んでくれる。


●ウォーミングアップ

・脱力

息を吐いて無駄な力を抜く。頭の重さを感じる。そして徐々に、骨を一つ一つ感じて下にとんとんっと下げてゆく。肩、胸、だらんと腕がぶら下がる。上半身をぶらんぶらんとふる。肩甲骨も揺らす。

そうしたら、今度はまたひとつづつあげていく。内から外へ揺らしてあげる。

そうするとリンパが流れるから、目がパッチリになる。

・さっきの力を抜いた立ち方で、顎を左右上下に揺らす。

上半身を左右前後でまわしてあげる。

腰を左右前後でまわしてあげる。このとき、自然に膝をまげる。

・足にはいっぱい神経が詰まっている。足のほぐし。

寝転がって足を真上へ、空中でブラブラ。そうしたら、足を曲げて、自分のおしりで一回バウンドさせて足を降ろして床に伸びる。

腕をあげてブラブラ。手を上にあげておへそを見るように起きる。

一人が仰向けになって、手を空中にあげる。その姿勢から起き上がり前屈。ほう一人の人が、前屈の時背中を押してあげる。


●啓子さん的ラジオ体操

アメを配る。同じ味の人とチームで、啓子さんオリジナルのラジオ体操をする。

1~13のステップを覚えて、音楽にあわせておどる。

ものを覚える時、人は大脳で覚える。大脳で覚えたものが、筋肉に反映されるのにはタイムラグがかかる。だから、何回も身体に馴染ませて、考えなくても自然にできる、小脳で覚えることが大事。

それでも今回のように、覚えるまでに時間がないときは、「火事場のバカ力」を出すしかない。なかなか難しいかもしれない。

だけど、今回の課題がうまくいかなかったとしても、「器用じゃない人は一芸に秀でる」。やさぐれず、謙虚に努力していけば、一芸を獲得することができる。


●感想

―マイナス―

短時間でつくること(ウェイウェイ)

自分と他人の意見がわかれたとき、どうお互いすり合わせていくか(エミー)

振りの番号が思い出せない、困難(宇井)

自分の身体が動かない(ヤグニャ)

頭で考えることと身体のつながり(ダレン)

アイディアのギブ&テイク(ドリーン)

ストーリーを追いながら振りを踊る事(丹澤)

振付の約束事を、ケースバイケースで、有効的にあえて破るやりかた(田村)

言葉が通じないからあたってみるしかない(ウェンミン)

踊る事とマンダリンを離すこと(ブレンドン)

動きを覚えることはもうできない(ランジェンフェ)

みんなと一緒に踊る事(シュウロウ)

短時間のコラボレーション(ゾウジェンファ)

順番をおぼえること。練習すればするほど忘れてしまった(ヴィヴィアン)

時間が短い(玉季)

動きを覚えて音楽にあわせること。新しく覚えると、古いものをわすれていく(ガオレイ)


―プラスー

みんなとのコラボレーション(ウェイウェイ)

色んな考えを提案できたこと(エミー)

アイディアが出るたびに変わっていったのが面白かった(宇井)

とりあえず動いて笑った(ヤグニャ)

愛にあふれたグループでコラボできた(ダレン)

迂回はしたけど完成できた(ドリーン)

遊ぶ気持ち(李)

アイディアを受け入れられた(丹澤)

言葉がつうじないこと(ウェンミン)

人のパフォーマンスを見ていて、自分が演劇を好きな理由を思い出した(ブレンドン)

パフォーマンスをしたらみんなおもしろがってくれるところ(ランジェンフェ)

みんなと一緒に楽しめた事(シュウロウ)

本番で振り忘れちゃったけど、新しい踊る価値を見つけられた気がする(ゾウジェンファ)

人それぞれの個性がでてくる、勇気をもらった(ヴィヴィアン)

どんどんアイディアが派生して湧いて出てきたこと(玉季)

みんながどんどんアイディアを出してそれが受け入れられ、短所を工夫しあえたこと。