夕梦色(ゆうむ色)& 爽昧色(そうまい色)から始まった秋
「夕梦色・ゆうむ色」
来週の今頃は、東京のExhibitionの初日。
今、染め上がったストール達や、持っていくストール達、一人一人の顔を見ながら
発送の準備をしている。
今回の表参道でのExhibitionに向けて最初に染めたのは、
「夕梦色・ゆうむ色」だった。
季節が変わり、夕刻の郷愁に似たような心具合が、私をセンチメンタルにしたのか?
夕焼けの空が刻々とドラマティックに変化していくその色達を染め始めた。
そして、
次に染めたのは、朝焼けの色。
「爽昧色・そうまい色」
今回は、
この空の色から始まったせいか、
最後の染めの色は、夜空へと移行して行った。
染めながらにして、
色達が、色々と伝えてくれる。
先週末、もうこれ以上染めていたら、仕上げの時間を入れると
もう間に合わない!それでもやめられなかった夜空の染めは、
宇宙へと言葉が繋がった。
おりしも、満月の前夜で、満月の夜よりも月が丸く見える日だとウェザーニュースの記事。
満月前夜の、
月ヨガ&リストラティブYOGAは、午後7時から。
慌てふためきながら、スタジオへ行き、静かに瞑想的な時間。
リストラティブYOGAは、
まさに瞑想。
色やビジョンが見える。
この日も、染めた色の言葉が降ってきた。
書き留めることはできなかったが、
ディープターコイズは、夜空に月の光が混ざった時の色だということだけは
覚えている。
今回は、
空も天も忙しく共鳴した染めでした。
虹架空色を染めている時にダブルレインボーが空に上がったり。
この日のことは、
とても不思議な出来事があった日でもあったので
また、後日、この日のことをブログにしましょう。
秋の始まりの名古屋でのExhibitionは、酷暑染めの中。
肉体に暑い夏の太陽を残したまま、深まりゆく秋の色を更に染めながら
相変わらず、染めに入ると、気が振れたような不思議なモンスターになってしまう
私ですが、この激しい染めを続け、今、なんとなく、パレットが揃ったような感じがして。
これからは、穏やかに安定して染められる日々を送りたいと思っている。