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激変の広告・通販~正直者が生き残るのか?

2018.10.27 03:11

新しいことは好きだ。これは父親譲りだろう。普段の生活でも「新商品」というものがあれば、とりあえず買ってみようと思う。まあ、世の中「新商品」だらけなので僕のおこずかいでは限界があるけど・・・

ソーシャルメディアサラリーマンのイッシ―です。


WEB広告の激変時代に担当になった

今年の2月ごろにWEB通販の担当になった。これまでカタログ通販の担当をずっとやっきた。しかもBtoB。会員組織をもっている通販企業の企画や商品を提供する仕事。企画、営業、バイヤーをやってきた。

それが、BtoCのWEB通販だから、まったく新しいことになる。今でもそうだが毎日新鮮だ。同じ通販でもこれだけ違うのか?と痛感している。




これまでは、会員さん紙媒体を送って、見てもらい、購入するという流れですが、WEBの場合は、サイトに商品を掲載したところで売れるわけではない。

星の数、いや世界の砂粒ほどある情報の中で、スマホやパソコンからWEBサイトを見てもらい、商品を買ってもらわないといけない。そう、まず見てもらうことだけで大変なのである。



当然売上も違う。カタログでは1回発刊すれば、多くの売上を作れるのにWEBは目をけたくなるほどである。今、はがき注文やFAX注文については僕が受注入力しているが、1人でも多く注文があるとそれはそれは凄く嬉しいのである。1件の注文がこれほど嬉しいのは今までにない感覚だった。まるでリアル店舗をオープンして、一人でも多くのお客さんが来てくれる喜びと同じ感覚だろうと思う。まあ、これまでが全く違うので比較しても仕方ないけど。




ということで広告は必須なのである。

WEB広告ではGoogle、Yahoo!の広告はもちろん、広告代理店にいろんな広告をお願いしている。Facebook広告などのSNS広告もあれば、ニュースサイトでの広告もある。でも、これらは他社も同じことをやっているのでこれをやれば売上があがるわけではない。

そして、ここ最近は、WEB広告の基準も厳しくなった。

薬機法の見直しによって対象である医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製品の広告についてはかなり厳しくなってきているし、その他の商品広告については景品表示法(景表法)により厳しいパトロールになってきたのが現状である。

先日もジャパネットがエアコンの二重価格について景表法違反として消費者庁から処置命令を受けた。


くわしくはここ




アフィリエイトでの広告もここ最近厳しくなり、特に美容健康商品については過激な表現はできなくなった。何かあればすべては広告主の責任である。


永江一石さんのブログ記事にもあるようにWEBメディアの広告もこれからはちゃんとした広告だけしか掲載されなくなるでしょう。

そして、Yahooは広告についての広告ガイドラインを改定した。この流れはYahooだけではないでしょう。

そんな環境に急激に変化してきた。これまで行ってきた広告では通用しなくなったのた。

やりすぎな表現はダメなのである。当然といえば当然だけど。

それが、テレビ通販やWEB通販で急激に変化している。


ちゃんとした商品、ちゃんとした広告なら売れるのか


では、しっかりした商品と法律に遵守した広告で消費者は買ってくれるのかというとそれで安泰とは言えない。

さて、商品の魅力の伝え方や表現方法も見直さないといけないし

その商品が喜んで買ってくれる人は誰であり、その人とのコンタクトポイントはどこか?


それによって広告する場所も変わってくる。

もしかしたら、ポスティングでも効果があるかもしれないし、専門雑誌広告という従来のアナログの場所かもしれない。すべてがデジタル広告とは限らないのだ。まだまだメルマガも活用して実績を作っている人もある。もちろん、SNSの活用もより重要になるだろう。なにせフォロワーとの接触回数が多くとれるし、コストも低コストで済む。


正直者だから良いのかと言うとそれだけでは難しく、存在を多くの人に伝えないといけない。

となると

ますます文章力や発信力が重要なる。

インフルエンサーを束ねている会社もあり話をしたことがあるが、正直インフルエンサーの基準がよくわからず、しかも僕よりフォロワーが少ない人が多い(笑)

ましてや売込みばかりの投稿をしていてもユーザーはすぐステマだとわかってしまう。


オウンドメディアの重要性がここ挙げられるが、そうなるとブログ、ツイッターなどのSNSの発信になる。多くの企業は代理店に記事やらオウンドメディアの丸投げがあるが、理想は自分で発信することである。


だから、社員がブログを書き、SNSを発信して、ユーザーとのコンタクトやコミュニケーションを増やす事がとっても重要になる。


そんな広告の激動時期に実務としているのが大変だが

いろいろ学ぶことが多いので楽しいところでもある。

さて、さて、やることいっぱいだ。