【シン・社長通信】質の高い警備サービスでみんなが幸せに(パート3)
盆明けから12月の頭まで続いていた、中国自動車道での昼夜連続規制が、無事解除となりました。24時間切れ目なく誰かが現場に従事していたことになります。当該現場に従事していただいた多くのみなさん、お疲れ様でした。
その他の現場でも10月、11月に終了したところがあり、また次回もセフティワンにお願いしたいとの、ありがたいお言葉をたくさんいただいております。このような実績が、お客さんをつなぎ留め、また新たな紹介にもつながります。現場に立つ一人一人が、セフティワンの優秀な営業マン、営業ウーマンなのです。
師走に入り、政治の世界が騒がしい。自民党の裏金疑惑に東京地検特捜部の大捜査が入った。支持率が右肩下がりの岸田首相にとっては、泣きっ面に蜂の心境でしょう。とはいえ、身から出た錆、検察は悪事に対して徹底的に解明してもらいたい。公文書改ざんなど、日本はこの10年間で法治国家として機能しなくなってしまっている。正常な民主国家に戻ることを切に願います。
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前回の話の続きです。
高速道路規制の設置手順として、予告標識設置の次は、いよいよ規制を作っていきます。
まずはテーパー部分です。
矢印板を路肩側(追越規制の場合は中央分離帯側)から出していきます。20メートルから30メートル間隔で矢印板を置いていき、約200メートル強の緩やかなテーパー部分を作っていきます。
標識車をセットしたら、工事車両の入口を作り、次はラバーコーンを置きながら規制を伸ばしていきます。
この時の規制延長は約5キロメートル。トラックの荷台からラバーコーンを置くのですが、ひとつ5キログラムくらいあるラバーコーンを延々(200個近く)と出していると、腕が疲れてきます。
すぐそばでは100キロのスピードで大型トラックたちが通り過ぎていく。あと少しで設置完了という頃には、体力も集中力も切れる寸前。コーンの設置者は、真冬にもかかわらず汗びっしょりです。
規制終了標識を立てて規制が完成です。(ちなみに規制の撤去作業は今の逆手順で行います。)
いずれの作業も、運転手、設置者、設置補助者の連係プレー、つまりチームワークが非常に重要です。息を合わせて丁寧に安全に一つずつの作業をこなしていく。そこにはみんなで規制を作ったという達成感と高揚感がありました。
この話は山陽自動車道で、連続トンネル規制を初めてかけた時の振り返りです。
私自身は最近ではほとんど現場に入ることはありませんが、先日、中国道の規制に穴埋め要員として入る機会がありました。隊長の指示の下、他メンバーは手順通りにそつなく規制設置をしていきます。一連の流れを見ていて、「みんな確実に成長しているなあ。」と実感できました。手探りで始めた高速規制も、今では国道規制と共に我が社の主力事業の一つです。
「一味同心」(同じ目的をもって集まり心を一つにすること)、この社内報の題名を胸に刻み、26年目の舵取りをして参りますので、みなさん引き続きお力添えをお願いします。この1年間もお世話になりました。どうぞよい新年をお迎えください。(了)
代表取締役 加藤 晋(2023年12月16日記す)