【特別企画】ねこ鼎談３〝ねこのしあわせ〟
リズです♪
第１回〝保護猫と出会う〟
第２回〝里親になるには？〟
に続きまして、最終回です。予告では〝多頭飼い / 先住猫ファーストについて〟としていたのですが、それらひっくるめて、今回は〝ねこのしあわせ〟と題しました。
ゲストはライター・Rさんです♪ 全３回に渡ってお付きあいくださり、ありがとうございました！
《ゲストさん/ R》
- 猫歴は30年。首都圏X県のマンションでご家族と４人暮らし。
- 昨年、保護猫のママ(２歳メス/仮名)とチビ(１歳メス/仮名)を引き取る。ママとチビに血縁関係なし。
- 多頭飼いのご経験も豊富。
《岩崎従兄/ ヨシ》
- 生後３ヶ月だったチャーリー(14歳オス)を大阪のボランティアさんから引き取る。
- 都内マンションで一人暮らし。
- チャーリーが初猫。以前はウサギと暮らしていた。
《岩崎従妹/ リズ》
- 生後２ヶ月だったエンジ(９歳オス)を都内のボランティアさんから引き取る。
- 猫歴は30年。 都内マンションで一人暮らし。
- エンジが２匹目の猫。他にチワワのルイジ(７歳オス)が同居。
鼎談のまえに……８月。〝ねこの譲渡会〟へ行った岩崎従兄妹。
リズが『う〜ん』している茶トラくんに『妹がいる』と気づいたヨシ。「リズと同時に俺が引き取れば、兄妹はなればなれにならない」とか「妹ちゃんだけ引き取り手がなかったらどうしよう」とか、あれこれ悩みだした。「チャーリーは他に引き取るひとがいなかった」という理由らしい。
「子猫だし、すぐに決まるよ」というリズの予想通り。後日、ボランティアさんに伺ったところ、妹ちゃんは素敵なご家族に引き取られたそうです。
〝子猫だし〟……ここがポイント。
からのぉ〜、鼎談開始！
すべての猫に幸せを！
ヨシ：譲渡会では、引き取り手がつかない４〜５歳の猫もいるって聞いたね。
リズ：ウチは先住のエンジがいるから、子猫じゃないとケンカになっちゃうと思って。でも、オトナ猫にも里親ができるといいな。ボランティアさんは何年も世話をしているわけだから、支援だけでもしたいよね。
R：私がお世話になった団体はAmazonのウィッシュリストを公開しているの。それを通じて、私もゴハンや猫砂など少しずつ支援をしています。
↑ゴージャス爪とぎにうっとりなチビちゃん♪
↑AmazonにはPrimePetsというペット商品専用ページもあります。対象商品は10%OFF♪
リズ：私は多頭飼いの経験がなくて。保護猫時代、エンジには弟がいたんですが……。一緒に引き取ってあげればよかったかな、と思うことがあります。
R：一緒に引き取っていたら、いまのエンジくんほど人間に慣れなかったかも。やっぱり猫は、猫との関係を優先するから。
リズ：チビちゃんとママちゃんも、ですか？
R：やっぱり猫同士優先。それが多頭飼いの寂しさかもしれないけれど、私は猫同士が仲良くしているのを見るのが幸せ。ママのほうはチビに遠慮もあるみたいで、１匹だったらもっと人間に慣れたのかも。ママにはノラ時代のトラウマもあるんですよね。
（*ママちゃんは我が子たちと一緒に保護され、子猫がみんな引き取られていったあとRさんと出会いました）
↑女社長の貫禄！なママちゃん♪
リズ：なかなか慣れてくれないと、初猫としては難しいのかな。だから〝子猫のうちに引き取りたい〟というひとが多いのかも。
R：犬の場合、引き取り手のなかった子を警察犬にするっていう動きがあるよね。すごくいいことだと思う。
リズ：犬には使命感や達成感があるみたいだし。アメリカには少年院で世話をするっていうカリキュラムもありますね。犬の世話を通じて更生するって、素晴らしい。
R：日本の小学校にも、ウサギやニワトリだけじゃなく、犬猫との触れあいの機会があればいいのにな。
リズ：ウチの小学校……カエルだった。
ヨシ：まずは哺乳類がいいな (笑)
↑毎度おなじみ、オマケのローマ自由猫♪
リズ：わたし、決めました。 エンジのことが心配だけど、茶トラくんとトライアルしてみます！
ヨシ：おお、決めたか！
リズ：初多頭飼いなので、Rさんにいっぱい相談しちゃうかも。
R：やっぱり役割分担はありますね。それが面白いし、仲良くやってます。ゴハンのとき、チビはスリスリなんだけど。ママはチビに「もっとちゃんとねだりなさい」って感じで、丸投げ (笑)
リズ：チビちゃんが〝おねだり担当〟なんですね (笑)
ヨシ：チビとママは女の子同士だよね。ボランティアさんは、本当の猫好きはメスを選ぶって言ってたな。猫っぽいのかな？
R：それはあるね。ツンデレ(笑)
リズ：オスは甘ったれだから、メスのほうが猫らしい〝気まぐれな性格〟みたいね。でも母性本能もあるワケで。男の子同士の先住と新入りだと、どうなるんだろう？
R：なかには、ずっと仲が悪い子たちもいるって聞くけど……。相性だよね。私の経験では、みんなうまくいってたな。先住が良いお兄さんになってくれたよ。特に、ノラで苦労した子は気が優しいんです。
↑ローマ、木の上にも自由猫！
リズ：エンジはずっとひとりで、猫を知らないからなあ。
R：自分が人間だと思っているかもね。リズさんの愛情を奪われるのも怖いだろうな。
リズ：ですよねぇ。ボランティアさんからも「先住猫ファーストで」って言われたんです。でも……がんばってみます！ エンジとルイジ(犬)と、子猫をお迎えします！
ヨシ：がんばれよ〜
↑イタリア渡航予定のある猫好きさんはトッレ・アルジェンティーナ広場(猫コロニー)へ♪
Rさん、この度は本当にありがとうございました！
３回に分けても載せきれなかったほど、充実した鼎談となりました♪ これからも楽しくにゃんこトークさせてくださいね。
ここまで読んでくださった皆さんは、ぜひとも保護猫ちゃんに会ってみてください。もし、一緒に暮らせる環境が整っているなら、猫との暮らしを満喫して欲しいです。
デカいこと言うと……すべてのねこがしあわせなら、世界も平和になるんじゃないかな？
↑常時、新しい家族を待っているわんにゃんこがいます。
そして、我が家に子猫が到来……！
はたして、エンジは良きパイセンになれるのか !??
次回からは〝保護猫トライアル日誌〜初めての多頭飼い〟を載せてまいりますね。
よろしくお願いしますっ (*´∀`)ﾉ