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サロンマーケター岩田のキャリア&マーケBlog

デジタル住民岩田の田舎訪問②

2018.10.29 11:03

さて田舎生活2日目です。


新潟県の山奥、10人ほどしか居ない村に住む祖母に会いにきてるわけですが


今年82才になる祖母は数ヶ月に一度、町まで降りてパーマとカットをしているそうです。

村には民家しかなく、散髪屋さんにはおろか、お店というお店が1軒もないので、

一日3本くらいしか出ていないバスで小1時間ほどかけて町にでます。



ネット予約も、電話番号も知らない美容室に通っているという祖母。予約はしないそうです。



祖母は決まったお店へ行くそうですが、例えば新しいお店に行くことになったとしたら、この村の人たちはどうやって美容室を探すのか...



ネット関連は当たり前だとしても、チラシもリーフも看板も全て通じないし、頼りになるのはクチコミくらいか...



やはり美容室の集客はクチコミによる紹介がベース



ネットに頼らない美容室や美容師さんは、だいたい紹介で新規のお客様を呼んでいますよね。


それができるのがあくまで理想ではありますが、中々難しい。



そのやり方ではどうしてもマンパワーに依存してしまうし、ひと月に呼べる人数や、教育として体系化していくには限界があります。



ただ組織としてシステムで用意できるネット予約は、あくまでツールであると考えるなら、


〝美容室を知る〟とか〝美容室に興味をもつ〟というフックになるのは、やはりクチコミ(≒紹介)が1番信用性があります。




友達の◯◯さんから聞いた美容室→検索(スマホ、チラシ、店頭)→予約

の流れをどのように仕掛けるか??



今の現状は、検索のフックが〝自発的なもの〟にしか対応をしていません。


つまり『悩みを検索する』か『クーポンサイトを探す』か。



でもこれが〝他人からの誘導〟による検索のフックになれば...


という事は、

お客様が話題にしやすい仕掛けをいかに作れるか?がクチコミを促すキーになりますね。



これから選ばれる美容室に必要なヒントが沢山みつかりそうです。





...と、田舎すぎて何もする事がないので色々と考えて過ごしてます。笑



田舎は商売が難しそーだなー


やっぱり人口が多いところが商売はやりやすい。



さて明日、都会へ帰ります。