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【閉店】antianti 青山本店便り

肌の食べもの

2018.10.25 08:52

スキンケア用品は、この成分が効くとかでなく、

むしろ効かずに自然に分解されること、

それよりも、心に効く、響くことが大事だと思います。


食に近い感じ。

いかにも消化に良さそうに、

自然に穏やかに身体にスッと馴染んでいく感じ。

味は香り、食感はテクスチャー。

ほんの少し手を加えてより美味しさを高めた、

料理というエンターテイメントのように、

化粧品を肌で味わう。

香りを吸い込み、食感を楽しみながら味わって、

ほっこりとハッピーな気分に満たされる。。。


アンティアンティの製品は和食のようなもの。

穏やかな素材本来の味わいを活かしつつ、

最低限のひと手間を加えてさらに素材を引き立てて高める。

色々ごちゃごちゃ入れると複雑になって味が喧嘩しちゃうし、

ほんとうの出汁の香りを味わえば、

必要以上に味付けしなくても美味しいように。


必要なのは、“バランス”。

素材が最低限なほど難しく、

テクニックのいることです。


アンティアンティの製品の成分表示を見てください。

添加物はもちろんのこと、

素材はいたってシンプルで最低限のもの。


「身体に溶け込みやすい、分解されやすい、いい循環を促してくれる」

そのために。

最低限の素材を使って、

素材本来持っているそれ以上の魅力を引き出して、

それぞれの素材の良さを高めてひとつの料理を完成させるように、

アンティアンティの製品は作られています。


化学調味料の味に慣れてしまうと、舌や脳が麻痺して、

濃い味付けを好むようになったり、味が物足りなく感じるように、

繊細な味を感じ取れなくなってしまいます。


スキンケアも同じで、

分解されにくい合成洗剤のような洗顔料やシャンプーを使っていたり、

カバー力が高いとか即効性があるように感じる合成化粧品を使い続けていると、

天然の穏やかな作用や優しい香りに鈍感になり、

そうした繊細さを感じ取れなくなってしまうことも…。

必要以上に強い香りや作用でごまかされ、ますますどんどん麻痺していく。

ほんとうはそんなにいらないのに、どんどんエスカレートしていく。


違いのわかる繊細な感覚を取り戻すためには、

じわじわだからそこそこ時間がかかるものです。

だから、お試しセットをご用意していないのはそういう理由もあります。

どのくらいで効果が現れるのかは人によって様々で、

ある程度の期間しっかり使い続けてみないとわかりません。

合成のものを使っている期間が長かったり、

濃い味に慣れて感受性が鈍っていたり、心が凝っているほど、

より時間がかかるかもしれません。


ひとつひとつ心を込めて手作りしているのにもわけがあります。

量産され、機械化されたものっていうのは、食べ物でもなんだか飽きてしまう。


手作りのものってなんで飽きないのか。

なんだかまぁるい感じで嫌味なく、

抵抗なくスッと心と体に入っていく感じ。

馴染みの良さと、なにより心地よい。

心の気持ち良さは、肌とも繋がってる。

心に響くというのは、実際に使ってみないとわからないこと。

効果効能、成分で判断できない。

香りやテクスチャーで心地よいと思える、

そういうものを使っていると、

内側から綺麗が引き出されてくると思うのです。



アンティアンティの製品のテクスチャーは、

まるで美味しい食べ物のよう♡


お水をたっぷり閉じ込めたゆる〜いゼリーみたいな、ゴクゴク飲みたくなるようなジェル、

ミルキーな色合いのプルンプルン乳液クリーム、

お肌の温度でトロ〜リとろける、チョコと蜂蜜の甘い香りのバーム。。。


この絶妙なテクスチャーや分解の早いバランスを作り出すには、

手間と時間がかかるので、時にお待たせしてしまうこともありますm(_ _)m


どれもすーーーっと溶け入るように、心とお肌にとって“消化が良い”のは、

身体と心が元々知っている自然の素材がベースとなっているからではないかと思います。



スキンケアは楽しくなくっちゃ!

そういう意味でも、料理と一緒。

エンターテイメント♪

ワクワクと癒しをみなさまにお届けするために、

アンティアンティのシェフたちは

今日もせっせと心を込めて手づくりしていますϵ( 'Θ' )϶👩‍🍳