痛みと作業
痛みを起こして楽になってきました。
楽になったけど、ちょっと変わった動きをしたらまた痛みがでてきました。
さて、動かしたことは悪いことだったのでしょうか?
悪くないです。
病院へ行くと大事に大事にさせます。
痛みが出ないように安静にして下さい。なんてと言われます。
それってホントに良いことですか?
日常生活に戻りたいから来ている訳でしょ。
畑仕事したい!!
そうですよ。
痛みが起こることを恐れてそんな作業もするな。
と言われたら・・・。
私はある程度良くなってきたらどんどん動かして下さい。
動かさないと悪くなります。
と言います。
痛みがでたらまた治せば良い訳です。
廃用性萎縮という言葉どおり、人間の身体は使わないと萎縮します。
動いて痛いのなら、動き方が悪い訳ですよ。
動き方を変える必要があります。
だから動きを変える指導をします。
そのためには動かしにくいところを知る必要があるということです。
しかも日常生活に支障をきたさない運動です。
数秒でOK!!
それを時々行う。
なぜ痛いとすぐに使わないように!!
っていわれるかわかります?
折角動かさなくて落ちついてきたのに何でそんな仕事してまた傷めるんだ~!!
って叱りたいんですよね。
これは医療者側の単なる言い訳です。
人は生活しているんですよ。
生活しているということを最優先にしてない医療は駄目ですよね。
痛みを止めることだけにしか注目していないので、そんなことになる訳です。
お姫様のような患者を作りたい。
ヨシヨシして、ひ弱にしたいんですよね。
それじゃ~治らないです。
負荷をかけてこそ、それに対抗するように身体は反発する訳です。
だから強くなる訳です。
もちろん、身体が衰弱仕切った人にそんなこと言いませんよ。
そんな人でも動かせるところから少しだけ動きましょう。
とは言います。
それは動くことを諦めていないからです。
人間は動物です。
動く物