噴火湾を望む2023師走(室蘭本線)
クリスマスも終わり、今年も大詰め、残すところ5日となりました。更新が滞っておりますので、年内に撮影した写真は年内にアップしたいと思います。まずは、12月8日の撮影から。この日は外出の予定はなかったのですが、ライブカメラを見たら羊蹄山が見えています。冬場では珍しいことなので、急遽出かけることにしました。(2023/12/8)
私がチェックしているのは、真狩村の羊蹄山ライブカメラです。ライブカメラでは見えていても、状況が変わったりすることもしばしばなので、この目で見るまでは安心できません。現地(室蘭本線黄金)に着くと、こんな感じ。羊蹄山バッチリです。カメラをセッティングするとすぐにやって来た貨物です。
12月になると倶知安方面はほぼ毎日「雪」です。稀に晴れていても、日中は雲がかかるのが常で、真昼間(13時台)に黄金から50キロ先の羊蹄山が、こんなにクリアなのは奇跡と言っても過言ではありません。またと無い機会。1日1回だけの黄金駅の交換を狙いました。できれば、キハ40が走っていた時代に撮りたかったシーンですが、H100でも十分お宝です。
せっかくなので、丘に登りました。2年ぶりでしょうか。登るには足腰を使います。衰えたとは言え登れるとは思いましたが、難なく登れました。まだまだできますね。70代になっても登れる自信が付きました。
続いて、北舟岡で夕日ショーを撮るのがお決まりのコースです。師走の北海道の日没は16時前後。この時間帯に通過する列車はありませんが、良い夕日でした。この季節はホーム正面に日が沈みます。
そしてマジックアワーの始まりです。日没15分後、貨物が通過します。
日没30分後、北舟岡駅で普通列車の交換があります。空の色はベストでした。水平線には駒ヶ岳もまだ見えています。風もなく穏やかな、冬とは思えない陽気。心地良い時間を過ごすことが出来ました。
最後に、別の日に撮った写真ですが、室蘭本線早来駅で、夕張岳くっきりの1枚。キハ40を願ったら、北海道色が来てくれました。何度か通って、やっと撮れた写真です。
白老鉄日記vol.161「噴火湾を望む2023師走」でした。