デジタル住民岩田の田舎訪問②
さて田舎生活2日目です。
新潟県の山奥、10人ほどしか居ない村に住む祖母に会いにきてるわけですが
今年82才になる祖母は数ヶ月に一度、町まで降りてパーマとカットをしているそうです。
村には民家しかなく、散髪屋さんにはおろか、お店というお店が1軒もないので、
一日3本くらいしか出ていないバスで小1時間ほどかけて町にでます。
ネット予約も、電話番号も知らない美容室に通っているという祖母。予約はしないそうです。
祖母は決まったお店へ行くそうですが、例えば新しいお店に行くことになったとしたら、この村の人たちはどうやって美容室を探すのか...
ネット関連は当たり前だとしても、チラシもリーフも看板も全て通じないし、頼りになるのはクチコミくらいか...
やはり美容室の集客はクチコミによる紹介がベース
ネットに頼らない美容室や美容師さんは、だいたい紹介で新規のお客様を呼んでいますよね。
それができるのがあくまで理想ではありますが、中々難しい。
そのやり方ではどうしてもマンパワーに依存してしまうし、ひと月に呼べる人数や、教育として体系化していくには限界があります。
ただ組織としてシステムで用意できるネット予約は、あくまでツールであると考えるなら、
〝美容室を知る〟とか〝美容室に興味をもつ〟というフックになるのは、やはりクチコミ(≒紹介)が1番信用性があります。
友達の◯◯さんから聞いた美容室→検索(スマホ、チラシ、店頭)→予約
の流れをどのように仕掛けるか??
今の現状は、検索のフックが〝自発的なもの〟にしか対応をしていません。
つまり『悩みを検索する』か『クーポンサイトを探す』か。
でもこれが〝他人からの誘導〟による検索のフックになれば...
という事は、
お客様が話題にしやすい仕掛けをいかに作れるか?がクチコミを促すキーになりますね。
これから選ばれる美容室に必要なヒントが沢山みつかりそうです。
...と、田舎すぎて何もする事がないので色々と考えて過ごしてます。笑
田舎は商売が難しそーだなー
やっぱり人口が多いところが商売はやりやすい。
さて明日、都会へ帰ります。