第二回ぎふママ減災スタディ
ぎふママ減災スタディレポートです。
参加した正会員ママに書いてもらいました。
正会員のママの声から生まれた「ぎふママ減災スタディ事業」。
1月25日に、その二回目を実施しました。
降雪翌日ということもあって足元が滑りやすい中、24組の参加をいただきました。
誠にありがとうございました。
テーマは「大害時の食に備える」 。
講師は第一回に引き続き、岐阜大学 工学部社会基盤工学科 高木朗義教授が務めてくださいました。
まずは一回目の振り返りも兼ねて、アプリを使っての減災力テスト。
初めてトライする方は真剣に考えながら回答したり、前回の受講で学びを活かした方からは「一回目の時の倍の点数まで伸びた!」と喜びの声が上がったりしていました。
その中でも風水害・土砂災害に関わる設問に着目し、「ぎふ山と川危険箇所マップ」を用いて各自の居住地域の危険度を確認することに。
海は無くとも大河川・長良川を擁する岐阜市は、氾濫した場合に浸水する区域があると認識すること、その被害レベルは区域によって異なるため家族でハザードマップをチェックしておくことを学びました。
その後に行ったのは、被災時の食を考えるグループワーク。
備蓄食材から朝昼夕3食×3日間の献立を考えるのは、ワイワイ盛り上がりながらも、苦戦しているチームがちらほら…。
電気やガスといったライフラインが途絶え、カセットコンロ用のガスボンベや水の備えにも限りがあることを想定し、知恵や経験を駆使している姿から、コレはまさしくママならではの「災害から命を守る」役割なんだ!と思いました。
最後に非常食の試食として実践したのは、水で戻すカップ麺。
待つこと30分。
半信半疑でしたが、水を切って粉末スープを混ぜて更にごま油をプラスして出来上がったものは、想像以上の美味しさ。「これはイケるね!」と大好評でした。
新聞紙やチラシで作った紙食器は水洗いも不要なので、避難生活の中でも役立てたい工夫の1つだと感じました。
いつ来るか分からない、それでも待った無しでやって来るのが自然災害。
ー備えって何をどれくらいやればいいの?
ーいざという時に自分には何ができるんだろう?
「心構え一つで行動も変わる!」
それを、五感を使って楽しみながら学べる講座でした。
第三回ぎふママ減災スタディについては近日中にインスタグラム、Facebook、ブログ等でおしらせさせて頂きます!