rmt FIFA19
2018.10.29 00:57
rmt FIFA19 政府は2019年度予算の編成で、高齢化に伴う社会保障費の伸び(自然増)を5000億円未満に抑える方針を固めた。16~18年度は毎年5000億円に抑制する目標を掲げて達成した。19年度は目標が設定されておらず、予算編成の焦点となっていた。抑制分は薬価の臨時引き下げなどで対応する方針だ。
政府が6月にまとめた「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)では、歳出抑制に切り込みたい財務省と、社会保障費の大幅な抑制に慎重な厚生労働省が対立し、19年度以降の数値目標設定が見送られた。
厚労省は19年度の概算要求で、過去最大となる総額31兆8956億円を計上。このうち社会保障費の自然増が6000億円を占めている。政府は大幅な歳入増が見込めない中、財政規律を維持するため、社会保障費を1000億円以上圧縮し、前年並みの5000億円未満に抑える方針だ。