「やるかどうか」で迷わず「やると決めて」迷おう
「ワーク3周ってできると思いますか?」
「有志の合唱委員があって参加したいんですけど、大変ですよね。。やったほうがいいと思いますか?」
「こういう教室が創りたいんですけど、できると思いますか?」
そんな風に訊かれた時によく言う言葉があります。
「やるかどうかで迷わず、やると決めてから迷いましょう」
ちょっと詳しく言うとこうなります。
「やるかどうかで迷ったら、どんどんネガティブなことばかり浮かんでくるよ。それが君にとってやった方がいいことなら、まずはやると決めて、そこからどうやってやるかで悩もう」
人間はどうしたって弱い生き物です。
やるかやらないかで、メリットとリスクを天秤にかけていても、なかなか答えは出ません。
それに現状を変えるということは負荷のかかることですから、どうしてもやらない方向で考えを進めてしまいます。
もちろん、やらないことが駄目というわけではありません。でも、やりたいことややったほうがいいと少しでも思えることなら、僕はチャレンジする方を選んだほうがいいかなとも思います。その理由も併せて説明しますね。
とにかく、だからまずは「やると決めて」迷うこと。
その迷いは、方法論の迷いです。どうやったらできるかな、と考えるので、思考がポジティブになりやすく、建設的で、成長にもつながります。
やらない、という選択肢はここでやり方が見つからない場合の最終手段です。まぁ、やろうと思えば大抵やり方は見つかるものですけどね。
検討の結果「やらない」という結論に至った場合も、方法論で思考を巡らせた分、自身の成長にはつながります。「やるかどうか」で迷っているだけでは、その成長は望めません。
ね、そしたら、「やるかどうか」じゃなくて、「やると決めて」迷ったほうが得だよね。
そして、繰り返しになりますが、やると決めたら、人間意外とどうにかなるものです。
僕らは、案外とっても強い。
さぁ、「やるかどうか」で迷わず、「やると決めて」迷おう。
ちなみに、タイトルをキャッチーにしたくて、僕の大好きな本『伝え方が9割』でも紹介されている強いコトバを作る方法の一つ「ギャップ法(対比構造で表現する)」を使ってみました。
成功だったのか失敗だったのかは、読者の方々の判断に委ねます。これも、チャレンジ。
迷ったから、やってみました。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
挑戦の機会が増えれば、レベルアップは早くなる。ゲームと一緒だね。