アメリカのハロウィーンで絶対にやってはいけない仮装
おはようございます、Jayです。
今度の水曜日はハロウィーンですね。
ちょっと早く今日パーティーなどをされる方もいらっしゃるかと思います。
今現在アメリカに住まわれている方はテレビなどで流れていると思うのでご存知の方も多いかもしれません。
アメリカのハロウィーンで絶対にやってはいけない仮装があります。
「顔や肌をファンデーションなどで濃く(黒く)する」
日本では圧倒的にアジア系の割合が多いのであまり気にされた事ない方もいらっしゃるかもしれません。
アメリカはネイティブアメリカンがいた所に白人や黒人など様々な人がアメリカに自分の意思もしくは強制的に来て出来た移民国家です。
そしていまだに人種差別が根強く残っています。
特に黒人やネイティブアメリカンに関しては酷い扱いをしてきた歴史があります。
昔、白人の演者が顔を黒く塗って黒人をバカにするというのがありました。
これが黒人達を大変傷つけてしまい、顔を黒くする事(blackface)は人種差別でやってはいけない事となりました。
日本ではモノマネ番組で黒人歌手を演じるために顔を黒く塗っている人がいますが、アメリカでは絶対にやってはダメです。
もちろん演じている本人達や観ている日本の方々も黒人を差別する意図はまったいのはわかります。
実際にアメリカでもこの話題が上がりましたが、“差別する意図はなく純粋に本人になりきろうとしているだけだよ”と擁護する意見もあるのですが、やはり“blackface”の歴史があるためタブーというのが大多数です。
まだいまいちピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。
ハロウィーンにしろそれ以外にしろナチス・ドイツの服を着るのはダメですよね?
某アイドルグループがそれを着用して問題になりました。
それはナチス・ドイツは(大量虐殺をするなど)酷い過去があるからです。
服装ではないですが、これと似たような理由で顔を黒くする事は止めましょう。
関連記事:
“本場の仮装”
“ハロウィーンコスチュームの成功例”、“失敗例”
Have a wonderful morning