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あおいとICカードを巡る旅

KIPS ICOCA

2018.10.08 03:00

場所:近畿日本鉄道 京都線 京都駅 切符売り場

手段:窓口担当者より購入

近鉄が発効するICカードというか、近鉄グループのKIPSポイントカードにJR西日本のICOCAを載せたもの。静鉄の「LuLuCaパサール」と同じハイブリッドタイプです。サービス開始は2012年12月1日。事業者コードがJWになっていることからも、鉄道系ICカードとしての中身はICOCAと同等です。


KIPS ICOCAをICカードとしてカウントして良いのか迷いましたが、LuLuCaパサールがありなら、KIPS ICOCAもありだろうと納得することにしました。


このKIPSという名前の由来は「Kintetsu International Passport System」の略称であり、切符とかけたネーミングになっています。ICOCAといい、何かに引っかけていないと気が済まないのが関西人なのでしょうか。私はこのノリ好きですよ。


裏面のデザインが他には見られない珍しい構成です。裏面の左半分にはICOCA定期券情報や利用者名が記載されます。表面はKIPSポイントカードのID番号が記載されているので、ICOCAとしての情報は裏面にまとめられているようです。

KIPS ICOCAは定期券売場のある近鉄主要駅で発行してもらえますが、購入するためには申込用紙への記入が必須です。売場内にある記入台に申し込み用紙が用意してあるので、必要事項を記入した上で、窓口担当者の方に「KIPS ICOCAを発行してほしい」としっかり伝えましょう。


なお、ポイントカードと一体化しているため、記名でしか発行できません。無記名NGなのはLuLuCaパサールと同じですね。ここで大事なのは、窓口担当者より本人確認可能な身分証明書の提示を求められることです。皆様もKIPS ICOCAを購入する際には、運転免許証などの本人確認書類を持参しましょう。